この「名作マンション訪問」がとても好きと言っていただくことも少なくないので、久々に散歩してきたのですが、今回は平成最後ということも意識して特定のエリアに拘ることなく「桜×マンション」に焦点を当ててみました。
これまでもこの名作マンションシリーズでは目黒川界隈など桜の季節に幾度か記事を書いていますが、今回は比較的広域なエリアで「桜」に縁のあるマンションをドシドシと集めたので楽しんでいただけるのではないかと思います。
時間と足(と電車とタクシー。笑)を使って結構たくさんの物件を集めたので「前・後編」の2回に渡りお送りしていきます。
⇒過去記事「名作マンション訪問(2016~)」
さて、前編の先日を切るのは…、
ガーデン東十条
ではなく(笑)、
ザ・ガーデンズ東京王子
(2018年築/18階/864戸)
です。
※パチンコ屋さんであるガーデン東十条はザ・ガーデンズ東京王子がリリースされる前からあると思うので、そういう点でも「ザ・ガーデンズ東十条」っていうネーミングはありえなかったはず…(笑)。
敷地西側通り沿いには以前から約300mに渡り桜並木が連なっています。
反射でガラス手摺にも桜が!
総戸数864戸、商業・高齢者住宅などを含めた総開発面積43,000㎡という言わずと知れたビッグコミュニティで、このような随所にゆとりを感じることのランドプランが実現しています。
敷地中央を貫く公開空地(プラザガーデンとガーデンズゲート)
※正面の建物は道路の向かいにある都営住宅です。
エアリーコートのエントランス
ブルームコートの目の前はシーズンズガーデンがあり、エアリーコートとの間の離隔は申し分ありません。本ブログの方で分譲当時に言及しておりますが南東に傾けた配棟はまさに理想的ですし、これだけ敷地の大きなプロジェクトだからこそ実現可能なものであるのは言うまでもないでしょう。
カームコートの前方には先ほどのプラザガーデンが広がっているので同様に南面離隔という点で素晴らしいものがあります。
エアリーコートの南西頂点部には立派なスダジイも。
なお、敷地北側桜並木沿いには長谷工の賃貸マンション「ブランシエスタ王子」があります(「王子」という名称はやっぱり違和感ありますけれどもね…)。。
敷地奥(東側)にあるシニア向け住宅センチュリーシティ王子と一体となった建物なのですが、このブランシエスタ部分の桜並木沿いのデザインはザ・ガーデンズ東京王子よりもむしろ目立っていますね。
1枚1枚のガラスは小さめですが、ガラス面豊かなデザインです。
ついでと言っては何ですが、近隣のザ・パークハウス東十条フレシアと桜もどうぞ
パークハウスの南側にある王子4丁目公園からの1枚です。
次に立ち寄ったのは桜の名所染井霊園です。
「駒込染井・六義園界隈」として改めて名作マンション訪問をアップしようと思っているので今回は1枚だけにしますがこの見晴らしの良い染井霊園内から望むグローリオタワー巣鴨と桜のコラボは結構好きなので載せておきます。
お墓が写ってしまい申し訳ない。。。
如何せん撮影のセンスがないので伝わりづらいと思いますが、染井霊園の北西側はかなり気持ちの良い場所なのでお墓参りの必要がない方にもオススメです(笑)。
染井霊園内にはグラウンドレベルからスカイツリーが良く見える場所もありますし、どこもかしこも高層化で高い建物が多くなった都心部では貴重になった「抜け」の心地よさを感じることが出来ると思います。
さてさてお次はこちらアルファグランデ千桜タワーです。
「千桜タワー」の千桜は以前ここにあった千桜小学校から取っているだけで特段桜がないのは百も承知なのですが、一応分譲時はかなり話題を集めた物件でしたので「桜」つながりでパチッとしておきました。
エントランス脇には小さい桜があります。
そして次は外濠にやってまいりました。
パークコート千代田富士見ザ・タワー
(2014年築/40階/505戸)
以前もガッツリこの名作マンション訪問で取り上げている物件になりますが、この時期にここへ来たら撮影しないわけには行かないでしょう。
⇒名作マンション訪問千代田富士見界隈
プラウドタワー千代田富士見
(2009年築/38階/423戸)
分譲時にはこれに近い外濠方向からのイメージが使われていたはずで、絵になる場所、絵になるマンションですね。
外濠に沿って市ヶ谷方面へ向かうと…、
ブランズ市谷田町(2012年築/13階/39戸)とグランスイート市ヶ谷(2012年築/13階/39戸)があります。
外濠の外側に位置した物件なので南東方向(外濠)に開放感があり、なおかつ、外濠の桜を望めるという魅力の少なくない物件なのですが、取り上げた理由は見た目が同じだからです、はい。
上の写真は2棟構成の1物件に見えると思うので「ん?」と思われた方も少なくないはずですが、向かって右がブランズ、左がグランスイートになります。
もともと1つの土地だったのですが、東急と丸紅とでほぼ同じ大きさの敷地に分け、かつ、同じピーエス三菱の施工で統一したデザインを目指したという非常に珍しいケースになるのです。
JVという形でいいので1つの大きな物件とした方がスケールメリットが得られ良かったような気がしますが、2棟にしたことで一応角住戸率は高まっていますし、小規模ながら立地に加えガラス面豊かなデザインにも特長のあるマンションです。
最後にブランズつながりで2件。
ブランズ九段北
(2015年築/10階/27戸)
外濠は北西側になりますがここは桜の特等席です。
ブランズ横浜
(2018年築/17階/210戸)
有名なハマボールの隣接地に昨年完成した物件で、ガラスウォールに新田間川沿いの桜並木が映えます。
NAP建築設計事務所によるグルングルンな下層部の階段がデザイン面の大きな特徴になっています。
※当物件の土地は従前高島屋関連施設だったため1~3階は高島屋が所有しており、このアーティスティックな階段のある2~3階部分の屋上庭園にはマンション住民は入ることは出来ません(4階部分には別途オーナーズガーデンがあります)。
あ、そういや四谷駅前の再開発の写真も撮っていたのでついでに載せておきますー。
31階建なので、もう大分上まで来ていますね。
次回は、「桜×マンション」後編です。
数日中には公開しますのでもう少々お待ちを。
こちらもど~ぞ。
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