「メンバーへの質問やお便りコーナー」を通じて、「西の方から」さんから「マンコミュ住民掲示板にて私が住んでいるマンションのスレがよく荒れる」ことについてアドバイスがほしい旨の投稿を頂戴した。
他のメンバからの回答がないようなので、マン点流回答を二つご用意しました。
いつも皆様のブログ楽しく拝見しております。
さて、つまらない相談で恐縮なのですが、マンコミュ住民掲示板にて私が住んでいるマンションのスレがよく荒れるのですが、どうしたものでしょうか。
マナーの問題に関して個人を特定できる書き込みで非難するなど、なかなか賑やかなスレになっております。
見ないというのが一番なのかもしれませんが、荒れてないかつい気にして覗いてしまいます。
全然切実な相談でないですが、アドバイスいただけるとありがたく存じます。どうぞよろしくお願いします。
噂話は誰しも気になるものですね。
ましてや自分の住むマンションでのネガティブな投稿ともなると。
宇宙や地球の歴史に照らし合わせてみる
でも、チョット考えてみてください。
その投稿は重要な内容を含んでいますか?
どんなに重要なメッセージが込められていたとしても、宇宙の138億年の歴史においては取るに足りないことにでしょうね。
あるいは地球の45億年の歴史においても同様ですね。
当職はイラっとしそうなった時には、そのように宇宙や地球の歴史に照らし合わせて「なんだ大したことないじゃないか」と、サラッと受け流すようにしています。
「もう少し人間時間スケールで答えてほしい」というような声が聞えてきそうなので、別の角度からも助言しましょう。
事実や意見の内容だけに集中する
かつて弊ブログ「マンション・チラシの定点観測」の投稿欄が荒れたときに、岩田宗之著『議論のルールブック』(新潮新書2007/10)をもとに、「「コメント欄」への投稿ルール」を記したことがあります。同著によれば、相手の主張を破壊する冷笑主義者には次の5つのパターンがあるといいます。
- 相手の説を崩すのが目的
- 例外的な事柄を持ち出す
- 「悪魔の証明」を悪用する
- 自分で調べず、人に要求する
- 実証を認めない
彼らに対処するには、彼らのやり方が力を持たないということを示す必要があります。
どれだけ相手が数を頼りにしてきてもやり方を変えずに、事実や意見の内容だけを考慮するようにします。
相手の意見を消して回ったり、議論の場を閉鎖してしまったりするのはもってのほかです。それは、自分もやはり意見の内容意見の数のほうを心配しているというメッセージに他ならないからです。(P63-64)
岩田宗之著『議論のルールブック』
「西の方から」さん、お役に立ちましたか?
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