こんにちは、やまちゃんです。
最近、パソコンを買い替えまして、新しく出たVAIO SX12という端末を買ってしまいました。なかなか秀逸な端末でして、今買えるWin機の中でもいい線いってるんじゃないかと思ってます。(上のリンクにアフィリ貼ってたらウケますね 笑)
小型軽量(900g弱)、丁度いい画面(12.5inch)、LTE内蔵(WiFi無いと自動接続)、キーボードバックライト付、あと一番気に入ってるのがスマホ用バッテリーで給電できるんです。普通の5V-2A出力ですが給電できてアダプタを持ち歩く必要がなくなりました(充電は実質厳しい)。ちなみにバッテリーは公称時間のしっかり半分です(笑)
さて、今回のご相談に参ります。
差出人:みみ
ペットを飼っているブロガーさんへ質問です。
オプションについてのお便り返しを読んでいて質問したくなりました。
宜しくお願い致します。
新築マンション入居前なのですが、我が家はチワワを1匹飼っています。
オプションでペットフロアコーティングが追加できるようなのですが実際どうなのか気になりまして…。(爪で床が傷つく?)
また、動物なので匂いも気になります。
現状エコカラットをつけて匂い対策を考えています。
消臭対策もオススメがあれば教えて下さい。
他にもペット関連で気を付けて方が良いことがあれば教えて下さい!
どうもご質問ありがとうございます。ご回答しますね。
まず、フロアコーティングと言っても種類がいくつかあります。性能の違いはこちらのサイトでとても分かりやすく勉強になりましたので共有します。
フロアコーティングの種類 – 業者選びはフロアコーティングの種類を把握してから
ペット用のフロアコーティングをする際に実質的に期待できる効果として意味があるのは滑り止め対策とオシッコ保護、あとは(気持ち)臭い対策になるかな?と思います。
滑り止め対策について
滑り止め性能については、滑り抵抗係数を表すCSR値という指標があり、日本建築学会の指針によると人が裸足で動作する床ではゆっくりとした動作で0.4以上であることがで推奨されています。ワンちゃんとフローリング滑りの話になりますと、こちらのページが分かりやすかったので参考までに。
愛犬を守る!フローリングの滑り(CSR・D’)
- 犬の関節トラブルの70%近くは滑りやすい床の上で起きている
- 犬はCSR・D’値が0.676以上であれば、ほとんどの小型犬は動作に支障なく生活できる調査結果がある(CSR・D’=犬の滑り抵抗係数、DogのDだそうです 笑)
当方で調べたところ、フロアコーティングのCSR値は以下の通りで(※商品個別で違うため数値は参考程度に)
- シリコンコーティング 0.9
- セラミックガラスコーティング 0.8
- ガラスコーティング 0.7
- UVコーティング 0.6
- (日本建築学会推奨) 0.4以上
さて、滑りが止まるのは良いのですが、一方で床が滑らないことにことによって家具を移動した時のビビリ音の問題が出てきます。とは言っても動く家具と言えば椅子くらいですが、足がゴム製で滑り止めになっているものは音が気になってしまいますし、階下にも響きやすいです。
この場合、ホームセンターなどで椅子の足に両面テープで取り付けるフェルトシートとか、フェルトの付いたキャップ(直接はめられるもの)を取り付けると音の問題が解消しますので、コーティングとセットで考えて下さい。
臭い対策について
ワンちゃんの臭いはフロアコーティングしようがエコカラットを付けようが、正直あまり変わらないという意見を私は持っています。もし既にオプションで付けておられたら申し訳ないのですが、「臭わない気がする」的な気分の問題だと思ってます。特にエコカラットは実感値として、分からんですね~。あれ意味あるのかな。。
ワンちゃんを飼ってて臭いが一番気になるのは言うまでもなくオシッコとウンチで、臭いを防ぐ一番良い方法はトイレに行ったらすぐ処理することです。
国産有名メーカーで、臭いが気にならないペットシーツとか商品として沢山出てますが、何だかんだ臭いますよね。だったら楽天とかアマゾンでとにかく単価の安いペットシーツを買って、少しでもオシッコしたらこまめに取り替えるのが一番臭いが気になりません。これだけでワンちゃんの臭い問題は大方解決します。
フロアコーティングで塗膜すると防水性が高くなりオシッコは拭き取りやすくなります。掃除のしやすさ、臭いの付きにくさにはいいでしょうね。
ちなみに我が家でも小型犬を飼ってるんですけども、室内の犬用トイレ付近でよく失敗する箇所があって、繰り返しオシッコがかかります。フロアコーティングはしてないのですが、そうなるとフローリングの継ぎ目が黒く変色して幅が広くなり、上から押すとギシギシいいます。
コーティングしてたらこういう問題の大部分は回避できそうですが、フローリングの継ぎ目部分まで完全に塗膜できるかと言うと完全ではないのでご承知おきください。
傷対策について
コーティングしてもしなくてもワンちゃんの爪の傷が気になるほど付くことはないでしょう。ましてやチワワちゃんなら余計に気にする必要はないと思います。むしろご家族が日常生活でつける傷の予防をするかどうかの視点になります。
フロアコーティングにはJIS規格試験で塗膜の硬さの基準があり、鉛筆硬度で表されます。BとかHとかHBとかありましたよね、アレです。参考までに以下記載します。
(※上ほど硬い、下ほど柔らかい。商品個別で違うため参考程度に)
- セラミックガラスコーティング 9H
- ガラスコーティング 8H
- UVコーティング 5H
- シリコンコーティング 4H
- 水性ウレタン H
あと余談ですが、コーティングすると表面に光沢が出ます。部屋の統一感を考えるとワンちゃんが部屋に入る・入らない関わらずご自宅内のフローリング全体にすることになります。
費用面で少しお高くなってしまうかも知れませんが、ワンちゃんの怪我の予防、ご家族がつける傷の回避、フローリングの耐久性UPなど総合的に考えると安いものかも知れませんね。
そのほか
他にもペット関連で気を付けて方が良いことがあれば教えて下さい!
マンションと関係ない話ですみませんけども、ワンちゃん飼育で気をつけることで思いつくのは、老齢になるまでには必ずペット保険に入ってください!ということです。老齢=8歳くらいです。
どんなに気をつけて飼っていても、小型犬ですと骨格が弱いので怪我はするときにはしてしまいます。あと老齢になると内臓も弱ってきます。
犬ってしゃべりませんから、本当に具合が悪くならないと飼い主でも分からなかったりしますよね。病気になってから回復させるより、定期的に健康診断して未病の段階で悪いところを見つけて処置する方が長く健康でいられます。
すでにペット保険に入っていらっしゃれば要らぬお世話ですみませんけども、もし入ってなければ、11歳くらいになれば新規で入りたくても入れなくなりますので、8歳ごろ目処に検討されてみてください。
うちで飼ってる犬は12歳(2匹います)になりますけども、これまでに病院にかかった怪我や病気を時系列で書きますと、歯槽膿漏、脱臼、胆泥症、腸炎、膀胱結石、前立腺肥大症、なんかもう色々あるんです。
2匹とも今は常時、肝臓を保護するために利胆剤(ウルソデオキシコール酸)を飲ませてます。人でも飲む薬です。手術、入院、通院、投薬は無論ぜんぶ保険金が出ます。元取ってるくらいの勢いです。
脱臼はまさに、フローリングで滑って転んで脱臼です。後ろ足の大腿骨を脱臼したのですが、ここ外れると元に戻せなくて、大腿骨の根元(骨の先っぽ)を切断するんです。もうね、泣きましたよ。
でも犬ってすごくて、骨はつながってないんですけども筋肉が強くなって周りを保護してくれて、今は普通に4本足で歩けます。(ただし元の運動能力はありません)
みみ様が飼っていらっしゃるチワワちゃんが何歳かは分かりませんけども、どうしても歳を取ると弱ってきます。それでも長い間、家族として一緒に生活してやっぱりかわいいでしょうし、愛情がありますし、少しでも長く健康に元気にいてほしいものですよね。
保険は月額掛け金が高くとも保険金支払い額(治療費に対する割合)の多いもの、あと小型犬は歯槽膿漏になりやすいのでカバーされるものが良いかなと思います。歯槽膿漏をカバーしない保険は多いのでご注意下さい。
コーティングの話とはかけ離れてしまいましたが、大事なことだと思いますので、書いてみました。Have a good ワンちゃんライフ!
以上、ご参考になれば幸いです^^
当方からのご回答は、過去にスムログに頂いた古めの質問をピックアップさせて頂いております。特定のケースについてご質問の際、その内容を一般化して多くの方に関係する内容とさせていただく場合があります。また本記事は、当方の個人的な見解・意見であり、その内容に関していかなる責を負うものではありませんので予めご了承下さい。