スムログの中の人から、スムログを盛り上げるために「月2回更新くらい」というリクエスト(指導?)が入った。
私(マン点)が今年に入ってこれまでに読んだ本のなかから、「マンション本」10冊を紹介しよう。
※以下、マンション選びのためのお役立ち度の高い順。
【もくじ】
◇100年マンション 資産になる住まいの育てかた
◇5年後に笑う不動産 マンションは足立区に買いなさい!
◇買って得する都心の1LDK 借りるのは「負け組」
◇新築がお好きですか?
◇定年バカ
◇オリンピック恐慌
◇常勝投資家が予測する日本の未来
◇瑕疵借り
◇事故物件怪談 恐い間取り
◇黄色いマンション 黒い猫
100年マンション 資産になる住まいの育てかた
不動産コンサルタント長嶋修氏の新刊。
マンション管理組合の関係者にとって、「第3章 100年マンション先進事例に学ぶ」は必読。この章を読むためだけに本書を購入しても損はないだろう。
『100年マンション 資産になる住まいの育てかた』日経プレミアシリーズ– マンション・チラシの定点観測
5年後に笑う不動産 マンションは足立区に買いなさい!
これも長嶋修氏の著書。第2章で、「立地適正化計画」に触れられている。一般の人には馴染みのない言葉かもしれないが、郊外でマンション・戸建てを求めようとしている人にとって重要なキーワードだ。
立地適正化計画の区域外は暴落!?『5年後に笑う不動産』– マンション・チラシの定点観測
買って得する都心の1LDK 借りるのは「負け組」
住宅評論家 櫻井幸雄氏の著書。マンションを購入するか否か悩んでいる独身者にとって、背中を一押してくれる1冊になるかも。
独身者の背中を一押し!?『買って得する都心の1LDK』毎日新聞出版– マンション・チラシの定点観測
新築がお好きですか?
砂原庸介神戸大学教授の著書。タイトルは柔らかいが、中身は固い。日本ではなぜ「持家社会」が形成されてきたのか。経済面だけでなく、政治の側面からも分かりやすく解説されている良書。
『新築がお好きですか?』ミネルヴァ書房– マンション・チラシの定点観測
定年バカ
「定年後のリアル」や「定年後7年目のリアル」など、”定年本作家” 勢古浩爾氏(70)の『定年バカ』SB新書。全211頁のなかで、「住宅ローンの繰り上げ返済は大切」という項目に注目!
住宅ローンの繰り上げ返済は大切!『定年バカ』– マンション・チラシの定点観測
オリンピック恐慌
元経産官僚 岸博幸氏(慶應義塾大学教授)の著書。
社会保障サービスが手厚い自治体に住むようにするという判断は、将来に向けたリスクを軽減する観点から重要だという。
残された時間は2年!『オリンピック恐慌』– マンション・チラシの定点観測
常勝投資家が予測する日本の未来
100億円近くの資産を保有する個人投資家、玉川陽介氏の著書。第1章に、マンションの未来が描かれている。
『常勝投資家が予測する日本の未来』経済移民がマンション価格を押し上げる– マンション・チラシの定点観測
瑕疵借り
『千里眼』や『催眠』シリーズなどのミリオンセラー作家、松岡圭祐の書下ろし。訳あり物件に住み込む藤崎達也。賃借人が死んだり事件事故が起きたりして、瑕疵の説明義務が生じた物件にあえて住む”瑕疵借り”を生業としている。
社会派賃貸ミステリー小説!?『瑕疵借り』– マンション・チラシの定点観測
事故物件怪談 恐い間取り
「事故物件住みます芸人」を売りにしているピン芸人、松原タニシ氏の著書。
事故物件住みます芸人が書いた!『事故物件怪談 恐い間取り』– マンション・チラシの定点観測
黄色いマンション 黒い猫
特にキョンキョンのファンというわけではないが、タイトルに「マンション」が含まれていたので読んでみた。タイトルとなっている『黄色いマンション 黒い猫』は、最初に掲載されているエピソードの見出し。マンション選びにはほとんど役に立たない。
小泉今日子『黄色いマンション 黒い猫』– マンション・チラシの定点観測
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