不動産ブログメディア「マンション・チラシの定点観測」に投稿した8月の記事のなかから、マンション選びに役立ちそうな記事をピックアップ。
マンション市場
首都圏新築分譲マンション市場動向(23年7月)
23区の発売戸数の割合は、5千万円以下はほぼ消滅。億ションを境に3極化。晴海フラッグの転売価格「上乗せ率」の推移※適宜更新
SUUMOで見る限り、1か月間で5件の転売に成功!?転売物件(新規+売れてない)が積み上がってきている。
首都圏中古マンション市場動向(23年7月)
首都圏の成約単価、4か月連続で70万円を上回る。マンション工事価格「建築費指数」の経年変化を可視化
工事原価(ピンク色)は、ロシアによるウクライナ侵攻(22年2月24日)以前の20年12月あたりから急激に上昇。今年に入ってから落ち着いてきたが、6月に123.3 (暫定値)まで上昇した。マンション管理
修繕積立金|値上げの実態、値上げの困難性、総会対応について
国交省が8月10日に公表した資料をひも解くと、249事例の分析結果として、修繕積立金が平均で3.58倍値上げされた旨が記されている。専有面積70m2に換算すると月額7,210円が25,830円に。18,620円の増額!
機械式駐車場の取替え工事にいくらかかるのか
国交省は目安となるような情報を提供していないので、住宅金融支援機構が公開しているデータを元に試算してみた。マンション管理2つの制度、登録状況を可視化(首都圏)
マンション管理適正評価制度(マンション管理業協会)のほうは、登録料無償期間の終了(23年3月31日)によって、登録件数の増加速度が低下。本の紹介
なぜ首都直下地震に怯えなければならないのか『関東大震災がつくった東京』
知的好奇心を刺激してくれる労作。『首都防衛』講談社現代新書
首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火という「大連動」が生じたらどうなるか。最悪の被害想定を知っているか否かで、明暗が分かれるかも……。
新たな街歩きの楽しみ方!『路線価図でまち歩き』学芸出版社
路線価図を持って街歩きをするという、新たな街歩きの楽しみ方を伝授してくれる1冊。では、また来月!
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