困りました。
ここ最近発表されるマンションは相場よりも高値です。
理由としては建築費がMAXのときに発注されたマンションが出てきているからでしょう。建築費は横ばいといいますからこの傾向はしばらく続きそうです。
モデルルームで価格表を見る際のマンマニはこんな感じです↓
建築費高騰の影響でマンション価格が上昇しているとはいえ、表面上の価格にすべてを転嫁してしまうとエンドユーザーの予算がついてこれません。そのため表面上の価格を少しでも安くするために専有面積を抑えたり室内のグレード感を落としたりしています。先日【3LDKが2800万円台から】という広告を見て『おっ!』と思ったのですが物件概要を見てみると60㎡の3LDKと書いてありびっくりしました。
これから住宅を探すエンドユーザーも辛いですがデベロッパーも辛いですね。営利企業ですから儲けなくてはいけません。心の中では『これは・・・』と思っても売らなければならないのです。
そんな中でも今が買い時のエンドユーザーさんは今ある中からマンションを選ばなければなりません。もちろん5年、10年待てるなら話は別ですが1年程度では大きく変わらないでしょう。結婚、子供の成長などなど今買うべき人たちに『待ちなさい!』とは言えません。その方たちにとっては買い時なのですから。
ではどのようなマンションを選べばいいのでしょうか?
以前からお話していますが、資産価値を優先させるのであれば築浅の中古マンションです。実際にマンマニも今年に入り中古マンションへ買い替えました。6回目の購入でしたが中古マンションは2回目です。しかしながらマンマニは新築マンションが好きです。ただ、マンマニは家族構成が確定していないため買い替える可能性が高く、中古を選ぶ必要がありました。
それでは新築マンションを買ってはダメなのか?
いや、それは違います。新築マンションでしか得られない喜びは多くあります。0からコミュニティを形成できるメリットも大きいでしょう。実際にマンマニもいつか結婚や子育てなどが理由でマンションを購入するのであれば多少高くとも新築マンションを選ぶはずです。
しかしながら現在の市況では『新築プレミアムを買うんだ』という心の割り切りが必要になります。マンションによっては数年後に2割、3割価値が下がることがほぼほぼ確定している物件もありますからその分は新築プレミアムなんだ!と思えるかがポイントです。価値が下がることを知りつつも新築マンションを購入するのであれば『こんなはずでは・・・』と後悔することもないでしょう。
今の市況で新築マンションを買うということは車や洋服などなど消耗品を買うのと同じで、車も洋服も一旦人の手に渡れば大きく価値が下がります。つまり新築プレミアムが大きい商品です。それでも下がることを知りつつも新品を買う人が多いわけです。同じような気持ちで買うことができ、かつ値下がりに対応できる余力を得られるのであれば新築マンションを選んでも良いでしょう。
マンマニは『こんなはずでは・・・』というエンドユーザーを減らしたいのです。多少割高でも良いマンションは紹介していきます。ただ、値下がりの可能性については正直に話します。それをわかったうえで購入してほしいからです。
マンマニの読者様はプレファミリー、ファミリーの方が多く、今が買い時の方が多くいます。資産価値と家族の幸せのバランスを取るのは簡単ではありませんが、ブログ記事を参考にしていただき良い物件に巡り合ってくれたら嬉しいです!
記事内画像出典:AKBINGO!キャプチャ
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