こんにちは、すまいよみです。
マンションを検討するタイミングは難しいですよね。以下のような相談をいただきましたので、考えてみました。
現在、子供が1人いて、○○駅周辺で保育園に通っているため、○○駅徒歩7分で分譲されているマンションAを考えている。一方で、今後、駅徒歩5分以内に大手がマンションBをリリース予定で人気の鉄板マンションになりそう。マンションBは坪単価が跳ね上がりそうで、待てばマンションAを買い逃してしまう懸念もある。
目次
いったん鉄板マンションに住むために考える
「すまいよみ」なら、いったん「待つ」選択肢を考えます。理由は簡単で、良い条件の住まいの方が絶対満足度は高いですし、今より条件が良いマンションが後から分譲されれば「隣の芝生がより青く見えて」後悔するからです。立地、住環境などリリースが決まっているのであれば、以下の視点を考えた上で「ワンチャン」待ちます。購入予算の明確化
まず、購入予算を明確にします。この際、価値ある住まいを検討するわけですから、ファイナンシャルプランナーなど第三者の査定を鵜呑みにするだけでなく、少しくらいの背伸びをするバーを設けておく必要があります。住宅購入前の家計診断(外部ページ:すまいよみメインブログ)分譲価格の予想と条件面
難しいかもしれませんが、マンションBの価格を予想しておかなければいけません。例えば、マンションAが坪単価300万円(70㎡6,400万円)なら、Bは坪単価400万円(70㎡8,500万円)など。手が届かなければ、条件面で妥協することはできそうでしょうか。Aであれば、70㎡、3LDKを検討できるが、Bであれば、坪単価400万円でも60㎡で7,300万円なら出せる、家族構成を考えて2LDKでも暮らしていけそう、など。子育て時期・教育環境
大事な視点です。子供が成長するほど引越しのハードルが上がります。マンションBの売出し時期、入居時期を見極めます。もし、小学校入学以降での入居時期になりそうであれば、事前に学区の賃貸に引っ越した上で、Bの分譲を待つ手もあります。この場合、Bと同じ学区であれば、マンションAや他の中古マンションを購入しておく選択肢もありますが、住宅ローンをフルに利用する場合であれば、与信の都合上、住み替えのハードルも上がるため、できれば身軽な賃貸を選択する方が良いかもしれません。駅前再開発のような大きな付加価値を持っていない限り、わざわざ購入費用の持ち出しや値下がりリスクを背負っての買い替え前提はお勧めできません。将来的に購入できない覚悟を持っておく
マンションBが鉄板マンションであれば抽選になりそうですし、予想よりも高ければ手が届かないかもしれませんので、Aを買い逃し、Bも購入できないかもしれません。もし、賃貸でBの学区に引っ越していれば、子供が義務教育を終える段階まで賃貸に住み続け、その後、他のエリアへの住み替えなどを検討します。待たずに分譲中を選ぶ選択肢も
もちろん、永住前提で「広さ」「価格」などの条件面でマンションAが本気で気に入って、買い逃すと後悔しそうであれば購入した方が良いです。予算に大きな乖離があり、身の丈に見合って購入できるAを選ぶ選択肢もありです。
Bのリリースが5年や10年先であれば、年齢や住宅ローンの借り入れ可能期間なども踏まえ、選択肢も変わってくるでしょう。家族あっての住まいです。早めに定住できる住まいを確定しておくことは大きなメリットになります。
ただし、後で絶対後悔しないか、よく考えておきましょう。
「住まい選びの基本は早め、購入したくなった時」ですが、2.3年くらい先に、より高い価値がある住まいの分譲が控えているなら、私ならワンチャン待ってみたいです。
簡単ですが、現状、私が考え得る選択肢は以上になります。同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。
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