こんにちは。DSアキです!
先日、上野の不忍池を通ったのですが、蓮の花が綺麗な季節ですね。
奥に見える湯島のマンションも綺麗で、思わず写真を撮ってしまいました。
さて今回の記事では、「大規模マンションは郊外でも資産性を保てているのか?」「値上がり率の高い大規模マンションの実例」をご紹介したいと思います!
まず初めに、2010年以降竣工、1都3県で200戸以上のマンションの騰落率を確認してみました。
新築で購入→住み替えを想定し、築年数の経過した物件は除外して算出しています。
その結果、新築時価格と現在の中古価格を比較し、マイナスとなっているのは約2%とごく一部でした。
もっとも値下がりしている物件でも築12年で1割となっており、住宅ローンの返済スピードを超えた下落率にはなっていません。
比較として200戸以下のマンションの騰落率を確認すると、全体の10%程度は値下がりしていました。
なかには、築浅で値下がりしている物件もあり、売却時に住宅ローンの残債額を割ってしまう物件もあります。
やはり、大規模マンションはエリアに関係なく、比較的値下がりしにくい傾向があるようです。
参考として、同じ竣工年・同じ駅で値上がり率に差がついている郊外のマンションの例をご紹介します。
上記例のように、郊外であっても「大規模」「駅近」「商業施設隣接」などの条件が複数揃っていると新築時より値上がりしている物件も多く存在します。
(補足)Bマンションも著しく値下がりしているというわけではなく、現時点で住宅ローン残高を上回る価格での売却が可能です。
さらに、もう少し都心に近い人気エリアの例もご紹介します。
購入時は数百万円の差であったのが、現在では2,000万円近い差が生まれています。
つづいて、1都3県(東京は23区外)の築10年前後で値上がり率が高い大規模マンションの実例をご紹介します。
今回ご紹介する物件のほかにも値上がり率が高い物件はまだまだありますので、あくまで参考としてみてください。
小規模マンションの場合、値上がり率が高い物件の多くは都市部エリア(三鷹、吉祥寺、桜木町、浦和など)に集中しますが、大規模マンションで見ると大型商業施設と隣接する物件や都市部以外の駅近物件、住環境の良いエリアなども並びます。
<埼玉県>
<千葉県>
<神奈川県>
<東京都 市部>
今回ご紹介した例のように、大規模マンションは駅近もしくは商業施設の近くに建てられているケースが多いです。
理由として、大規模マンションは、多くの戸数が売れると見込まれた立地にしか建てられないというのが背景にあるのではないかと考えられます。
逆に言うと、「郊外、駅から遠い、小規模な新築マンション」は値下がりするリスクが高くなります。
周辺の中古マンションと比較しても安い、外観が気に入ったなどの明確な理由がある場合を除き、慎重に検討した方が良いです。
長く住み続けるのであれば損をすることはありませんが、住み替えの可能性がある方にはおすすめできません。
予算を抑えて探している方には、中古マンションも検討することをおすすめしたいです。
売却益を得ようと思わなくても、賃貸で家賃を払い続ける場合と比較しお得であれば、家を買うメリットは十分にあります。
そこで次回以降の記事では、マンション購入に関する具体的なシミュレーションも行っていきたいと思います!
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします!
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