こんにちは。DSアキです!
突然の近況ですが、最近ワンピース(漫画)にハマっています。
大人になってから読むと、特別強くない登場人物の良さに気付かされます…。
今月末まで無料公開しているそうなので、途中で読むのをやめてしまっていた方も通勤時間などにぜひ。
さて本題に移りまして、今週から、売りやすく価格が落ちにくいマンションの選び方をお話していきたいと思っています。
都心で買わないなら、資産性は気にしなくていいと思われている方もいるかもしれません。
ですが、値下がりを狙わなくとも、値下がりを抑えられさえすれば、いざというときに身を助けると一庶民は考えています。
極端な話をすれば、東京都心部であればどんなマンションを買っても大きく損をする可能性は低いわけで…。
都心以外でマンションを購入する方にこそ、立地以外の選び方のポイントをお伝えできればというのが趣旨となります!
さて今回のテーマは、「マンションの規模について」です。
スムログ読者の皆様はご存じの方も多いかと思いますが、戸数が多い大規模マンションは小規模マンションと比較し価格が落ちにくい傾向があります。
今回の記事では、マンション規模が資産性にどの程度影響しているのか?について、実際にデータで見ていきます!
それではさっそく、県別・戸数別の値上がり率の表が下記となります。
表を見ると一目瞭然で、戸数が大きいほどに値上がり率は大きくなっています。
東京23区内のマンションは小規模でも値上がりしていますが、規模が大きいほど値上がり幅は大きくなります。
100戸以下の物件の値上がり率が約2割なのに対し、100戸超の物件では約3割値上がりしています。
小規模物件と中規模以上の物件で、値上がり率には1割程度の差がつきます。
東京市部では、100戸以上の物件で新築時価格をキープできています。
神奈川県では、150戸以上の物件で新築時より約1割値上がりしています。
埼玉県では、150戸以上の物件で新築時価格をキープ、200戸以上の物件で新築時より約1割値上がりしています。
千葉県では、200戸以上の物件で新築時価格をキープできています。
このように、都心から離れるほどに小規模物件の値下がり幅は大きくなります。
そのため、東京都心以外でマンションを購入される場合は、なるべく規模の大きい物件を選んでおいた方が安心です。
また、中規模以上の物件をおすすめする理由として、小規模物件は修繕積立金が高いということもお伝えしておきます。
下記は規模別の修繕積立金を集計した表です。
表を見ると、1都3県のいずれも50戸以下の物件の修繕積立金がもっとも高くなっています。
一般的に、マンションの修繕積立金は、戸数が少ないほど1世帯にかかる負担が重くなります。
千葉県で70㎡のお部屋を購入した場合、50戸以下の物件の場合、9,240円/月、150戸以上の物件7,770円/月となり、毎月1,470円の差となります。
毎月の維持費負担を減らすためにも、中規模以上の物件を選んでおいて損はありません。
ただし、大規模物件を選ぶ際にも注意点が1つあります。
バス利用など、最寄り駅からの距離が遠いマンションは中古で値下がる可能性が高いという点です。
下記は、バス利用のマンションの県別・戸数別値上がり率の表です。
表の通り、バス利用の場合は戸数に関係なくほとんどの場合で値下がりしてしまっています。
特に、バス利用かつ辺鄙なエリアである場合、大幅に値下がりしている物件が多く、避けた方が無難です。
ですが例外として、東京市部・千葉県の大規模物件は駅からの距離が離れていても値下がり率が低い傾向があります。
その理由として、一部エリアの人気が高い点が挙げられます。
吉祥寺・三鷹は住環境の良さから人気が高く、バス利用であっても値上がりしているマンションが多数存在します。
また、新浦安・海浜幕張は交通アクセス良好、街並みが綺麗に整備されていることもあり、徒歩20分前後であっても価格維持出来ているマンションが多いです。
人気エリアの場合は、駅から離れていても住みやすく、大きく値下がりする可能性も低いといえるでしょう。
<今回のまとめ>
・なるべく規模の大きいマンションを選ぶ
・バス利用かつ辺鄙なエリアは避ける
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします。
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