お便り返しとなります。
差出人：匿名
※TwitterDMにてご質問、記事化要望があった内容のためご質問文の一部を著者で編集
物件調査tweetでは値上がりしている良い事例ばかりを取り上げているようですが悪い事例は取り上げないのでしょうか。
それともここ数年に竣工した新築マンションで大きく値下がりした事例はないのでしょうか？
匿名様
マンションマニアです！
お便りいただきありがとうございます！
良い事例に絞って取り上げているということは一切ありません。マンション価格が全体的に値上がっているため自然と良い事例ばかりとなってしまうだけです。過去tweetを焦っていただければ値下がっているマンションも取り上げていますし、今後見続けていただければ自然とそういった事例を共有することもあるかと思いますのでご安心ください。
こちらの記事では物件名は伏せますが(通常の物件記事であれば物件名だしますがこのような記事ですのであえて控えます)下記はけっこう値下がり率が大きいです。
※私が新築時にウォッチしており中古の出物を見逃さなかった物件のみのためもっと厳しい事例があるかもしれません
■A物件 2019年築 某県 某駅徒歩約10分
新築時の価格：2600万円台
中古時の価格：2000万円台
値下がり率約23％
3年ちょっと住んで2割強の値下がりでした。仮にフルローンだったならば残債は約2400万円のため売却時の諸費用を合わせると約500万円の持ち出しです。
■B物件 2020年 某県 某駅徒歩約15分
新築時の価格：4500万円台
中古時の価格：4200万円台
値下がり率約7％
2年ちょっと住んで1割弱の値下がりでした。仮にフルローンだったならば残債は約4250万円のため売却時の諸費用を合わせると約150万円の持ち出しです。
上記のようにいわゆる残債割れしている築浅マンションも数は少ないですがあります。
ただ、両物件とも資産性が高くないことは明らかでしたからそれをわかって購入しているのであれば売却した方にとっては満足した買い物だったのではないでしょうか。一概には言えませんが資産性が低いマンションを買える人ってお金にゆとりがある人ですので。お金にゆとりがあれば好きなものを買えますからね。そうでなければ資産性もある程度重視した選択をすることでしょう。もしくは永住前提か。
資産性が明らかに低いのに資産性が高いと思って買ってしまったということにならないことが大事です。
参考になれば幸いでございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
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買わないほうが良い新築マンションとは
とても興味深く記事拝見させて頂きました。「資産性が高くないことは明らか」というのは例えばどのようなものになるのでしょうか？
セブンガー様
マンションマニアです！コメントいただきありがとうございます！
例えば新築マンションの場合
・周りの中古より立地が劣るのに価格が高い
などがわかりやすいところになりますでしょうか。
エリアやマンションによってアドバイスも変わってきますのでぜひ個別にご相談ください！
引き続きよろしくお願いいたします。
「一概には言えませんが資産性が低いマンションを買える人ってお金にゆとりがある人ですので。」
この内容の意味するところを詳しく知りたいです。
私は資産性が高いマンションは相対的に価格が高く、マンションで資産性を追求するためには、そもそもの資産が必要で、資産性が低いマンションはお金に余裕がない人が限られた選択肢の中から選ぶ（選ばざるを得ない）側面があると考えていました。
ゆとりがある人はマンションでの資産性を気にせずに実需・好みに焦点を当てて純粋に自分の好きなものを選べるからでしょうか。
KAY様
マンションマニアです！コメントいただきありがとうございます！
家を買うにあたり残債割れしないかどうかはとても大事なことです。
Aさん 年収500万円 住宅購入後の貯金200万円
Bさん 年収500万円 住宅購入後の貯金1500万円
Aさんは資産性高いマンションを買わないと残債割れに対応できません。
価格が低くとも資産性が高いマンションはあります。価格が高くとも資産性が低くいマンションはあります。
お悩み大きいようでしたら個別相談会のご利用をおすすめいたします！
引き続きよろしくお願いいたします。