名作マンション訪問2018年Vol.5になります。
前回の続きで湊界隈の続きから入り、+八丁堀界隈でお送りいたします。
前回のスムログはこちら~
⇒【築地・明石町・湊界隈】名作マンション訪問
早速、メインとなるここから行きましょうか。
パークシティ中央湊ザ・タワー。
(2017年築/36階/419戸)
隅田川以西の中央区分譲タワマンとしては最も高さのあるものになりますので、目立って当然ではあるのですが、当物件に関してはその絶対的な「高さ」以上に目立っているという表現が相応で、トップの特徴あるクラウンと角住戸にふんだんに用いたガラスウォールの透明感が本当に素晴らしいと感じる物件です。
敷地東側には同再開発で整備された隅田川沿いのテラスがあり、この隅田川沿いの立地にマッチした爽やかさと透明感を持ち合わせていることももちろん素晴らしいのですが、ガラスウォールの美しいタワマンは湾岸エリアを中心に数多く存在しており、その爽やかさ・透明感に加え、トップに特徴あるクラウンを施したことで物件自体のオリジナリティ性を高めている点も見逃せませんね。改めて三井さんのタワマン設計及びデザインは素晴らしいものがあると感心させられた物件です。
いつだか夜景の写真も撮ったと記憶していて探したのですが見つからんかった。申し訳ない…。
なお、非常に細かい点にはなるのですが、こういった部分のカラーリングやタイル使い1つをとっても流石と感じることが出来る物件になります。
再開発組合銘板を作ってまでアピールしたくなる気持ちも分からなくはない(笑)。
敷地南側にはこのような公開空地があります。
水盤がいい感じ?
私も実物を見るまではここは水盤と勘違いしていたのですが、この空間は「リバーガーデン幻流」という名称がつけられているぐらいで、流れは「幻」です。
まぼろし~(笑)
震災の後なんかは一時的に水を出すのをやめたりとか、水道光熱費の削減を目的として水を止めてしまったりとかといったケースはありますが、ここはそもそも水が出せるようになっていません。
スーパーが入ることは分譲時から決まっていましたが、1階部分にはデリドになったんですね。
お隣のシティタワーに行く前にこちらも
パークシティ中央湊ザ・レジデンス
(2016年築/10階/30戸)
ほとんどが地権者住戸となった物件ではあるのですが、少しだけ(5戸だけだっけか?)一般分譲もなされた物件で、ザ・タワーと隅田川の間にあるほんまもんのウォーターフロント物件になります。
西側(共用廊下側)はお洒落なグリーンが。
伸びすぎると汚くなりそうなので結構手間もかかりそうではあるのですが、きちんと管理されるのであればこれはなかなか素敵ですよね。
ザ・タワーの東向き低層階はこの部分を望むことになるので、そういう意味でも気の利いた造りと言えそうです。流石です…。
そして、ザ・タワーのお隣では、
シティタワー銀座東
(2019年築(予定)/22階/492戸)
が建設中。
パークシティ中央湊ザ・タワーのような「高さ」こそありませんが、総戸数492戸とパークシティよりも大きな戸数を有していることからも分かるようにかなり太いタワマンで(平均面積はパークシティの方が大きいですが)、見ての通り存在感ではパークシティに負けず劣らずと言ったところですね。
デザインの繊細さではパークシティにはかないませんが、特徴的な深緑を基調としたカラーリングと凹凸のあるマリオンデザインはかなり個性あるもので、パークシティのデザイン性が高かったからこそこのシティタワーが誕生したと言っても言い過ぎではない気がしますね。
なお、湊界隈にはもう1つ素晴らしく私が大好きな建築物があります。
中央区立中央小学校!
設計を担当した久米設計が2013年のグッドデザイン賞を受賞しているぐらいなので、ご存じの方も多いのではないかと思うのですが、むっちゃ格好良いだけでなく、自然環境に配慮した造りという意味でも本当に素敵な建物なのです。
大きな庇の天井部には木目の美しい木材が使われています。
先ほどのパークシティとも調和するようなグリーンも印象的ですが、それ以上に凄いのが1フロア面積の大きな物件ながら全教室が2面採光になっている点ですね。
フロア側面中央部にも吹抜のような空間を設けることで中位置の教室においても二面に窓を施すことが出来ているのです。
私もこの小学校に通いたかった(笑)。
「全然名作’’マンション’’訪問じゃない」というツッコミは勘弁して下さい(笑)。
さてさて、ここからは八丁堀界隈に行きます。
まずは、
ブリリアザ・タワー東京八重洲アベニュー
タワマンとしては珍しいアーキサイトメビウスデザインの物件ですので、それなりではあるのですが、先ほどの湊の2本のタワマンの出来が普通ではないので、こちらは少々地味な印象にはなってしまいますね。
東京駅に最も近い分譲タワマンというだけで十分な価値を感じることの出来る物件ですので仕方ない部分もあるとは言え…。
でも、水盤ありの広がりのあるエントランス周りはなかなか素敵です
右奥はやはりアーキサイトメビウスがデザイン監修したブリリアザ・レジデンス東京八重洲アベニューになります。
さて、八丁堀駅界隈と言うとあとはあそこでしょうか。
プラウド東京八丁堀
(2014年築/12階/106戸)
近隣では現在似た要素が少なくないインプレスト東京八丁堀ル・サンクが分譲中なので多少希少性は薄れますが、東京駅徒歩12分のそこそこのスケール感を有したブランド物件という点は大きく強調できる点ですし、派手さはないながらもプラウドでは珍しい打ち放しを多用した外観デザインもなかなか興味深い物件です。
こちらもどーぞ。
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パークシティ中央湊ザ・タワー
シティタワー銀座東
プラウド東京八丁堀
2,650棟5,800室超を掲載。
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