近郊、郊外エリアで値上がっているマンションは?

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先日読者様から自身のブログの問い合わせフォーム経由でこのような質問がきました。

「マンマニさんは郊外エリアのマンションをおすすめしていることが多いですがそんなエリアでマンション買ったら詰むのではないでしょうか?投資目的なら都心エリアにすべきですし、郊外エリアのマンションで値上がっている実例を教えてください。」

ん~まず問い合わせいただいた方は一つ勘違いしているのでこのように説明しておきました。

「○○様。いつもブログなどをご覧いただきありがとうございます!まず一つ勘違いされているかもしれないので失礼ながらブログコンセプトから説明させてください。私は投資目的でマンションを紹介しているブロガーではありません。儲かる、儲からないよりもA様には○○マンションが合ってます。B様には○○マンションがあってます。とマンションと街の知識を交えつつ満足度の高いマンションを紹介していくアドバイザー的存在です。また、マンション評論家としてそれに加えて相場観や将来価値などもしっかりとお伝えしています。ですから投資目的でのご紹介ではありませんのでご承知おきください。

もちろん、投資目的の方からのご相談もありますからその際はリセールバリューに重きを置いた物件を紹介しています。先日も都内に住む方からの依頼で大阪へ物件調査へ行ってきました。参考記事→マンション探訪「大阪編」シエリアタワー千里中央・ザ・パークハウス中之島タワー

○○様が「詰む」とおっしゃっているのは「値下がってどうにもならんだろう」という意味ですよね?詰むという言葉を使うということはお若いかヲタク系の同士でしょうか?私も詰むという言葉をよく使うのですが若い相手かヲタク仲間にしか伝わりません(笑)

たしかに近郊、郊外エリアの新築マンションのほとんどが住んだ瞬間に価値が下がります。洋服などでも超高級ブランドであれば一度袖を通したくらいなら下がりはするけども定価に近い金額で売れたりしますが、もともとがお安い洋服に袖を通してしまえば結構な下落率となるでしょう。メルカリなんかを見てると一目瞭然ですね。

それと同じと言ってしまうのは少々雑ではありますが、基本的に下がります。4000万円の新築マンションを購入して住んだ瞬間3600万円の価値になるなんてのはあるあるです。その400万円がいわゆる「新築プレミアム」になるわけですが、そこはちゃんと説明しています。実需用で住む方からしたらその400万円には相当な価値があるのです。快適な新築マンションに住めて家族が幸せになるならば400万円って思いのほか妥協できる金額なのです。

○○様はマンションを投資目線でしか見ていないのかもしれませんが、世の中のほとんどの方がマンションを実需用として考えています。だからこそマンションマニアに需要があるわけです。もちろん価値観の違いですから○○様を否定するわけでもありませんし、私自身も投資用にマンションを購入したことがあります。実需用方向けの記事なのか、投資目的の方向けの記事なのかで内容は大きく変わってきますからご理解いただければ幸いです。

最後に実例を挙げてほしいとのことですが、調べるにはそれなりの手間がかかるため有料相談にお越しいただくか、記事のネタとして使わせていただけるのであればお調べいたします。記事にする場合は個人情報を除いた今回のやりとりも公開する形になりますのでご了承ください。引き続きマンションマニアをよろしくお願いいたします。」

上記の文面通りに返信したところ、記事にしていいので実例を挙げてほしいと連絡がありましたのでスムログの場を借りて記事にさせていただきます。(個人的には有料相談に進んだほうが嬉しいのですが、記事にして良いと返信が来ただけ有り難く思います(笑))

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前置きが長くなりましたが近郊、郊外エリアにおいて新築時より値上がりしているマンションをご紹介いたします。

調べれば数多くあるのですが、個人的に好きなマンションを取り上げてみます。

※お部屋番号などは掲載いたしません。
※購入、売却を検討したいマンションがありましたら個別に詳細をお伝えいたしますのでご連絡ください。

・グレーシア海老名 海老名駅徒歩5分 2015年築 新築時4500万円台→中古成約4700万円台

・グランドミッドタワーズ大宮 大宮駅徒歩7分 2011年築 新築時4300万円台→中古成約4900万円台

・パークシティ柏の葉キャンパス二番街ミッドタワー  柏の葉キャンパス駅徒歩7分 2012年築 新築時2800万円台→中古成約2900万円台

・グランドターミナルタワー本八幡 JR本八幡駅徒歩2分 2013年築 新築時4300万円台→中古成約5100万円台

・ライオンズタワー柏 柏駅徒歩3分 2016年築 新築時5600万円台→中古成約6900万円台(マンマニブログはこちら

2004年前後に竣工したマンションを含めればもっともっとあるのですが、あまりにお安い時代過ぎたので2010年築以降の物件に絞ってみました。他にもありますので一例としてご参考にしてください。

上記マンションをみて紐解けるのは「再開発前の物件は上がりやすい」ということです。当たり前のような話ですが再開発前は「え~住みずらそう」という印象が強く、再開発計画が決まっていても高値設定しにくいため購入後に値上がり、もしくは価値が維持されやすくなります。

では上記で紹介した街以外で現状ではどこが狙い目か?

八王子」「金町」「小岩」「大船」「所沢」「千葉

なんていかがでしょうか?

資産価値云々よりも再開発後は住みやすくなりますから数年間工事に我慢できるのであれば賢い選択だと思いますよ!

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マンマニくん

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