どうも!マンションマニアです!
エリアや物件にもよりますがここ10年くらいは引き渡しが数年先の新築マンションを購入すると引き渡し時点では買った時より価値が高くなっていた!ということが多かったですね。
「今買うと高値掴みなんじゃないか」と不安に思う方もいれば「まだまだ上がるんじゃないか」とOne Chance!!に期待をする方もいることでしょう。
供給戸数が減っていますし、体力のある大手デべばかりですからそう簡単に値下がることはなさそうではあるのですがいつかは高止まりするでしょうし、それはそう遠い未来の話でないようにも感じます。
別に不安を煽るつもりもないですし、マイホームは必要な時に買うものですから相場がどうこうは考えすぎないほうが良いのですが納得して購入していただきたいため高止まりしたらどうなるかということをできるだけ簡潔に語れればと思います。
例えばですが同一エリア、似たような立地で
aマンション 2024年引き渡し 70㎡ 5000万円
を購入したとしましょう。
2024年の引き渡し時点で
bマンション 2026年引き渡し 70㎡ 5000万円
が販売されていたらどうでしょうか。さらには購入したaマンションが完売せずに2022年時点と同じ価格で販売されていたらどうでしょうか。
購入したaマンションの70㎡5000万円の部屋を中古で検討する人の目線に立つとわかりやすいのですが4500万円~4700万円くらいでないと買ってくれないでしょう。未来の税制優遇はわかりませんが新築のほうが手厚いままの可能性も高く、仲介手数料など諸費用面も重たくなりがちな中古(新築未入居だとしても)を新築と同じ価格で買う人はまずいないでしょう。せめてaマンションが完売していてbマンションだけであれば入居まで2年差あるためなんとか5000万円で売れるかもしれませんが大手デべばかりがゆえに竣工前完売を目指さないことも多く、同一マンションで若干条件が違えど同じ価格で同じ広さが即入居で販売されていたらそりゃ新築デべから買いますよね。
これまでは引き渡し時点で購入したマンションもしくは周りの別のマンションが値上がりしていたため購入時点より価値が高くなることが多かったのですがマンション価格が高止まりすればそうはいかなくなります。
5000万円で購入したマンションが引き渡し時点では数百万円価値が下がっていることも十分にあり得る時代がそう遠くはないかもしれません。
もちろん多くの方が「そんなことはわかっている」「新築なんだから下がって当然」と考えて検討されていることは重々承知しておりますが念のため共有となります。
マンションの価格というのは外部要因の影響も大きいわけで簡単なものではないのですが、高止まりすれば引き渡しが数年先の新築マンションが引き渡し時点で値下がるということは当たり前のように起きますよ~ということです。
もしも数年先に引き渡しの新築マンションを購入するのだけど引き渡し時点で大きく値下がっているのは嫌だな~という方は
・エリア№1系の超人気マンション
・竣工までに完売してしまうような超人気マンション
・大規模複合開発
・周辺の再開発など伸びしろのある街
などなど、引き渡し時点で供給されている新築マンションに負けないような条件が備わっていたり、街の評価が高まっているところで買うと一般的な新築マンションよりかは値下がりリスクが少なくなるでしょう。
マンション価格がどこまで値上がっていくかはわかりませんがいつかは高止まるはずです。
とはいえ在庫が増えないことには値下がりもしないわけで、高止まるかもしれないから買うのをやめましょうという話ではなくむしろ買えるうちに買っちゃったほうが良いと思います。供給戸数が少ない以上は買う先の選択肢が増えていかないわけですから。
「2年後に引き渡しの新築マンションを今買わず2年後に出てくる中古(新築未入居や入居後すぐの売却)を買えばいいじゃん!!」と思うかもですがそもそも下がるかもタイミングよく出物があるのかもわからないですし、5000万円で購入したものが引き渡し時点で4700万円の価値になっていようとその時点でファーストオーナーであることの満足度は確定しているわけで良い買い物であったと感じることでしょう。
中長期的に住むのであれば低金利さえ崩れなければローン残債割れリスクは少ない時代です。
いつもお伝えしているところですが「ローン残債割れしない(もしくは対応できる)ことを守りつつ一番気に入ったマンションを買う」ことをおすすめいたします!
ただ、以前もお伝えしましたが私自身は10件目を購入する際に今まで以上に資産価値に気を使って選びました。これだけ高くなっている中で普通のマンションを買うのは怖いなぁ~と。私の場合は買い替える可能性も高く、普通のマンションを買えない状況だからです。マンション価格が安い時代はどこ買ってもOKな感じでしたがさすがに空気感違いますものね。実際に私のような考えの方も多いのか手堅そうなマンションは大抽選会になることが増えましたよね…転勤などが多い方も似たような考えとなるでしょうか。
もちろん手堅いとはいえ確実ではないですから「ローン残債割れしない(もしくは対応できる)ことを守りつつ一番気に入ったマンションを買う」ということに変わりはないため下がっても後悔はないのですが、今まで以上に資産性を重視した数物件の中から選んだことは事実です。
中長期的に住まう目線で購入できる方は選択肢多いのですが、買い替え前提だと選択肢が少ない時代だなぁ~と感じます。
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