本日は、新居探しがガチな人向けのアドバイス。
新築マンション、いまは様子見がオススメ
IT長者やパワーカップルなど高値づかみを気にしない人や、ハイリスク・ハイリターンを厭わない人たちを別とすれば、いまは新築マンションの購入を急がない、様子見がオススメ。首都圏郊外の新築マンションになら手が届くと考えている方。郊外の新築マンションを持つのはできれば避けたい。安かろう狭かろうでは将来、”負動産”になりかねない。
23区だけでなく、千葉や埼玉、神奈川では、販売価格を抑えるために新築マンションの専有面積がドンドン小さくなっている。(次図)。
「郊外で新築マンションの”負動産化”が進んでいる」より
それでも新居探しに迫られている人は…
中古マンションといえども、新築マンション価格に引っ張られて、上昇傾向にある。特に、都心3区(千代田、中央、港)の中古マンションの成約単価の上昇は著しい(次図)。価格面では、城東地区(台東、江東、江戸川、墨田、葛飾、足立、荒川)が狙い目。
「首都圏中古マンション市場動向(19年4月)」より
城東地区(=東京都の最東部)は高尾山から離れているので、花粉症の人にとって優しい地区だ。
ただ、江東5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)は、河川の決壊や巨大台風による高潮など、大規模水害リスクが気になるところ。大規模水害が起きる可能性のある場合には、江東5区のほぼ全域に広域避難勧告が発令されることになっていることを納得したうえで住もう。
※詳しくは、「江東5区のマンション高層階住民、大規模水害で広域避難は必要か?」参照。
あと、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、羽田空港の国際線発着回数を増やすために計画されている都心上空を飛行する羽田新ルートも要チェック。羽田新ルート直下から1km以内のエリアのマンションはできるだけ避けたい(図)。
「羽田新ルート|区民数百万人が騒音影響…絶望的な未来」より
不動産屋はウソをつく…
北川景子のコミカルな演技で話題になった「家売るオンナ」。第1話の衝撃的なセリフをご存じだろうか?医者夫婦の留守宅で息子のそら君と一緒に留守番をする庭野(工藤阿須加)と三軒家万智(北川景子)。そら君に「(万智さんも)ウソつくの?」と尋ねられた万智。「つきます」と即答。
不動産屋はウソをつく。カモネギにならないためには、「スムログの質問コーナー(無料)」で相談するのがベター、三井健太氏やマンションマニア氏に有料で相談するのがベスト。
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