はい、今夜も悩める子羊からのお便りを読んでみますね。
差出人: ななし
誰に答えて欲しいですか?
のらえもん
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妻が子供二人を希望しており住みたい街も妥協しません。家の広さを考えた時に利便性の高い分譲マンションは高すぎて買えません。しかしギリギリ駅徒歩圏内の狭小住宅なら買えますがリセールバリューで劣る事や私が住みたい家とは程遠いグレードで買って後悔しない自信がありません。のらえもんさんなら家族のために住みたくない家を買う事が出来ますか?
はい出ました。夫婦間の意見の不一致。特に首都圏の方に多い悩みですね。
答えは簡単です。結婚式の時にアナタは誓いませんでしたか?
「アナタは病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」「ハイ、誓います」
おめでとうございます!ファイナルアンサーです!妻に全て委ねよ。All You Need Is Love。
大変申し訳ございません。私はそれが我慢できなかったので自分が選んだマンションに住むことを妻に強要しました。最初の頃とても不満が多かったのですが、どうせ慣れの問題だろう、住めば都になるかな?と思ったら…あんまり慣れませんでした。未だに広い郊外の戸建てに住みたいとおっしゃられます。ごもっともです。
人間の感情は人類の進化の過程によって生まれたものである、と考えると女性は子どもを妊娠し、産み育てる期間中(特に初期の頃)には、積極的に外に動くことはできません。このため、男性より女性の方が自分の巣に対してこだわりが強いのでしょう。これに気づいたのは私が最初の家を購入した後でした。その後何回か買いましたが未だに彼女の100点はもらえていません、当たり前です。郊外好きに湾岸エリアはウケないのです。しょうがないので別のことで機嫌を取る必要があります。最初の家を買った時、まだ私は大人ではなかったのです。
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奥様はあなたの子どもを二人産み、育てたいとおっしゃっています。
彼女が希望する巣を自分の収入内で叶えてあげるのは、もしかして幸せのチケットなのかもしれません。
私はそれをしくじったので、「湾岸の妖精」が産まれました。仕事も家庭も順調な奴がTwitterやブログに打ち込むことなんてないのです。俺みたいになるな!!
途中から血涙が出るような文章になってしまい恐縮でございますが、奥様に選択肢A・B・Cの三択を見せて、「あなたはどれが良いか」と聞くのはどうでしょうか?幅広い選択肢を選べることが良いこととは限りません。奥様に現実を知ってもらい、その中で妥協の道を選ぶならあなたはどれを選ぶのか。三択はあなたが選出すれば良いのです。
そのプロセスを踏んでいただくことで、引っ越した後の納得感はお互いより強くなるのではないでしょうか。
それではDonguriにならないよう、各自健闘を祈ります。
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