「六本木一丁目駅」と「神谷町駅」が地下通路で結ばれ、東京タワーとほぼ同じ高さの建物を含む計3棟の超高層建築物が誕生
今回は「虎ノ門麻布台プロジェクトとアマンレジデンス東京」について書きたいと思います。
竣工した際はメディア等で話題になるのは間違いないですが、まだまだ知らない人も多いプロジェクト。
「アマンレジデンス東京って何?凄いレジデンスができるらしいけど、一体なんなの?」という人は、これを読めば理解できると思います!
目次
今、私がもっとも楽しみにしているプロジェクトのひとつです!
森ビルが進める「虎ノ門麻布台の再開発(虎ノ門麻布台プロジェクト)」は、「六本木一丁目駅」と「神谷町駅」を地下通路で結び、東京タワーとほぼ同じ高さの建物を含む、計3棟の超高層建築物が誕生するプロジェクトです。
メインタワーの高さは約330m、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、年間来街者数約2,500万~3,000万人で、そのスケールとインパクトは六本木ヒルズに匹敵するプロジェクト
プロジェクト概要は、緑に包まれ、人と人をつなぐ ”広場” のような街「Modern Urban Village」
誕生する街のイメージはこちら!2023年3月竣工予定です。ちょうど2年後ですね!
上のイメージ画像を見ると分かりますが、高低差のある地形を生かして、低層部の屋上を含む敷地全体が緑化されています。緑地面積は約6,000㎡の中央広場を含む約2.4ha。
とにかく、緑、緑、緑!
都心一等地でこれだけの緑を確保できているのは凄いと思います。
「六本木一丁目駅」と「神谷町駅」が地下で結ばれる。南北線は白金高輪駅から品川駅までの延伸計画もあり、今後の人の流れにも影響を与えそう
今回の再開発により「六本木一丁目駅」と「神谷町駅」は地下通路で結ばれます。これにより両駅をバリアフリー/アンブレラフリーで移動できますし、歩行者ネットワークが整備されることで周辺地区を含むエリア全体の回遊性も向上しますね。
南北線と日比谷線が繋がることになりますが、南北線は白金高輪駅から品川駅までの延伸計画もありますし、10年ぐらいのスパンで見ると人の流れがだいぶ変わりそうですね。
中央広場
メインタワーの正面には約6,000㎡の「中央広場」が配置されます。中央広場は虎ノ門麻布台プロジェクト全体の「憩いの場」になりそうです。
中央広場のそばに位置する「東棟の低層階(1~13階)」にはラグジュアリーホテル「ジャヌ東京」が入るので、ホテルの部屋からは中央広場の緑が見えるのではないかと思います。
ちなみにジャヌ東京の客室数は約120室で標準客室面積は約60m²なのでゆとりがあります。アマン東京のファンはOPENしたら速攻で行きそうですね!
近隣の名門ホテル「オークラ」や最近オープンした「東京エディション虎ノ門」とはコンセプトも異なるので観光客は、それぞれのホテルに泊まってみるのも楽しいかも!
フードマーケット
ちなみに約4,000㎡の「フードマーケット」も予定されています。イメージ写真を見ても、今までの日本にはなかったデザインですよね。虎ノ門麻布台プロジェクトにおける店舗数は「約150店」なので、近隣住民や観光客など多様なニーズに応えるお店ができるのではないかと思います。高級系だけではなく庶民的なものもできるとバリエーションが広がっていいですね。
インターナショナルスクール
まるでジブリの世界にでてきそうなデザインのインターナショナルスクール。場所はメインタワーの隣。
東京タワーと同じ高さに人が住む!?アマンレジデンス東京
虎ノ門麻布台プロジェクトではオフィス/レジデンス/文化施設/ホテル/インターナショナルスクール等が予定されています。
そして、やはり気になるのが「レジデンス」。
メイン棟の上層階(54階~64階)は「アマンレジデンス東京」
3棟のいずれにもレジデンスは用意されますが、注目されているのがメイン棟の上層階(54階~64階)にできるホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス東京」です。「アマンレジデンス東京」では東京タワーとほぼ同じ高さに人が住むという、想像もできない世界。レジデンスのインテリアは、国際的に高い評価を得ているデザイナー、ヤブ・プッシェルバ ーグによって手掛けられます。
アマンレジデンス東京のイメージ写真がこちらです。
お部屋の間取りは2~6ベッドルーム。
今の都心では狭小2LDKがどんどん増えて「3LDKなんて夢のまた夢、、」みたいな状況なのに、6ベッドルームって・・・
各住戸には専用エレベーターロビーが直結
各住戸には専用エレベーターロビーが直結しています。アマンレジデンス東京の間取りは前述の通り「2~6ベッドルーム」。
それぞれの部屋がとにかく広いので、総戸数も91戸しかありません。
一般的には、タワマンはエレベーターに乗ってる時間が長くて・・・・みたいな話がありますが、戸数も少なく、また地上階への移動も高速の専用エレベーターが用意されるでしょうから、エレベーターに乗っている時間もそれほど長くないのでしょうか?
スパ、ティールーム、ライブラリー、リーディングルーム、ラウンジ、バー、専用シェフなど共用部/サービスも充実!
ちなみに、共用部/サービスも充実しており、居住者およびそのゲストは54階と56階にあるティールーム、ライブラリー、リーディングルーム、ラウンジ、バー、専用シェフがサービスを提供するプライベートダイニングルームなどを利用できるとのこと。ちなみに25mのプライベートプールを含む1,400㎡のアマン・スパからは都心のパノラマ景色を望めるそうです。
50階超えの超高層フロアから眺める東京はどんな風に見えるんでしょうね?
「アマンスパ」については、おそらく森ビルがもともと展開していた「ヒルズスパ」とは別扱いでアマンレジデンス東京の居住者専用スパということのようですね。ヒルズスパも特別感ありますが、さらに別格!
価格は、はたして・・
気になる価格。いったい、いくらなんでしょうね。
本ブログの「都心マンション倶楽部」で先日、日本最高価格マンションについて記事にしましたが、常識では考えられない価格のマンションも出てきているので、ここも凄い価格になっているのだと思います。
「メイン棟」「東棟」「西棟」のレジデンスについて
改めて虎ノ門麻布台プロジェクトのイメージ写真を見てみましょう。
左から「メイン棟」、「東棟」、「西棟」です。
ここまでは「メイン棟」のアマンレジデンス東京について触れてきてましたが、もちろん「東棟」、「西棟」も素晴らしいコンセプトのレジデンスです。
個人的にはホテルと連携したサービスを利用でき「リゾートホテルに暮らすような住環境」というコンセプトの東棟が気になります!南東の部屋は敷地内の緑も見えて良さそうです。東京タワービューも魅力ですね。
↓ この正面に見えるのが「東棟」です。
虎ノ門麻布台プロジェクトの「プロジェクト概要」と「各棟のレジデンス」についての概要がこちら!
※プレスリリースより
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虎ノ門麻布台プロジェクト概要
緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街「Modern Urban Village」
虎ノ門麻布台プロジェクトの区域面積は、約8.1ヘクタール。延床面積約86万平方メートル、3棟の高層タワーと低層の緑あふれる商業施設がエリアをつなぎます。用途構成は、オフィス、住宅、商業施設、ホテル、文化施設、インターナショナルスクールなどが整備される予定です。
「Modern Urban Village」を支える2つの柱は「Green」と「Wellness」です。
圧倒的な緑があふれ、自然と調和した環境の中で、多様な人が集い、人間らしく生きられる新たなコミュニティを形成します
「メインタワー(54階~64階)」のレジデンス
高さ約330mのメインタワー最上部には、約90戸の住宅が入ります。世界を代表するメガシティにふさわしい、世界レベルの「理想の住宅」がテーマです。ここでは、ホテルブランデッドレジデンスとして、ハイグレードなサービスを提供します。居住者専用のラウンジやスパのほか、各住戸ごとに専用のエレベーターホールも備えます。「東棟(14階~53階)」のレジデンス
高さ約240mの東棟では、14階から53階に約330戸の住宅を計画しています。コンセプトは「リゾートホテルに暮らすような住環境」です。低層部にラグジュアリーホテルを併設し、ホテルと連携したサービスを利用できます。プール付きの住戸や、2層吹き抜けの解放感あふれるリビングなど、都心にいながら、ゆったりと時間が流れる暮らしを提供します。「西棟(6階~64階)」のレジデンス
高さ約270mの西棟には、約170戸のサービスアパートメントを含む、約970戸の住宅を計画しています。ここでは、充実した共用施設をシェアする「都市のスマートライフ」が実現します。全体概要
戸数 : 約1,400戸専有面積 : 約182,000㎡(約55,100坪)
居住者数 : 約3,500人
階数 : メインタワー(54階~64階)、西棟(6階~64階)、東棟(14階~53階)、低層棟(6階~8階)
主な共用施設 :
(メインタワー)プール、ジム、エステ、シアター、キッズルーム、飲食ラウンジなど
(西棟)ジム、シアター、キッズルーム、飲食ラウンジ、スタディルーム、パーティラウンジ、
ゲストルーム、BBQテラスなど
(東棟)パーティラウンジ、ゲストルームなど
現地は2023年3月の完成に向けて工事中!ビフォーアフターはこんな感じ!
さて、虎ノ門麻布台プロジェクトの今現在の様子。気になりますよね。
現在は2年後の「2023年3月」の完成に向けて絶賛工事中です。
では、建設中の今と、完成後。それぞれの「ビフォー」「アフター」を見てみましょう!
※撮影の関係で若干角度が異なる部分はありますが、おおよそのイメージは掴めると思います。
「桜田通り」から虎ノ門麻布台プロジェクトを見る
ビフォー(現在)
アフター(完成後)
「六本木麻布通り」から虎ノ門麻布台プロジェクトを見る
「外苑東通り」から虎ノ門麻布台プロジェクトを見る
「六本木一丁目」側から虎ノ門麻布台プロジェクトを見る
上の現在の写真は壁のせいでメインタワーしか見えませんが、メインタワー前にできる中央広場の完成イメージがこちら。緑にあふれた立体都市という感じですね!
虎ノ門麻布台プロジェクトとアマンレジデンス東京まとめ
以上、今回は「虎ノ門麻布台プロジェクト」と「アマンレジデンス東京」について取り上げてみました。
ビフォー、アフターで見るとよく分かりますが、周辺の街並みが一変します。再開発は完成し、実際に自分の目で見てはじめて認識する部分も大きいので、2年後はイメージ画像以上のインパクトがあるのではないかと思います。
虎ノ門麻布台プロジェクトについては、森ビルが「これまでのヒルズで培ったすべてを注ぎ込んだ”ヒルズの未来形”」というだけあって、魅力ある街が誕生することでしょう!
次回は虎ノ門麻布台プロジェクト周辺のマンションを記事化予定
本当は虎ノ門麻布台プロジェクト周辺、大街区のマンションも紹介する予定でしたが、かなり長くなってしまったので、次回記事としたいと思います。続編アップしました!
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>>虎ノ門麻布台プロジェクト周辺のマンションと相場(坪単価800~1000万超!?)
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ハワイの高級コンドですが、虎ノ門麻布台プロジェクトしかり、やはり突き抜けたラグジュアリーレジデンスは価格を超えた価値があるように思います。
ハワイ高級コンドミニアム「ヴィクトリアプレイス」
大変勉強になりました。
新しい情報をありがとうございます。
つきましては購入方法や登録方法などのリンクも掲載して下さると、ありがたいと思います。
誰もが買える庶民の住宅では無いですが、パンフレットの請求先があれば、他を探さなくて住んだと思います。