お便り返しとなります。
差出人:引渡しから2年で住み替え予定
メッセージ本文:
マンションマニア様
いつも勉強になる記事をありがとうございます。
以下の記事で引渡し前の新築マンションを契約している状態で、新たに数年後引渡し予定の新築マンションを契約する際の注意点を拝見しました。
お伺いしたいのは、「なぜマンション営業担当が購入者の資金計画にそこまでこだわるのか?」ということです。
上記の記事でマンションマニア様は、「新築マンションの営業担当に相談しましょう」と言われていますが、
素人考えだと資金面で主に担当となるのは銀行の方であり、銀行の担当者と話が着けばいいような気もするのですがどうなんでしょうか。
結局のところ、引き渡しまでに残債0にするかどうかや、後売りOKなども銀行側の判断になるかと思いますし、
言ってしまえば新築マンション担当者は引き渡し時に代金を回収できれば問題ないわけで、
引き渡し時に回収できないという最悪のリスクさえ回避できれば、
購入者がアクロバティックな資金計画をしていたとしても、そこまで気にする必要あるのかな、と疑問を感じてしまいました。
マンション購入経験も浅いため完全に素人考えで恐縮ですが、
マンション営業担当、住宅ローン担当との関係性について教えていただければ幸いです。
質問者属性
30代会社員
引渡しから2年で住み替え予定様
マンションマニアです!
お便りいただきありがとうございます!
新築マンションであっても中古マンションであっても住宅ローンにて購入する際は
住宅ローンの事前審査でOKもらっている状態で契約する
ことが基本となります。
売主からしてみれば引き渡し直前でキャンセルがバンバン出ても困りますし、買主からしても買えるかもわからない状態で契約させられて引き渡し直前で買えませんでしたとなり手付金没収となれば困ったものです。
売主からしてみれば手付金を没収できたとしてもそこまで嬉しいものではありません。予定していた売り上げが崩れるわけですし、再販する手間もあります。どんな新築マンションでも100戸に1戸程度は引き渡し直前にマインド変化等での手付金放棄による解約はありますからそれはなかなか防げないもののできる限りキャンセルを少なくしたいものです。
部屋を販売するのはあくまで売主です。銀行はお金を貸しても大丈夫な物件、人なのかを判断して住宅ローンという商品を提供しています。提携ローンであれば個別事情含めて銀行の担当者と話を進めてくれますから「新築マンションの営業担当に相談しましょう」ということなのです。
ご質問に書かれています
言ってしまえば新築マンション担当者は引き渡し時に代金を回収できれば問題ないわけで
がすべての答えです。
代金を回収するために住宅ローンの事前審査通った方に部屋の申し込みの権利を与えるわけです。
※申し込み→住宅ローン事前審査→契約という流れのこともあります
買手としても買えるのかどうかわからない状態では怖くて購入できないでしょう。(実需の世界と投資の世界ではローンの考え方が大きく異なります。今回は実需のお話です。)
引き続きよろしくお願いいたします。
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