前回に続き「IoTマンションの機能」について書いてみようと思います。
第二弾は「外出先からスマホでインターホンに出れる機能」です。さて、どんなことができるのでしょう??
第一弾のIoTマンション記事にいただいたコメントを見ても、かなり便利な機能を有したマンションもあるんだなーと思うと同時に、生活リズムに合わせて上手く活用されていることに驚きました。
IoTマンションは使い方次第でQOLは相当上がる気がします。
第一弾の記事はこちら
↓ ↓ ↓
【スマホで風呂の湯はり/追い炊き!どこでもリンナイアプリ】外出先から操作可能なIoTマンション事情
目次
「インターホン向けIoTシステム」の機能と我が家の利用状況
では早速、いってみましょう。私が過去に住んだことのあるマンションで利用したことのあるマンション内IoTサービス。
それは「インターホン向けIoTシステム」です。
「プレミアインターホン」というものでしたが、簡単に言うと、「外出先からスマホでインターホンに出れて、オートロックの開錠もできる」というものです。
その他にもいくつか機能がありますが、まとめるとこんな感じ。
↓ ↓ ↓
主な機能
・インターホンからの呼び出し受信
・インターホン通話
・オートロックの解錠
・来訪者履歴の確認
・宅配ボックスの着荷状態の確認
さて、この「インターホン向けIoTシステム」の利用状況ですが、実は、我が家ではあまり使うことはありませんでした。
最初は物珍しさもあり、外出先から何度かスマホで対応していたのですが、結局、不在でも宅配ボックスに入れてくれるので、わざわざ仕事中に出る必要もないなという判断になりました。
当初のやりとりはこんな感じです。
業者さん 「荷物お届けにあがりましたー」
私 「今、外出中で家にいないので宅配ボックスに入れておいてくださいー」
業者さん 「分かりました。入れておきますねー。」
という感じ。これ、わざわざ出る必要あるかな、、と思ったわけです。
もちろん、ひとまず出て、その場で再配達の時間帯を決めるなどの活用はあると思いますが、外出先では仕事などでバタバタしていることも多く、都度対応するのが億劫になったという感じでした。
また、配達業者さんとしては、家のマンションで呼び出して、ちゃんと住人が出ているのに、マンションにいないってどういうこと?(状況が分からない)みたいな反応も当然あるため、最初に、遠隔で出ている説明も加える必要があったりと、まだサービスが浸透していないが故の面倒さもあったりしました。
活用シーンや活用例など
ただ、振り返ると活用したシーンもいくつかありました。
それは、マンションを出てすぐのタイミングで、配達業者さんが来ていることがインターホン向けIoTシステムのおかげで分かり、それはその場で対応できたほうがよかったものだったので、すぐにマンションに戻って荷物を受け取ったケース。
そのほかに、宅配ロッカーに荷物が届けば、アプリ上でお知らせしてくれるので外出先から荷物の到着有無を確認したい人には便利かもしれません。
▼こんな感じで画面上に表示されます。
あとはエントランスオートロックの開錠などもできるので、知人を呼んでのパーティーなどで、自分は買い出しでちょっと外出しているときに、開錠してあげて、エントランスラウンジで待機してもらうなど。ゲストを招くことも多いであろう共用設備が充実した大規模タワマンなどに導入されていると便利かもしれませんね。
インターホン向けIoTシステムで実際にあったエピソード
こんなこともありました。来客予定があり、マンション1階のラウンジで待機していました。そして来訪者が到着して部屋のインターホンが鳴りました。
私はエントランスそばのラウンジでスマホで対応。「はい、今行きますのでそちらでお待ち下さい」といいつつ電話を切って数秒後にご対面。
「え、え、どこから来たんですか!!!??? お部屋にいたんじゃないですか?」と驚かれました。
来訪者としては部屋からエントランスに来るまで、当然いくらか時間がかかるものと思っていたのに、いきなり私が現れたので驚いたというわけです。
で、「スマホでインターホンに出れるんですよ」という話をして「今はそんなサービスがあるんですね」と驚いていましたが、その方は不動産仲介のお仕事をされている人。業界内でもIoTはまだそれほど浸透していないのかもなーと思ったものです。
マンションのIoTサービスも結局は生活スタイルなどによって活用方法も異なる
ということで、過去に使ったことのあるIoTサービスについて書いてみました。
マンションのIoTサービスについては、家族構成や生活スタイルなどによって、活用の方法や頻度も異なると思います。
実際に使われている方でこのような使い方をしている、といったものがあれば是非教えてください。私の場合、インターホン向けIoTシステムの機能をまだ活用しきれていない気がするんですよね。
《次回記事は・・・》
高級マンション、もしくは某再開発プロジェクト(個人的に一番楽しみにしている再開発)に関する記事を書こうかなと思っています。
コメントを残す