お便り返しとなります。

ローンの考え方についてご意見伺えればと思います。

ローンの金額は年収の何倍までなら大丈夫とか、家賃より少ないから買った方が良いとか言う人が多いと思いますが、なぜ年齢が考慮されないのか個人的に疑問に思っています。

一般企業なら55歳で役職定年、60歳で定年&再雇用となるのが一般的だと思います。
つまりは今の年収は55歳までしかキープ出来ないことになります。

55歳で完済する計算であれば、25歳でローンを組む場合は30年ローン、35歳でローンを組むのであれば、20年ローンとして無理なく月々返済できるか計算すべきだと思っています。この条件がクリアして初めて35年ローンにしても良いかという話ができるのだと思っています。(今は金利が低いからローン期間を伸ばす)

と言う話を友達にしたら、何言ってんだ的なリアクションをされてしまいました。私のこの考え間違っていますかね？

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— マンションマニア (@mansionmania) October 19, 2021

住まいに対して何を求めるかで購入するマンションも変わってきます。

売却時に老後資金を確保したいなら資産性高いマンションを買う必要がありますし、老後資金は別で貯めるなら満足度に尖っても良いでしょう。最後まで住みきるなら売却しないわけで、売却しなきゃ戻らない家の価値を気にする必要はないですからね。

もちろん実需で購入するマンションに対して老後資金を求めすぎることはよくないものの、手段の一つとして有効であることはたしかです。

実際に10年くらい前に購入した方は老後資金確保済みでしょう。もちろん売却すれば…ですが。

この先どうなるかなんてのはまったくわからないものの早めに購入したほうが有利だとは思います。

低金利ですからローンの期間はできるだけ長く設定したほうがいいです。

ただ、賃貸だろうと住宅ローンだろうと老後資金は別で考えましょうと。そして老後資金の一部を住宅ローンで購入するマンションに求めるならばなるべく早く資産性高いマンションを買いましょうと。

60歳で自宅を売却したことで2000万円、3000万円戻ってきたら老後資金の一部にはなりますから。

もちろん資金計画上はご質問の通り、定年までに返せる計算（長く借りたとしても短く設定した際に返済できる）にすればより安心です。

守りに入った住宅購入なのか、老後の資金づくりも含めた戦略的住宅購入なのか、そこで借りる金額や狙うマンションも変わってくるものです。

引き続きよろしくお願いいたします。

ご相談お待ちしております！！