今感謝の正拳突きキャンペーン中なのでサクサク答えます。千本ノックみたいなもんです。
差出人: つきこ
誰に答えて欲しいですか?
住井はな, DJあかい
メッセージ本文:
いつも勉強させていただいています。来年初め頃に新築マンションへの引っ越し(住み替え)予定です。原住居(駅近の都内コンパクトマンション、ローン完済)は売却をすることを考えているのですが、引っ越し前に売却するのがいいのか引っ越し後がいいのか迷っています。私が考えるそれぞれの利点は以下のとおりです。
・引っ越し前に売却:早期に売却代金が手に入る(かもしれない)、家具がある状態で見せられる
・引っ越し後に売却:内見によりペット(猫)の負担にならない、きれいな家が見せられる
正直、ペットの負担以外あまり引っ越し後に売却するメリットが考えにくいところではあるのですが、マンションを売却したことがなく、どれくらい内見(や売却活動)が負担になるのか見えにくく、売却時期についてアドバイスいただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。
つきこさん、もうご自分の中で答えが出ているような…。
基本的に居住中内覧は売主も仲介も負担が大きいです。土日は基本外出できないと思った方がいいですし、仲介業者も居住中内覧はアポ取りから始めなければならないので優先順位が下がります。そしてつきこさんが「家具がある状態で見られる」とメリットとして挙げられてますが、これは残念ながら多くの場合メリットになりません。居住中内覧で感度が出るのはものすごいお金持ちの部屋や家できちんと手入れや掃除がされていて立派な小物や飾り物があるケースくらいで、一般の人の生活感を進んで見たいという人はあまりいません。仰るように知らない人が次々やってくる状況は猫ちゃんのストレスにもなるでしょうし、内覧者にとっても猫アレルギーなどデメリットの方が大きいでしょう。おまけにそうやって苦労して内覧を受けても、買主の反応はいま一つ(何千万の買い物なので生活感あるものよりパリッとしたものを買いたい人が多いのです)で成約に至りにくい、ひどいケースだとあて物に使われることもあります。
居住中内覧は買い替えで買い先行しちゃったとかでやむにやまれず行うもので、つきこさんのように残債がないのであれば、迷わず引っ越し後の売り出しをお勧めします。ついでに業者のクリーニング入れておくとなおよしです。(数万円ですが、それを補って余りある効果があります)内覧に伴う負担もなくなりますし、仲介も案内しやすい、空室状態から自分の部屋をイメージできる、つまり居住中の売り出しは負担が大きいうえに価格も空室ほど伸びにくいという売主にとっていいことが少ない売り方なのです。参考になれば幸いです。
ご質問させていただいた者です。早速アドバイスいただきましてありがとうございました!居住中内覧はやはり負担が大きいのですね、、大変参考になりました。引っ越し後にハウスクリーニングを入れて売却する方向で考えたいと思います。本当にありがとうございました。