ケーススタディ集「2年間期限付きで海外赴任になりました」

スムログが、質問によって活性化されてきましたね。ブロガーに必要なのはネタで、一番こたえやすいのが質問に対するお答えなので、みんな早い者勝ちみたいになっています。一応、マンションマニアさんがお答えになっていますが、とりたててネタの私も参加させてください。

ttt_sumulog

差出人: 東京

こんにちは。

築浅のマンション購入済みの30代です。
まだ入居してそれほど経っていないのですが、今後2年間の期限付きで海外赴任を言い渡される可能性が高いです。
赴任先での住居費のみ支給されますが、購入済みマンションをどうするべきか頭を悩ませています。部屋はすごく気に入っています。
いずれの選択肢もメリット、デメリットあるかと思いますが、皆さんが今の住居で同じ状況になったとしたらどうするでしょうか? 可能であれば投票お願いします。またその理由もお願いします。

①住宅ローンを払い維持する。
②いったん売却して、帰国後に買いなおす。
③定期借家契約で貸し出す。
④AirBNB等で貸し出す。管理は代行業者に委託する。

実は結構悩ましいですね、この問題。あ、スムログメンバーは別に暇人ではないので「投票お願いします」というのは今後ご遠慮ください。

個人の物件を数週間・数ヶ月と小口に分けてウィークリーマンションとして貸すというのは借地借家法と旅館業法の狭間の行為であり、とても敷居が高くなります。そこで、相談者さまは「もし貸すなら、③定借か・④AirBnB」かという二択を提示されています。

定期借家契約、たぶん帰国後住むということなので2年となるでしょう。2年定借だと普通借と比べてかなりディスカウントされた賃料提示しないと決まりません。出しても数ヶ月くらい借家人が入らないと、帰国後数ヶ月はマンスリーマンションで暮らすしかなくなります。ただ、最も確実な方法かと。
逆にAirBnBですと1日単位で小口で貸すことができ、エリアによってはかなり高い利回りも期待できます。が!ご近所は毎日違う外人が出入りするようになるとすぐ気づきます。AirBnB側は何の責任も取ってくれないので個人の立場、管理組合からの猛烈な抗議と対峙することを意味します。

ということで、AirBnBしたら海外から帰ってきてももう住めないでしょう。AirBnBで粘れるだけ粘ってその後売却というダークサイドプランも考えられますが、さすがにこればっかりは人にはオススメできません。海外にいると売却するのも面倒くさい行為です。

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①の維持は自分が我慢すれば済むのですが、、、マンションマニアさんもおっしゃる通り、トラップ水が干上がるとすぐに下水の臭いが立ち込めるので、経済的に考えればこれが一番の下策かと思います。といっても会社から補助が出る経済的にそこまでカツカツでもなさそうなので、①のマイルド版として、弟・妹・親戚がいらっしゃれば使用貸借として貸して期間分の維持費だけ払ってもらうというのはアリかと思います。

②の売却ですが、不動産は世界に同じものがありません。気に入ってるなら手放す理由はあまりないと考えます。でも2019年、オリンピック前に相場が大暴落するという一点読みで仲介手数料を払いポジションを手仕舞うというクールな考え方をすればそれもアリでしょう!

よって私が考える順番は③>②>>>①(使用貸借で貸してもいい親戚がいたら③とニアリーイコール)>④ですね。

質問、おまちしてま〜す!

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マンションアナリスト、ブロガー、インフルエンサー。マンション購入ということに真正面から真剣に考えたブログを足掛け10年も運営しました。忙しくなりすぎて更新が滞りがちですが、スムログも引き続きがんばります、よろしくお願いします!
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