どうも和田です。
日経に以下の記事が出ていました。
住宅ローン、「頭金ゼロ」で返済減少の怪
僕が代表を務めるGOGENでは、「ゼロテ」という手付金が不要になるサービスを提供しています。ゼロテの利用者は、「頭金ゼロ」フルローンでの購入が多いですが、決してお金がないわけではありません。実際に、投資信託の積み立てやNISAなどである程度のキャッシュを持っている人も多いのです。ただし、運用益を取り崩したくないなどの理由で、なるべく住宅ローンを借りたり、手付金を工面したくないと考えています。
参考;ゼロテHP
住宅ローン返済については、昨年までは株式相場も好調だったので、返済する分を投資に充てていた人も多いでしょう。僕もそういった考え方は理解できます!
また、家計のキャッシュフローをどれだけプラスにするかも重要です。無理に返済せずに流動性の高い資産に替えておくことは賢い選択肢だと思います。今の金融環境であれば、目いっぱい借りておくのも悪くないだろうと思う人も多いですし、僕もその一人です。
しかし、一方で、「自分で暮らす」前提が住宅ローンですから、無理ない生活のために借りすぎは良くないとも考えます。他人を気にして見栄を張る必要もないですよね!
このような背景を踏まえて、住宅ローンの残高が過去最高である一方、毎月の返済額が減っているという状況は、ローンが借りやすくなっていることが一因として考えられます。将来の金利上昇が懸念される中、変動型を選ぶ人やローン減税の恩恵を受けるためにあえて繰り上げ返済しない利用者も多いです。
金融機関が住宅ローンの商品性を改善しているため、借りやすくなっている現状を利用して、賢く借りることが重要です。ただし、無理な計画やリスクを取りすぎないように注意しましょう。以下に、住宅ローンを組む際に考慮すべきポイントをいくつか挙げます。
- 予算設定: まずは、自分の収入や支出を把握し、返済可能な金額を見極めましょう。無理のない範囲での借入額を決めることが大切です。
- 金利選択: 金利は固定金利と変動金利があります。金利上昇リスクを避けたい場合は固定金利がおすすめですが、変動金利は短期的には低金利が続くことが予想されるため、返済負担を軽減したい場合は変動金利が良いでしょう。
- 返済期間: 長期の返済期間を設定すると、月々の返済額は減りますが、利息の総額が増えることになります。逆に短期の返済期間を設定すると、月々の返済額が増えますが、利息の総額が抑えられます。自分のライフスタイルや将来の見通しを考慮して、適切な返済期間を選びましょう。
- 繰り上げ返済: 余裕がある場合は、繰り上げ返済を検討しましょう。繰り上げ返済を行うことで、利息負担を減らすことができます。ただし、繰り上げ返済には手数料がかかることがあるため、その点も考慮して計画を立ててください。
- 保証人や共同債務者: 住宅ローンを組む際には、保証人や共同債務者が必要な場合があります。家族や親族が保証人や共同債務者になることが一般的ですが、その場合、その人たちにも返済義務が発生することを念頭に置いておきましょう。
最後に、住宅ローンを組む際には、長期の返済を前提として、無理のない計画を立てることが大切です。
個人にリスクが蓄積している面は否めませんが、それぞれのライフスタイルや考え方に合った選択が重要だと思います。
コメントを残す