どうも！マンションマニアです！

GWいかがお過ごしでしたか？
もちのろんマンションマニアはモデルルームへ訪問しまくりましたっ！！

さて、今回は「こんなマンションはおすすめできな～い！！」となってしまうマンションとはどのような条件なのかを共有いたします。

不動産は立地が9割と言われているものの、どんなエリアでどんなマンションを買うのかは人それぞれ自由ですし、価値観も人それぞれなことは百も承知です。とはいえ人生で一番高い買い物ですから納得して購入してほしいのです。

資産性が低いマンションだとしても資産性が低いことを理解し、それでも住みたいと思えたなら購入しても良いでしょう。資産性がすべてではありません。(残債割れしない資金計画はマスト)
ただ、資産性が低いことを知らずに購入することはダメです！

建築費高騰によるマンション高値市況の今、専有面積の縮小、設備仕様などのコストカットが多かったりと全体的に厳しい新築マンションが多いわけですが今回はそれ以前の問題で、「これだけは買わないほうがいい～！！」と相談会やメール相談でお伝えしている一番強調したいことを共有いたします。

それは

【検討している新築マンションと駅の間に似たような中古マンションがあり、それらの中古より高い価格の新築マンション】

です。

例えばA駅徒歩10分の新築マンションが坪単価250万円で販売されていたとします。

その新築マンションを検討するにあたり必ず確認しなければいけないことがあります。それは周辺にどんなマンションが存在しており、いくらくらいで動いているのかということ。とくに検討している新築マンションよりも立地で優れるA駅～新築マンション間はしっかりと確認する必要があります。

・中古マンション(築5年)　A駅徒歩5分　坪単価220万円
・新築マンション　A駅徒歩10分　坪単価250万円
・中古マンション(築5年)　A駅徒歩15分　坪単価170万円

上記のようなパターンです。

当然ながら新築マンションが中古になったときには同じ土俵で戦わなければいけないわけで、新築マンションよりも立地が優れている築浅中古マンションが坪単価220万円くらいで動いていたらどうでしょうか？新築というプレミアムが剥がれたら中古という土俵で戦わなければいけないことを忘れてはいけません。

マンションギャラリーでは「マンション価格が高騰している中でうちのマンションはこんなに安いのです！」と資料を元に説明してくることも多いですがあくまでそれは新築という世界での話です。本当に価格に自信がある新築マンションであれば近隣の中古相場を見せてきますから。

資産性が低い新築マンションを検討中の方が相談に来られた際に「なぜこちらのマンションを気に入っているのですか？」と質問すると9割はこのような返答があります。

「安いからです。」

安さがウリのマンションはいつになっても安さをウリにするしかないのです。一概には言えませんが安いから欲しいと思ってしまう新築マンションは安さが一番の武器ですから資産性が低いに決まってますよね。もちろん周辺相場と比べて安いのであれば話は別ですが建築費高騰の時代ですからそうでないことが多いです。

・購入しようとしている新築マンション、もし中古だとしても欲しいと思えますか？
・購入しようとしている新築マンションが仮に築5年で今現在販売されていたらいくらなら買いますか？

若さだけに気を取られてはいけません。もし割高感あるけどもエリアも気に入ったし・・・と思った際には周辺の中古マンションに目を向けてみてはいかがでしょうか？もし周辺を調べて類似マンションがなかったり中古と価格差が少なければ買いである可能性が高くなります。

こんな時代だからこそ高値掴みは避けてほしいのです。5000万円で購入したマンションが10年後に3500万円になるよりかは4500万円であったほうがいいですよね？お子様などの関係でエリアが絞られてしまうのであれば仕方ありませんがそうでなければ少しでもリセールの効くエリア、マンションにすることをおすすめいたします。

この記事は資産性の低い新築マンションを否定するものではありません。ただ、知らずしてそのような新築マンションを購入して後悔する方を減らしたいのです。

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