お便り返しとなります。
差出人:しましま
誰に答えて欲しいですか?
マンションマニア, のらえもん, ふじふじ太, すまいよみ, マン点
あちこちの記事に何度も出てきている「住みながら投資」について、どのような方に向いていてどのような方に向いていないのか、今一度詳しく教えてもらえないでしょうか。
住みながら投資とは、今後住み替え見込みである方や、老後は自宅を売却して別の場所で暮らす方を想定しているという理解になりますでしょうか。
私は、仕事の関係上、職場が変わる予定も住み替えの予定もなく、最期を自宅で迎えたいので老後も自宅を手放したくない(手放さざるを得ないときは仕方ないですが、少なくとも売却前提の人生設計には躊躇がある)のですが、その場合には住みながら投資の適応はないという理解になりますでしょうか。なお、子どもに資産を残すことを重視するのではなく、自分の人生を中心に考えてのことです。
賃貸との比較では、賃料と同じ程度のローン支払額+維持費におさまるのであれば、住みながら投資に優位性があることはよく理解できます。賃貸を続けて与信を使わないのはもったいないということも共感できました。
しかし、住みながら投資のために賃貸の場合の賃料よりも「背伸びしてローンを引っ張る」ような場合、売却して初めて利益が現金化されることが前提になるような気がします。もちろん程度の問題はあろうかと思いますが、その場合、背伸びしている分貯蓄ないし投資に回せる資金が減ってしまい、何かあったときにすぐに現金化できる資産を十分に用意できないように思えました。また、「背伸び」した物件を購入した場合と、「背伸び分」を投資(比較的手がたい投信積立てを想定)した場合の比較がなかなかしづらく感じ、少なくとも、背伸びした場合の住みながら投資はポートフォリオが国内不動産に偏ることを意味するように思われ、分散投資という観点を重視する方にはそぐわないようにも感じました。
私の理解不足で誤解もあるかもしれませんし、まとまりがなくて恐縮ですが、うかがいたいのは、冒頭に述べたとおり「住みながら投資」は、どのような方に向いていてどのような方に向いていないのかということです。
よろしくお願い致します。
しましま様
マンションマニアです!
お便りいただきありがとうございます!
私の考えはシンプルです!!
『将来の選択肢を増やすため』
です!!
もちろん住まいとしての満足度を最優先にしていますが住みながら投資の考え方としては上記です!
例えばですが家賃15万円の家に20年住むのと5000万円の家を購入して毎月15万円(維持費込み)支払い20年住むのとを比べてみるとわかりやすいです!
[賃貸の場合]
20年間の住宅費 3600万円
[購入の場合]
20年間の住宅費 3600万円
賃貸なら更新料、購入なら修繕積立金の改定や固定資産税がありますから完全一致にはならないものの毎月同じ支払い額で比べると当たり前ですが総支払額は同じです。
賃貸の場合、同じ家に20年住もうと更新毎に住み替えようと払いきりです。
一方で購入の場合、仮に20年後に購入価格と同じ価格で売れれば売却すると手元に2600万円ほどお金が戻ってきます。仮に年間1%づつ物件価格が下がっていたとしても1700万円ほど手元に戻ってきます。
もちろんこれは売らなければ戻らないお金です。
でも、
①売却せずにそのまま住み続ける
②売却して戻り金を次の住まいに充てる
など賃貸よりも選択肢を豊かにできます。
20年間家賃を払い続けて何も残らないのと20年間住宅ローンを払い続けた結果売却すれば大金が戻ってくるのとどちらがいいかは一目瞭然かと思います。
背伸びの部分への回答はシンプルです。
そこが気になるなら背伸びしない範囲で資産性高い物件を買えばいいのです。
住みながら投資が向いている方、向いていない方についてはざっくりですが
住みながら投資をするべき人 → 自分の力で大きなお金をリスク極小でつくりたい人
住みながら投資しなくてもOKな人 → 自宅以外で大きなお金をつくれて自宅を経費にできる人
こんな感じでしょうか。
もちろん住まいですから満足度を最優先にすべきであり結果として住みながら投資になっていた~となるのがハッピーですよね!
参考になれば幸いでございます。
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