マンション価格が高値を更新し続けておりいつ買うべきか分からない人も多いかと思います。
今回は中古マンションがどの様に値上がりするのかを解説致します。
これから都市部のマンションを購入される方には役に立つ内容となります。
中古マンション値上がりの要因
中古マンションの相場形成の大きな要因は、
近隣新築物件の価格設定
になります。
・建築資材の高騰
・職人人工の高騰
・土地仕入れ金額の高騰
によって新築価格が上昇します。
新築が売り出されると近隣相場の補正がされ中古価格が上昇します。
最近の事例でお話すると、
・パークタワー勝どきの影響で勝どきザタワー等が値上がり
・ブランズタワー芝浦の影響でグローバルフロントタワー等が値上がり
はイメージがつきやすいでしょう。
その他の要因
新築価格の影響以外にも多くの要素がありますので解説致します。
・再開発
・新駅の計画
・路線の延長
などが主な要因で街の力が上がる場合やそれに伴い人口が増えると予想される場合になります。
中野駅周辺や大井町駅周辺は再開発により更に資産性が高まることが予想されます。
不動産相場補正の特徴ですが、
計画段階ではあまり上昇せず、完成を迎えて上昇する
ということが言えます。
最近では、有楽町線延伸の影響で住吉と東陽町の間に新駅ができることが決まりましたが
近隣の物件の目立った値上がりは見らせません。
これはマンションはキャピタルゲインを得るものでは全くなく、あくまで居住快適性を得るものであるからです。
結論
中古マンションの値上がりは、
・新築マンションの計画
・再開発等
によってある程度予想が可能と言えます。
では、それらを踏まえて今後値上がりの期待がもてるエリアを一つ挙げるとすると、
港区港南
です。
【新築マンション】
・(仮)リビオタワー品川(坪単価予想500~700万円)
【再開発等】
・2025年高輪ゲートウェイ本格開業
・2027年リニア新幹線開通
・2030年代半ば南北線延長
値上がり要素盛りだくさんのエリアとなっております。
ポテンシャル面も新幹線のアクセスや羽田空港の近さと申し分ないです。
例えば品川9分に位置する品川タワーフェイスというタワーマンションを例にすると、
直近の取引事例では坪単価421万円で成約しております。
新築物件だとザ・十条タワーと同等の相場感となります。
ウォーターフロントではあるけど港区アドレスで山手線最寄りは資産性維持の観点では申し分ないです。
この様なエリアはまだまだありますので是非不動産会社に聞いてみてください。
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