こんにちは!のらえもんです。今回は、スムログメンバーへの質問に私が答えてみようかと思います。
シングルがファミリーマンションを購入して住む場合
シングルがファミリーマンションを購入して住む場合に考えられるデメリットを教えて下さい。
メリットが有ればそれも知りたいです。
50~60㎡くらいの間取りで、中規模以上で大通り沿い以外となると、都心を除くとファミリーマンションが多いようで、候補の一つにしようと思っていますが、どういうデメリットがあるかあらかじめ知っておきたいのです。
よろしくお願いします。
都心以外だと、そもそも家族もち以外が家を買うというインセンティブが少ないですね、マンションも多様性を重視というよりも、最大需要に対して売りやすい65平米3LDK~のファミリータイプ一色なマンションがほぼすべてです。郊外・近郊でも駅前徒歩数分くらいしかつくられません。それに、35平米~45平米というのは投資としては若干不向きです。30平米と40平米で想定賃料がさほど変わらないので、売り手側も一人暮らし用なら、30平米以下に統一しちゃいますね。
さて、まずシングルがファミリーマンションをかうメリットから行きましょう。
メリット
メリットA:税制面での優遇が受けられます。回答した2016年時点なら購入して住むときに、内法50平米(販売時面積ではありません)以上なら各種税制上の優遇が受けられます。逆にこのボーダーラインを下回ると買い方によっては100万円以上不利となります。1:住宅ローン控除が受けられる。ローン年末残高×1%
2:登録免許税の優遇
3:不動産取得税の優遇(これは専有面積だけでなく共有部分の按分面積も含みます)
4:住宅取得資金贈与の特例
購入資金を贈与してくれる両親・祖父母がいたり、住宅ローン控除が受けられるほどの所得税/住民税を払っているとかなりメリットがあります。これは中古住宅を売る時にも買い手側も気にするポイントですので50~60平米の間取りを買うなら内法50平米以上はマストと考えてもいいでしょう。たまにラインギリギリだと新築モデルルーム販売員は、「内法50平米を超えるかは作ってみないとわからない」と、わけのわからないことをいいますが、税制上不利になりかねませんので、必ず確認して、あいまいな返事ならそういう部屋は買うのをやめましょう。
ちなみに中古だと登記簿に載ってますので内法50平米を超えているか確実にわかります。
[pc-view]
メリットB:上記上げたポイントと被りますが、中古マンションを購入しようとする人は40平米を選びたい人より50平米以上の2LDKを選びたい人の方が多いです。これはデータでも現れていて、50平米を下回ると極端に騰落率が悪くなります。若干データが古い(2011時)のですが、住まいサーフィンで公開されています。
都区部だと50~70㎡のゾーンが、首都圏に広げると30~50㎡が一番強くなりますが・・・首都圏と都区部の事例数をみれば、都区部以外で50㎡未満のマンションが作られることは稀で、首都圏のデータでは50㎡未満までは都区部の騰落率影響(全体の86.1%)が高すぎるのでちょっとデータが歪んでいるということですね。
とりあえず、データ上でも50㎡以上を買ったほうが中古騰落率データも悪くありません。
メリットC:これはわたしの同級生や職場の観測範囲でしか語れませんが、ファミリーマンションに購入して住む人はなぜかその後結婚する確率が高く、シングル向けまどりマンションを購入した人はいまだに結婚していません。離婚した場合も、購入したファミリーマンションにそのまま住んだ人はみんな再婚して、独り身になってシングル向けに移った人は(略)
あ、いま思い出しましたが、ファミリー向けに住んでいても結婚していない人、二人知ってました。
メリットと捉えるかは人次第ですが、「人間は巣の大きさに適応した家族構成に自然となる」ということなんでしょうかね?
デメリット
実はあんまり思いつかない・・・荷物が多い人ならともかく、シングルなら基本的に住む面積としては1LDKでよいはず。自分で使わない空間にお金を払うのは心理的抵抗が大きいのはわかります。またマンションで一人だけシングルで周辺全員は幸せ家族というのは肩身が狭いというのもあるでしょう。
専有面積が広いとそれに応じて管理費と修繕積立金も上がります。
不必要な広さなどいらん!という方なら、
人は日に
米は三合
畳は一畳
あれば十分
そんなことより一献くれまいか?
この決めゼリフで、賃貸でもいいんじゃないでしょうか。
この後、百万石の酒ぞと豊臣秀吉が慶次に注ぐカッコいいシーンに繋がりますね。いつか僕も社長相手に使いたいセリフなんですが。なかなかそんなチャンスは訪れません。
そーいや、花の慶次、最終的にはキレイな嫁もらいましたけどね!
スポンサードリンク
コメントを残す