新築マンションを購入するときに、希望する融資額を断られた経験のある人はどのくらいいるのか?
また、どのような理由で、希望する融資額を断られたのか?
希望する融資額を断られた経験のある人は?
国交省が毎年公表している「住宅市場動向調査報告書」に掲載されている「希望額融資を断られた経験の有無(分譲住宅_集合住宅)」を可視化したのが次図。「断られた経験はない」人の割合は漸増傾向。16年度は最も高い94.8%、翌17年度は91.4%。ここ数年、9割以上の人は「断られた経験はない」という状況だ。
銀行の審査が年々甘くなってきているのだろうか。
どのような理由で、希望する融資額を断られたのか?
希望する融資額を断られた1割未満の人たちは、どのような理由で断られたのか?同報告書に掲載されている「希望額融資を断られた理由 (複数回答)」を可視化したのが次図。
年度によって数字が多少変わるものの、最近は「年収」や「勤続年数」で断られる場合が多い。
かつては「勤務形態(自営、契約社員等)」を理由に断られる割合が一定数あったのだが、最近はそうでもないようだ。
年収が少ない人や勤続年数が短い人は、希望する融資額を得られないという現実……。
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