※タイトル上は残債割れしない住まい選び~ですが残債割れに対応できるなら資産性にこだわらなくても大丈夫だと考えます。ぜひお読みください!!
※これまでも同じような記事を何度も書いていますが過去記事は埋もれてしまいがちなため改めてとなりますことご了承ください
どうも!マンションマニアです!
お便り返し その654「値上りしている良い事例ばかりでなく値下がっている悪い事例も知りたい」
上記記事を公開したところ下記のようなご質問をコメント、TwitterDMでいただきましたので改めて記事にてご回答できればと思います。
・資産性が低いマンションの特徴はなんですか?
・お金にゆとりがある人ほど好きなものを買える理由はなんですか?
・予算が低いと資産性高いマンションを選ぶことは難しいのではないでしょうか?
まず、資産性の部分ですが将来のことはわからないのですが少なくとも今時点で価格が割高か適正か割安かはほとんどのマンションで調べることができます。
まったくマンションがない街だと私も考えてしまうことはありますがほとんどの街で既存マンションがあるわけで中古を買うにしても新築を買うにしても相場を見てあげると良いでしょう。
とくに新築マンションで気をつけなければいけないのが中古になったときにどう見られるかです。新築時代はちやほやされる存在のため中広域からも検討者がきますが中古になると急に地元需要へ切り替わるなんてのもあるあるです。周りの中古マンションよりも立地が劣るのに価格が高いなどは注意が必要です。
中古マンションを買うにしても築年数がもっと古くなっても選ばれるような存在なのかどうかでも変わってきます。
次にお金にゆとりがある人ほど好きなものを買える理由についてです。
Aさん 30歳 年収500万円 住宅購入後の貯金200万円
Bさん 30歳 年収500万円 住宅購入後の貯金1500万円
Aさんは貯金が少ないため資産性高いマンションを買うしかない状態です。一方でBさんは貯金がたんまりあるため資産性がちょいと低めのマンションを買っても大丈夫な状態です。低金利のためあまりおすすめはしませんが資産性が厳しいマンションを買う際は貯金の一部を頭金としても良いでしょう。
自宅を買う以上は資産性よりも満足度を優先すべきです。自分たちがしたい生活を叶えてくれるかどうか。それが一番大事です。もちろんお支払いに無理のない範囲で!!
でも、ブログ開設当初からお伝えしていることですが住宅ローン残債を割ってしまうような買い物もしくは残債割れに対応できない買い物はすべきでないと考えます。
いろいろな意見はあって当然です。でも私はブレません。永住目的だろうが住宅ローン残債割れは避けるべきなのです。売るに売れないというのは怖すぎます。もちろん残債割れに対応できるなら話は別です。
住宅ローン残債割れしないであろう物件、もしくは残債割れに対応できる物件の中から自分たちがしたい生活を叶えてくれる物件を選ぶことをおすすめしています。
最後に予算が低いと資産性高いマンションを選ぶことは難しいのではないかという話ですがそんなことはまったくもってありません。
前回の記事では下記の悪い事例を共有しました。
■A物件 2019年築 某県 某駅徒歩約10分
新築時の価格:2600万円台
中古時の価格:2000万円台
■B物件 2020年 某県 某駅徒歩約15分
新築時の価格:4500万円台
中古時の価格:4200万円台
でも似たような価格帯で良い事例もあります。
■C物件 2018年築 某県 某駅徒歩約15分
新築時の価格:3400万円台
中古時の価格:3900万円台
■D物件 2020年築 某県 某駅徒歩約15分
新築時の価格:4300万円台
中古時の価格:5900万円台
■E物件 2020年築 某県 某駅徒歩約5分
新築時の価格:2800万円台
中古時の価格:3700万円台
両極端ではありますが当然その間なども多くあります。
A物件とB物件のような新築マンションは貯金がたくさんある方でないと怖くて買えないですがC物件~E物件のような新築マンションであれば貯金があまりない方でも残債割れの心配が少なかった(新築販売時から人気のマンションで割安なことも当時からあきらかであった)ですから買いやすいですよね。
私は資産性だけを考えろなんてまったくもって思っていません。満足度が一番大事です。でも、売るに売れないという状態にならないかどうかを守りつつの住まい探しをおすすめしています。
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お便り返し その385「残債割れとはどのような状態のことでしょうか」
コメント返しだけでなく記事化までしていただき、ありがとうございます!
残債割れに対応できるかどうかという観点なのですね。
たしかに、残債割れの観点でみると貯蓄に余裕がない方が売却観点で失敗できないという意味では
資産性が低いマンションを買える=お金にゆとりがある(残債割れに対応できる)人」ということで理解できました。
記事で主張されているとおり、お金にゆとりがあろうがなかろうが残債割れは避けたいと思いました。
新築も中古も高騰してしまい、残債割れリスクも高りつつある市場かと思いますが、
購入検討の際はぜひご相談させていただければと思いました!
KAY様
マンションマニアです!
ご覧いただきありがとうございます!
自己資金がしっかりとあればある程度好きな物件を選べるのですがそうでないと資産性高い物件を購入しておかないと万が一売ることになった際に困ってしまうのですよね。
もちろん自己資金がしっかりあっても資産性高い物件を狙う方もたくさんいらっしゃいます!!
値上がるとまでは言わなくとも値下がりにくいレベルのを選んでおいたほうが無難です。
前へ進まれる際はぜひご相談ください!
引き続きよろしくお願いいたします。