お便り返しとなります。
差出人:ちくこ
ミドサー夫婦、子供2人目の出産と1人目の小学校入学が近いため、マンション購入を検討していますが、新築、築浅マンション価格が高騰のため、希望エリアを予算オーバーです。
子供の学校があり、2人目の中学校卒業まで(最低15-16年)は同じマンションに住みたいです。場合によっては終の住処になるかも。
そのため、エリアか築年数を妥協しようと考えてます。
しかし、築古マンション(築15-20年以上)の場合、子供が中学校を卒業するころには、築30-35年以上になっており、老朽化が心配です。
そこで、築年数は妥協しても大丈夫でしょうか、また、売却や永住の面でも妥協しても大丈夫なマンションの見分け方を質問させてください。
よろしくお願いいたします。
ちくこ様
マンションマニアです!
お便りいただきありがとうございます!
新築マンションや築浅中古マンションだと希望エリア内での購入は難しいけども築15年~築20年クラスであれば希望エリア内で購入できるということでしょうか。
それであれば築15年~築20年クラスの中古マンションにして希望エリアを守ることをおすすめいたします。
私の経験上や感覚的なアドバイスになってしまうのですが2000年以降のマンションであれば大きな部分は今と変わっていません。それどころか当時のマンションのほうが専有面積や玄関前、自走式立体駐車場の充実など至る所でゆとりを感じることも多いです。
窓が単板であったりすることも多かったりと変えられない部分でやや時代を感じる部分はあるかもですがディスポーザーは流行り出していましたし、管理組合次第ですが共用部分のバリューアップが実施されていることも多いです。
それでもご質問文にありますようにいつかの売却時に築30年クラスになってしまうということを不安に思う気持ちもわかります。
ただ、そこは大丈夫です!!マンション選びさえ間違えなければ!!
下記を守って選ぶと良いでしょう!
・今時点で築30年クラスのマンションが築20年クラスに比べて激安でない街
・そのエリア内で輝き続ける希少性があるマンション
今時点で築30年、築40年クラスのマンションが3000万円の街で築20年クラスのマンションを5000万円で買うよりかは築30年、築40年クラスのマンションが4000万円の街で築20年のマンションを5000万円で買うほうがリセールバリューに期待しやすいでしょう。(フルリフォームの業者物件価格を参考にするのは危険ですのでご注意ください)
そして希少性も大事です。
築年数が経過すればするほど自分の住むマンションより若いマンションが増えていきます。その若いマンションより勝る部分がないとただ古いだけのマンションになってしまいます。若いマンションが出てきてもそれより勝る部分が多ければ古くても価値のあるマンションということになります。
築年数が経過していると修繕積立金は重たくなりがちですが駐車場のゆとりなどから管理費は今の時代のマンションより抑え目であることも多いです。築20年前後であれば建て替え問題などはまだまだ先ですよ。
ただ、室内の設備を新築時のまま引き継ぐと少々古さを感じることや途中でリフォームを考えたくなるかもしれませんので新築マンションや築浅中古マンションを買うよりかはリフォームに対応できる費用を用意しておきたいところではあります。
もちろん管理がしっかりと行き届いているかも大事です。ちょうど先日築20年クラスのマンションを見学する機会があったのですが新築時に見た時と比べて古さを感じないバリューアップされた共用部に感動したところです。
第一希望の街で築20年前後の良質な中古マンションにされることをおすすめいたします!
しっかりとヒアリングしてみるとアドバイスが大きく変わることもあります。個別相談会へのご参加お待ちしております!!
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参考になれば幸いでございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
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