こんばんは、のらえもんです!今夜も悩める子羊からのお悩み相談です。
今家を買うか買わないか、究極の選択で悩んでいます。
初めまして。
世田谷区在住
夫48歳会社員 年収1500万円
妻43歳フリーランス 年収400万円
子供 1人(保育園児)
です。
夫が転勤族のため現在も賃貸マンションに住んでいます。年齢制限で家賃補助がでなくなり、月20万円の家賃がもったいないく感じていたなか、50歳になるとローンが組めなくなると気づき、いつかは自分たちの家がほしいと思っていたので焦って家探しを始めました。
エリアは落ち着いた環境で子育てしたいと京王線、小田急線、田園都市線で探しています。
今年転勤があることや将来リセールする可能性を考えると、貸し出しやすい駅近、築浅のマンションがよいかとは思うのですが、どうしても新しいマンションの画一的な間取りや内装が好きになれません。
また、価格面もすでに35年ローンが組めないとなると月々の支払いが割高になるので6500万円までで探していますが、70平米以上で駅近となるとどれも予算オーバーです。
西武新宿線も勧められましたが正直ピンと来ませんでした。
本当は自分たちの好みの間取りや内装にリノベできるのがベストなのですが、せっかくこだわっても最初から人に貸すことを考えると気が進まず…。そもそも東京にまた戻ってくるのがいつかわからない中でこだわることに意味があるのか?とも。
ただ50歳までのローンでの購入を諦めると老後までに資金を貯めて一括購入する選択肢しかなく、子供が巣立ってから家を買ってもあまり意味がないのではないかと思います。
いっそ転勤先の地方で購入することも考えるのですが、リセールは厳しい可能性が高いので、その土地を好きになれるかなども慎重に検討しないと…と八方塞がりです。
どうか迷える転勤族に、忌憚のないご意見、アドバイスをいただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
んー、まず「50歳になると住宅ローンが組めなくなる」ということはありません。基本的に、50歳以降でも組めます、現に私の知り合いは58歳で住宅ローンを組んで新しいタワマンに入居していますからね。
住宅ローンは心身ともに健康な人向けの金融商品です!
・50歳くらいになると、健康診断でいろいろと引っかかってきませんか?そこが団体信用生命保険で引っかかるポイントです。なので、家を買いたいのであれば健康なうちに買うことが必要です。
・たいていの住宅ローンは完済時年齢を79歳にしているので、35年ローンを引っ張れません。しかし世の中のマンションは35年間引っ張ることを前提に値段がついているので、年をとった後だと毎月の返済がきつく感じる…これは若い時に勇気を出した住宅ローンを組んだ人の特権ですから、出遅れ組の不利はやむをえません。
そして、もう一つの問題「転勤が間近に迫っているのに今買う必要があるのか」ですよね。転勤になると「売る」「貸す」「単身赴任」「貸さずに持っておく」の4択ですが、基本は「売る」「貸す」。そして、買った直後の転勤だと「貸す」が選択肢となると思いますが…特に田園都市線沿線は、新築価格と賃貸価格の釣り合いが取れていない路線となっています、最近はどこも似たようなものかもしれませんけど。
2つの処方箋を提示しましょう。
1:貸した時に(住宅ローンの支払額+維持費)<想定賃料となるマンションを狙う。転勤のことをむしろ「堂々と超低金利の住宅ローンで調達した物件を賃貸に出せるチャンス」だと思うのです。その際に、「終の棲家」「こだわりの住宅」という観点は捨てて、経済的にプラスとなるマンションを新築・中古問わず探す。
2:もう転勤族である会社を選んだことは天命なのだと諦めて、このまま子どもが巣立ってから改めて考える。団塊世代からの大量相続が発生する10年後に、値落ちするエリアをその時に改めて狙う。
私のオススメは1です。結局経済的にプラスとなる観点で選んでも、やはり買ったマンションは愛着がわきます。4年定借くらいで貸しておき、その後東京に帰れるかで考えましょう。良いお家が見つかることを心から祈っております!
歳を取ったら住宅ローンが組めなくなる。⇒それは事実です。ただ50歳ではないだけ。
大抵の信託銀行は65歳以下、都市銀行は70歳以下です。
あと、収入が年金だけだと借りられない、というところもある。それはどうしてだろう?といつも思う。会社勤めなら倒産で収入なくなるとか業績
不振で大幅に収入減る、とかあるけど、年金なら年々減額されるとはいえそんなに大幅に減ることはないのに。