日本を襲ったスーパー台風15号・19号は、各地に甚大な水害被害をもたらした。
マンション選びでは、東日本大震災以降、地盤リスクには注意を払うようになったが、水害リスクにはあまり注意を払っていなかったのではないだろうか。
あなたが検討しているマンション所在地の水害リスクを簡単に調べる方法を紹介しよう。以下に示す3つのステップで、「洪水によって想定される浸水深」を知ることができる。
※台風15・19号による被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
◇STEP2:メニューを選択
◇STEP3:「洪水浸水想定区域」タブを選択
◇(おまけ)ハザードマップで詳細確認
STEP1:「重ねるハザードマップ」にアクセス
国交省が運営しているサイト「ハザードマップポータルサイト」にアクセスし、「重ねるハザードマップ」にあなたが調べたいマンションの住所を入力する(次図)。※以下、武蔵小杉駅(川崎市中原区小杉町3丁目492)の例。
STEP2:メニューを選択
武蔵小杉駅周辺のマップが表示されたら、①「洪水」、②「全表示」、③「∧」の順に押していく(次図)。洪水関連のマップが表示される(次図)。
STEP3:「洪水浸水想定区域」タブを選択
マップの下部にある「洪水浸水想定区域」タブを選択すると、洪水によって想定される浸水深が表示される(次図)。武蔵小杉駅周辺の「洪水によって想定される浸水深」は、「0.5m~3m(想定最大規模)」であることが分かる。
(おまけ)ハザードマップで詳細確認
さらに当該地域のハザードマップで詳細を確認したい方は、表示されているマップ左下の「位置情報」タブを選択し、「川崎市 中原区のハザードマップを見る」をクリックする(次図)。「洪水ハザードマップ」や「内水ハザードマップ」などのリンクが表示されるので(次図)、閲覧したいマップのリンクをクリックすればよい。
上図が表示されない場合には、表示された白地図のうえにマウスを重ねると自治体名が表示される(次図)。
あなたが閲覧したい自治体名であることを確認のうえ、クリックすると、上図が表示される。
いつもありがとうございます。
わかりやすく素晴らしいと思います。
最新のハザードマップが反映されてない場所もあれので、更新が待たれますね。