どうも！マンションマニアです！

今回は中古マンション購入のコツとして「買い付けを入れた後の心得」を共有いたします！

これまでも中古マンション購入のコツとして

・事前にローン審査をクリアしておく
・とにかく早く見学をする
・見学して気に入ったら即購入希望書(買い付け)を出す

この辺りは何度も取り上げてきたのですが買い付けを入れた後のことについて触れたのはだいぶ昔と記憶しているため改めて記事化させていただきます。

まず、誰に売るのかを決めるのは仲介会社ではなく売主さんです。もちろん数組から買い付けが入った際、仲介会社の担当者さんも「この方なら安心できそう」というようなことを売主さんにお伝えはするものの、それでも選ぶ権利があるのは売主さんです。

ここ最近実際にあったパターンとしては下記です。

※マンションカウンターでお預かりした物件での一例です

パターン①　超人気物件A

一番手…住宅ローン満額
二番手…住宅ローン満額

一番手の方も二番手の方も買い付け条件は同じですが結果として二番手の方に売却することを選ばれました。その理由は契約日です。

一番手の方は売主さんが都合のつく最短日に都合が悪く、翌週になってしまうとのことだったのですが二番手の方は売主さんの都合のつく最短日に合わせられるということで二番手の方が選ばれることになりました。もちろん一番手の方には「最短日に合わせられるなら巻き返せます」とお伝えはしたとのことですがそれでもどうしてもの用事があり難しいとのことだったそうです。

売る側の立場になってみるとすごくよくわかるのですが、まったく同じ条件で契約が一週間後の購入希望者と契約が二週間後の購入希望者であれば前者を選ぶはずです。

パターン②　超人気物件B

一番手…住宅ローン満額
二番手…住宅ローン満額

こちらも一番手の方も二番手の方も金額や住宅ローンなどの面では買い付け条件が同じですが結果として二番手の方に売却することを選ばれました。その理由は引き渡し日(決済日)です。

契約日はどちらも売主さんの都合に合わせられるとのことでしたが一番手の方の引き渡し(決済)希望が売主さんの希望する時期よりも数ヵ月先だったのです。二番手の方は引き渡し日も売主さんの希望に合わせられるとのことで二番手の方が選ばれることになりました。

こちらも売る側の立場になってみるとすごくよくわかるのですが、引き渡し日が自分たちの希望通りとしてくれる人を選ぶはずです。

上記のように満額で一番手を取れたとしても契約日や引き渡し日(決済日)を売主さんの希望に合わせられないとなれば二番手以降にもっていかれる可能性が出てきます。

そのため二番手となってしまった場合でも契約日や引き渡し日(決済日)で巻き返せる可能性があるため仲介会社の担当者さんに「私は契約日や引き渡し日(決済日)を売主さんの希望に合わせられます」と伝えておくと一番手が契約日や引き渡し日(決済日)で微妙な感じになった際、すぐに連絡くれることでしょう。もちろんそもそもとして一番手を取るべきではあるのですが、二番手が選ばれることも多々あります。

即見学からの即申し込み、そして売主さんの都合に合わせてあげることで良い出物を掴むことができることでしょう！

もちろん上記は超人気物件の場合です。超人気物件だからこそ売主さんが買主さんを選び、そしてその他条件も合わせてもらうなんてことができますけども、そうでない物件であれば逆に買主さんの都合に合わせてあげないとせっかくの希少な買い手を逃してしまいます。

買い手側からしても超人気物件やお買い得な出物でない限りはできる限りの交渉をするべきです。(交渉は売主さんへ直接ではなく仲介会社の担当者さんに依頼。交渉を頑張ってもらうための仲介手数料でもあります。)

参考になれば幸いでございます！

ご相談お待ちしております！！

画像出典：ヤフー不動産