お便り返しとなります。
差出人:新築入居待ちさん
メッセージ本文:
21年末に新築マンションの入居を控えています。
現在は分譲マンションで生活していまして、そこを売却前提で次居の提携ローンを通してます。
しかし、21年末を待たずに春に転勤内示を受けるかもしれない状況になりました。
希望は下記です。
手付放棄が勿体ないので一旦引き渡しを受けてから売却するか賃貸に出すか検討したい。
その場合に売却を選択しても銀行側は当初通りローンを組ませていただけるのでしょうか？
幸い残債割れは発生しないため売却に傾いてます。
銀行側に正直に伝えても仕方ない事情として考慮いただけるものか過去にそのようなケースをご存知の方に回答お願い致します。
新築入居待ちさん様
マンションマニアです！
お便りいただきありがとうございます。複数名指名ですが何度も何度も経験あるパターンのため私が回答いたします。
新築マンションの場合は購入から入居まで時間がありますからその間に転勤、家族構成などなど様々な変化の可能性が高くなります。マンションカウンターへの相談でもかなり多い内容です。
ご質問への回答としては「基本的に予定通り住宅ローンを組んで購入することができる」となります。
※転勤ではなく転職だと話がまったく異なります(ご質問者様は転勤)
ただ、あくまで住まうことが前提ですから引き渡し後にしばらく空室にしてよいのか？住民票の異動は？(登記や住宅ローン減税も絡む)場合によっては賃貸？などは銀行へ要確認が必要です。
先ほどの「基本的に予定通り住宅ローンを組んで購入することができる」の基本的な部分は住民票です。住民票を移すことが困難だと厳しい可能性大です。(会社側が転勤している間の住民票扱いに規定があるかでも変わりますね。)
転勤だとしても住民票をそのままにされる方は多いものです。1年以内の転勤(出張の延長線上)であったり、期間未定でも生活の拠点として変わらないのであれば移さなくても法律上も問題ありません。(単身赴任なのか家族まるっとなのかも関わってきますね。住民票の異動自体は法律上の義務ですからまるっと拠点が変わるなら手続きしないとダメです。)
そのまま引渡しを受けて即転売もできますがそれであれば引渡しの前から世に出しておくと良いでしょう。人気マンションであったならば動く可能性もあります。
また、売主によっては転勤を理由とした白紙解約を認めることもあります。印紙代とオプション代は戻ってこないでしょうけども契約をなかったことにできるか相談することをおすすめいたします。ただし、辞令が出てからでないとエビデンスがないので難しいでしょう。
マンションカウンターで上記のような相談を受けた際にはまず購入されたお部屋の査定をします。その結果手付金を放棄したほうがダメージ少ないと判断した際は手付金放棄をおすすめ、購入・売却の手数料や税金を考慮しても手付金放棄よりダメージ少ないなら即転売をおすすめしています。
購入時と売却時の手数料が重いため即転売をおすすめできるのは人気マンションくらいですね。そもそも人気マンションでなければ手付金を言い値の10％入れている人も少ないですし。
文面から察するに人気マンションなのかな？と思います。それであれば即転売をおすすめいたしますが住みたいのであれば一時的な賃貸ができるといいですよね。お勤めの会社は転勤となった際には何年くらいでしょうか？2年、3年ならそれに合わせて定借で貸すこともできます。
第一希望が売却であるなら査定結果をもって即転売、手付金放棄のどちらがおすすめかをお伝えさせてください。
ご相談お待ちしております！！即転売も多く取り扱っております！！
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マンションマニア様
アドバイスありがとうございました。
今年の転勤は回避すべく動いていますので来年以降に転勤になった際には貸すか売るかを含めて相談できたらと考えています。
新築入居待ち様
マンションマニアです！コメントいただきありがとうございます！
マンションカウンターでの個別相談、ぜひお待ちしております！
引き続きよろしくお願いいたします。