第364回「マンションの買い時はいつ?」

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Contents ◆◆◆ 有利に売却を依頼する方法のご案内

  • 物件案内時の注意点(買い手に好印象を与えるコツ
  • 不動産売買は営業マンの営業力やヤル気次第
  • 高く売るコツは? ●実は何より大事なのは売主の印象
  • 物件案内時の注意点(買い手に好印象を与えるコツ)
  • 本当に専任媒介がいいの?


※ご自宅マンション売却のご相談もどうぞ


マイホームは、過去から見れば今の方が高いが、未来から見れば今は安い。だから今がチャンスである」・・・という誰かの言葉があります。

これは、過去に買いそびれた人は、「もっと早く購入しておけばよかった」と思うだろう、既にマイホームを手にした人は「もう少し早く買っておけば、今頃はローンも残り少なく余裕ある暮らしができたのに」と思うだろう・・・ということを示唆しているのでしょう。

 

バブル経済の真っただ中で買った人を除けば、早く買って失敗したという話は殆ど聞きません。 むしろ、購入のタイミングが遅かったという後悔の声の方が多いのです。

私たちの周囲を見てみると、快適なマンションライフを手にしている人たちの共通点は、いち早く購入しているという点です。 既にローンを完済し、日々ゆとりある暮らしを送っていたり、買い替えも実行して、優雅な老後を過ごしていたりします。

 

よく、金利が安いから買いだとか、価格がまだ下がるから様子見が賢明だとかと、得意顔の専門家を見かけますが、それは、人生の中では一瞬のことに過ぎないのです。

 

金利の動きは誰にも読めない。毎月の返済額を減らそうと、これから時間をかけて頭金を増やしても、いざ借りるときに金利が上がっていたら、返済額が減るどころか増えてしまう可能性もあります。

 

今は低金利が続いているから、今後は金利が下がる余地よりも、上がる余地のほうが大きいかもしれません。 でも、ずっと横ばいという可能性だってあるのです。結局、金利の動きは誰にも読めないから、欲しいと思える物件と出会って、余裕をもってローンを返していける資金計画が立てられるなら、そのときが買い時とも言えるのです。

 

価格の変動でも同じこと。金利よりは読みやすいですが、それでも、予想は絶対ではないのです。

金利にせよ、価格にせよ、その動向に一喜一憂しながらマイホームの買い時を探すという考え方は、本末転倒と言っても過言ではありません。

 

ところで、モデルルームを見学に行く人はどのような理由があるのでしょうか。

結婚や転勤などの事情がある人も中にはあるが、ほとんどの人が今スグに買わなければならないという事情を抱えているわけではないのです。

 

「家賃が勿体ないから」とか、「現在の住まいが手狭なので」、「いつかはマイホームを持ちたいと思っているから」などと、やや漠然とした動機や背景があって見学に行く人が多いのです。

見学・購入のきっかけは、「近くにマンションができたから」、「友人に勧められて」、「転居して行ったお隣さんに刺激を受けて」といったものです。

 

住宅購入経験者の事例を調べてみても、切迫した状況はなく、急がない人たちばかりです。 しかし、急がないのに、ある日突然マンションを買うのは何故なのでしょうか?

これは、夫婦の出会いに似ていると言えましょう。たまたま縁があって購入したというケースが多いのです。

 

買い時はいつかと考えるのではなく、「買いたいと思ったときが買い時」 と考える方が良いのだと思います。

 

 

・・・今日はここまでです。ご購読ありがとうございました・・・・・

 

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 ※最新版の記事は、第809回 「地震に強いマンション」です。

 


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