先日投稿した「マン点流!見える化(晴海フラッグへの関心)」と同様の手法を用いて「ブランズタワー豊洲」を見える化してみたところ、興味深い事象が観測されたので読者の皆さんにご紹介。
【もくじ】
◇ブランズタワー豊洲への関心
◇マンコミ投稿者の関心の変化
◇HARUMI FLAGには及ばず!?
ブランズタワー豊洲への関心
ブランズタワー豊洲は総戸数1,152戸、48階建て、2021年10月下旬完成予定。第1期販売は450戸。不動産・マンションの口コミ掲示板「マンションコミュニティ」で「ブランズタワー豊洲」に投稿された件数は1.3万件を超えている(11月22日現在)。
17年10月以降の投稿件数を見える化したのが次のグラフ。これまでの主なピークは、次の2つのイベントと関連していることが分かる。
- 19年6月14日:モデルルームをメディアに公開
- 19年11月5日:第1期抽選(登録受付:10月26日~11月4日)
第1期抽選(11/5)のあと、第1期2次の販売で(登録11/23、抽選11/24)、マンコミ投稿者の関心は急上昇。
マンコミ投稿者の関心の変化
ブランズタワー豊洲の膨大な投稿データ(投稿件数1.3万件、約120万文字)をテキストマイニング分析して、マンコミ投稿者の関心の変化を見える化したのが次表。月ごとに抽出した特徴的な言葉上位10語がマンコミ投稿者の関心の変化を表している。今年の6月14日にメディアにモデルルームが公開され、一般の人もモデルルームに訪れるようになると、10月26日の第1期登録受付に向かって、マンコミ投稿者の「価格への関心」が低下する一方で、「買いたい気持ちが」高まっているように見えないだろうか。
HARUMI FLAGには及ばず!?
ブランズタワー豊洲のデータだけを見ていると、マンコミ投稿者の関心がものすごく高いような印象を受けてしまうかもしれない。そこで、HARUMI FLAGのデータを重ねてみた(次図)。こうして2つの物件を並べてみると、HARUMI FLAGへの投稿者の関心の高さがいかに大きいかが分かるだろう。ただ、第1期抽選の時期を比較してみると、ブランズタワー豊洲のピーク投稿数が1週間で約700件であるのに対して、HARUMI FLAGは約1,000件。それほど離れているわけではない。
次期販売に向けて、両者の関係が逆転することがあるのか……。
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