私はそんなに気にしていなかったのですが、福山雅治自宅侵入騒動は世の中結構話題みたいですね。 朝のワイドショーも舛添さんは過去になりこれ一色。たしかに、妻が自宅に帰ってきたらコンシェルジュが中にいたなんてホラー以外の何物でもありません。実際、のらえもんのask.fmにもこんな質問が届きました。
A:福山雅治宅に侵入した容疑者はそのマンションのコンシェルジュらしいですね。コンシェルジュとはいえパートだったりするし、ちょっと怖くなってきました‥‥
Q:あなたが病的ファンが付くほどのイケメンor美人芸能人でない限り今回の事例は人生に全く関係ありません。
ask.fm
・・・すいません、これを見たときに「なにを言ってるの?」と思ってちょっとダークサイドに入ってしまった回答ですが、朝のニュースなどの各社報道を冷静になってみれば確かに怖いことです。いまや大型マンションについていて当然の「コンシェルジュ」が、棟内のどこにでも入れるのだとしたら、存在の根本が問われかねない事件ですから。
結論から申し上げれば、「マンションコンシェルジュはこちらから鍵を預けない限り、専有部の鍵を持っていることはありませんし、普通は預かってすらくれません」。
↓事件の舞台となった超高級マンション
そもそもこの事件おかしいと思ってました。ここ10年くらいの大規模新築マンションを購入したなら、「鍵をなくしたら警備会社へ」が基本なはず。私も入居の際には、コンシェルジュや防災センターには合鍵はない!と口すっぱく言われてます。なのでTwitterこのように述べさせていただきました。
そもそもコンシェルジュに専有部の鍵を預けておくもんなの?
— のらえもん (@Tokyo_of_Tokyo) May 22, 2016
駆けつけの警備会社とかが持ってるのかと思ってたけど、超高級物件だと違うのかな?
そしたらデベロッパー中の方からこのような回答が。
@Tokyo_of_Tokyo 通常、鍵の預かり証は警備会社の名義です。警備会社のセンサーが付いた金庫に厳封保管するのが一般的で、管理会社も、業務委託先のコンシェルジュも触れられません。
— kei natsui (@kei_natsui) May 22, 2016
管理会社に鍵を預けていたとすると、別でハウスキーピングの契約等があったのだろうと推察します。
続報を聞く限り、芸能人に有りがちな鍵を持っていないマネージャーなどの対応のために、福山さん側から頼まれてコンシェルジュが預かっていたというのが真相のようです。画一的な受け答えしかできない普通のコンシェルジュだと絶対NGというでしょうけど、コストが高くつく、できるコンシェルジュほど、こういった個人的に混み入った相談も受つけてしまうのでしょう(特に福山さんのマンションは50世帯ほどの小さなマンションでコンシェルジュが入ってますから普通のマンションとは違ってかなり良い人材を確保していたのだと思われます)。
手段を選ばないバンギャ(バンドギャルの意味で追っかけ女子)業界的には今回のことは起こるべくして起こったことのようです。
福山雅治の件、バンギャ目線でいうとよくある話し。
— 角川慶子 (@KadokawaKeiko) 2016年5月22日
好きな盤麺の所属事務所に就職したり、ケータリング会社でバイトしたり、行きつけの焼き肉店でバイトしたり、有名キャバで網をはる強者もいる。
さて、「コンシェルジュ的業務」というのはホテル業界にはありましたが、これがマンション業界に大々的に広がったのはここ10年くらいだと思います、検索してみると業務の割には薄給かなと思いますし、実際、常日頃募集をかけているので定着率もそれほど良くないのでしょう。増え続ける需要拡大に伴う人材確保や育成が追いつかないという現実があるのだと思います。
それに、妙齢のファンが多いと思われる福山雅治ですと、自宅マンションのコンシェルジュにそしらぬ顔で応募してきた女性の人物の見極めなど、、、むずかしいかもしれませんねぇ。
なんとなく、一番信頼していたベビーシッターに窃盗を受けた、神田うのの事例を思い出します。こういうのが続くと、人と人の信頼ってなんなんでしょうねぇと深く染み入る次第です。
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