マンションマニアの住まいカウンターのサービス「マンションマニアと中古マンションを探しましょう」ですがお陰様でご好評いただいております。購入時にマンションマニアが仲介店との間に入ることで購入時の納得度が高くなったという声を多くいただき嬉しい限りです。
今回は中古マンションを検討する前に相談者様と決める購入価格の目標設定についてです。
【相場より安く買う】
【相場価格で買う】
【相場より高く買う】
上記のどれかを目標に設定するわけですがそれぞれについて解説いたします。
まず相場より安く買う場合ですがこちらはかなりの即決力が求められますし、大切な用事があってもリスケしてもらい見学開始日に見学するくらいの勢いが必要です。
相場よりお安く売り出されるお部屋は見学可能日に売れてしまうことがあります。過去の事例では相場割れしたお部屋が売りに出されることになったため見学開始日のお昼に見学予約したものの午前中の1組目が満額で買い付けを入れたため実質の2番手となってしまい購入できなかったこともあったくらいです。それだけ相場より安く買うというのは難しいことなのです。
私自身のお話をすると過去に中古マンションを2回購入していますがどちらも相場より安く買いました。当然見学してその場で買い付けを入れた結果です。ただし会社員だったこともあり見学開始日に見学ができず2日目に見学予約を入れていたら当然のごとく1日目に決まってしまい見学さえさせてもらえなかったという失敗も経験済みです。
相場より安く買いたい場合は家族会議などしている時間はありませんから基本的にはシングルの方でないと難しいかと思います。
直近で相場より安く買えた方も見学して即買い付けを入れていましたし、悩みに悩んで買う方でお得に買えた方はほとんど見たことがありません。たまたま強気の指値が通った時くらいですね。
価格は架空のものとしますが先日お得に購入できた相談者様は5000万円が相場のお部屋を4500万円で購入しました。当然ながら即見学の即申込み。なんでそんなにお安く買えたかというとよくある売り急ぎの理由でした。
相場よりお安く買う場合にはかなりの即決力が必要なことと購入までに時間がかかることが多いのでご注意ください。
次に相場価格で買う場合ですがこちらは一番多いパターンとなります。5000万円が相場のお部屋を5000万円で買うイメージです。もちろん即決力は必要ですが見学日の夜、もしくは翌日に買い付けを入れるくらいでも買えることは多いです。新築マンションのようにまったりと家族会議をする時間はありませんが半日、丸一日くらい考えてから買い付けを入れる方も多いです。
とはいえ見学してから一週間など間を空けてしまうとライバルに買われてしまうためご注意ください。
最後に相場より高く買う場合ですが
・あと数ヵ月で社宅を出なくてはならず仮住まい代を考えれば相場より100万円高くてもいいから気に入ったお部屋を買いたい
・子供が半年後に小学校入学のためまったりと探している時間はない
などなど購入を急いでいる方が多くなります。
その他には
・どうしても欲しいマンションがあるが年数回しか売りに出ないので多少高くとも次の売り出し住戸で決めたい
・子供を転校させたくないためエリアがかなり絞られており売り出されるお部屋が少なく購入のチャンスすら少ない
などもあります。
この場合は相手側に買い急いでいる雰囲気を隠しつつ指値してみて相手から返答がきた価格でOKする買い方が多くなります。買い急いでいるとはいえ少しでもお安く購入してほしいですからね。例えば5000万円が相場のお部屋が5300万円で売りに出ていて見学、気に入ったため5000万円で指値、相手から5150万円なら・・・という返答があったらその価格で購入という流れです。まぁ相手から一切値引きが不可と言われても買うつもりではいるものの少しでもお安く購入してほしいのでシレっと指値してみると。
いずれにしてもすぐに買える状態にしておかないと指値もしづらいですからローン審査を早めにしておくことをおすすめいたします。
以上が中古マンション検討時の購入価格目標設定の解説となります。
関連記事
マンションマニアと中古マンションを探しましょう!!
マンションマニア公式ブログ「マンションマニアの住まいカウンター」
マンションマニア公式Twitter フォローよろしくお願いいたします!
マンションマニア公式instagram フォローよろしくお願いいたします!
↓↓マンション購入、売却相談、ネタ提供↓↓
コメントを残す