ごぶさたしております、勝どきちゃんです！

差出人:たかみーな

誰に答えて欲しいですか？
マンションマニア, 勝どきちゃん, ふじふじ太

メッセージ本文:

いつも楽しく拝見しております。

先日、新しいマンションを購入したため、現在の自宅マンションを売却することになりました。
売却前提での購入ということもあって居住中に売却しなければならないのですが、コロナ下ということもあり、なるべく少ない内覧者数で売却したいと考えています。

価格を下げてでも内覧なしで売却ということは可能でしょうか？
コロナ下における、居住中マンションの売却について、トレンドがあれば知りたいです
よろしくお願いします

この価格高騰&売物減の影響で買取業者もかなり高い数字出すようになってる。良い物件ならエンド値のやや下ぐらいで買ってくれることも珍しくないので、急ぐとか室内に人を入れたくない場合はその選択肢も結構アリだと思う。

— 勝どきちゃん (@e17_chan) May 9, 2021

なぜなら現在の市況が購入ニーズに売却ニーズが追い付いていない、いわゆる「売りものが少ない」状況だから。

売物が少ない→買取りになる物件も少ない→不動産業者が仕入れられない→業者の在庫がない→売上がない→これじゃしんじゃう→無理してでも買う　というサイクルに各社なっているためです。

だから中には、個人に売る価格とほぼ同じような価格で不動産業者が買っていくケースもあります。（少なくありません）

 

ただ、たかみーなさんの現在お住まいのマンションがタワーマンションや築浅のマンションだった場合は、おそらくそうはいきません。

築15～20年以上の場合は、ワンチャン有り得るかもしれません。

不動産業者は購入した後、室内をリフォームして利益を乗せて転売するのですが、築年数が古いほどリフォームのが価格に反映されやすいんです。

例えば築30年のマンションがあったとします。特にリフォームしておらず築年なりの室内状況の場合、一般向けに売る場合の適正価格が4,500万だったとします。でも500万かけてフルリノベーションすることで、5,000万円後半でも簡単に売れることがあります。（エリアや物件によります）

逆に築5年の築浅タワーマンションの場合、そのままでもきれいですぐ使える状態なので、仮にリフォームに500万かけたとしてもそれを価格で評価されにくいです。

現況とリフォームした場合の価格に差が出る物件ほど、買取り価格が高く出せる=個人に売る価格に近付けられるんです。

 

そこそこ古い築年数・ちゃんと流通するエリア・物件であれば、内見回数を減らしたいなら買取りの選択肢を考えても良いかもしれません。

不動産会社と売却の打ち合わせをする際に、「買取りも検討してみたい」と言ってみましょう。

仲介マン的には買取りの方がやりたいので、きっと一生懸命、高値が出る業者を探してくれるはずですｗ

そして一方で、もし可能であれば他に、仲介をはさまず直で買取りをする業者も探してみても良いかもしれません。仲介手数料が浮く分、手残り額が多くなりがちです。

（多くの会社に声をかけすぎると収拾がつかなくて面倒なことになるので注意です）

 

ではまた！

 

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