どうも!マンションマニアです!
今回は実際にあった動きを元に買い時と売り時の一例を共有できればと思います!
※今回の記事は若干気持ちブルーになる内容かと思います。そういった記事を読みたくない方はこの先進まないでいただければと思います。私としてはマンションは住まうものですからリセールバリューの話ばかりをしたくはないのですが、住宅ローンという借金をして買うとなれば資産価値という面も納得して購入することが大事であると考えます。最近は値上り!値上り!というパターンが多いため焦りだしている一次取得検討者も少なくはないはずです。値上がることもあれば値下がることもあるという一つのパターンとしてお話しいたします。
下記は実際にあった動きです。
■近郊・郊外の中古マンション(以下Aマンション) 約75㎡ 築約15年
※同一住戸
※どちらもリフォームなし
2022年:約5200万円
2023年:約4500万円
購入した住まいを何かしらの理由があり1年で売却されたパターンですが1年で約700万円ほど値下がりしていました。(短期売却自体は珍しいものではありません)
2022年から2023年にかけて首都圏全体の相場としては上昇しているのですがミクロの世界で見てみると下記のような状況でした。
2022年:新築マンションの供給がなく中古も枯渇していた
2023年:新築マンションの供給がありそれがお安かった
2023年に出てきた新築マンションはAマンションと最寄り駅や学区、日常生活圏が同じですがより好立地でありながらも近しい面積帯の部屋が5500万円からスタートという値付けになりました。
2023年の検討者目線からしますと
新築:5500万円
築約15年:????万円
となりますからどうしても1000万円近く安くならないと築15年の出物を購入しようという気持ちにはなりにくい状況です。
早く売りたいという個別の事情もあったかもしれませんが一番大きな理由は上記と見て間違いないでしょう。
当然のことではありますが中古マンションの価格は周辺中古マンションの在庫状況だけでなく新築マンションの価格にも影響を受けます。その新築マンションが自分のマンションよりも立地が劣るのであれば話は変わってきますが同等か勝っているとなれば無視できない存在となります。検討者目線からすれば同じような立地で同じような価格なら引き渡しまでの待ち時間があれど新築マンションを選ぶという方がほとんどでしょう。税制面も新築有利です。
ただ、難しいのは誰しもが売り時は選べないということです。家族構成の変化(家族が増えるだけでなく離婚など)、転勤などなど。
それでも売り時を選べるならば在庫がたくさんある時期やお安い新築が供給中を避けることをおすすめしています。絶対とは言えませんが今回例としているお部屋も2024年であれば5200万円くらいで売れそうなイメージがあります。
~まとめ~
・中古が枯渇している時は売り時
・周辺の新築マンションが高値で供給している時は売り時
・中古の在庫が溢れている時は買い時
・周辺の新築マンションがお得感ある価格で供給している時は中古も買い時
・全体の相場に惑わされずに購入時はミクロの世界も要確認
・とはいえ売り時はなかなか選べないですし欲しいと思った時が買い時
・「今は高値掴みだろうなぁ~でも住みたいから買うんだ!!」など理解して買うことが大事
・とはいえとはいえマイホームはリセールバリューは二の次!一番は住んでハッピーかどうか!値上がろうが値下がろうが納得した上で購入してハッピーな生活をしていればそれが一番!!私自身、仮に今日自宅の資産価値が2割下がってもなんの後悔もないですしそれに対応できる資金計画にしています!!そう思える街とマイホームを手にしましょう!!
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