こんにちは!
ふじふじ太です!
お便り返しです。
差出人: ロッテマニア
誰に答えて欲しいですか?
全員
メッセージ本文:
こんにちは、いつも拝見しております。
選択肢が絞れず次の一歩が踏み出せないため、アドバイスいただきたくご相談です。
前提
夫:年収600万円、31歳、中古派、勤務地都内様々
妻:年収600万円、30歳、新築派、勤務地渋谷
子:なし、2〜3年後に1人授かりたい
夫婦ともに週3程度の在宅勤務
現在は賃貸
希望
貯金:200万円程度
初期費用予算:100〜200万円(初期費用含めてフルローン想定)
駅徒歩:10分以内
エリア:武蔵小杉〜菊名、川崎〜登戸、溝の口〜鷺沼、成増〜和光市
悩んでいること
夫と妻で以下の通り意見が分かれています。
夫の意見としては、予算は7000万円くらいに設定すべき
50〜60㎡の2LDK中古を購入し、数年後に子が授かれた後に周辺の3LDKを再購入(新築中古はタイミング次第)
妻の意見としては、予算は9000万円くらいまでいける
1年以内に70㎡級の3LDK新築を購入
中古には住んだことがなく、少し抵抗がある
予算感にズレがあるのですが、2人で話していても結論が出ないため
まずは資金計画含むライフプランニングをしっかりすべきとは考えております。
一方で私(夫)が色々情報収集する中で、ひとまず中古でポジションセットして一刻も早く賃貸から脱却したいという思いが強くなってしまい、客観的なライフプランニングしてくださる方に出会えなくなってしまっています。
次の一歩をどう踏むべきか、アドバイス頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
お便り頂き有難う御座います!
ご夫婦で意見が合わずなかなか購入物件が決まらないというケースはよくありますね。
結論ですが、ロッテマニア様の状況であれば、なるべく購入価格は安く抑えた方がよろしいかと思います。
よって、どちらかと言えば私もご主人様よりの考え方に近いです。
なぜそう考えるかというと、ずばり「自己資金が少ないため」です。
ご質問内容を拝見して瞬時に感じた課題が自己資金の少なさでした。
購入に使える貯金額が200万円なのか、貯金額全体が200万円なのかによってもアドバイスが変わるのですが、一旦は貯金額全体が200万円という前提で進めていきます。
そうすると、さらに追い討ちをかけてしまうようで恐縮ですが、まだ物件を購入できる土台に乗っていないような気がします。
初期費用含めてフルローン想定ということだと思いますが、契約調印時には「手付金」が必要になります。
契約時にはまだローンは借りられませんので、手付金は自己資金がから出さなければなりません。
一般的に、中古マンションの場合の手付金は5%で、新築マンションの場合は10%です。
つまり、
7,000万円の中古マンションを買うなら350万円が契約時に必要になります。
9,000万円の新築マンションを買うなら手付金は900万円必要になります。
貯金額200万円では手付金を支払えませんので、そもそも契約ができません。
幸い手付金を安くしてもらって200万円以下になったとしても、それを支払った瞬間貯金が大幅に減ってしまい、日常生活が怖すぎます。
仮に手付金をゼロにしてもらって購入できたとしても、諸費用ローン含めたオーバーローンということですから、月々の収支も苦しくなる可能性が高いことに加え、自己資金が少ないという点で万が一に備えたリスク耐性も低いと言わざるを得ません。
考え方として、自己資金に余裕があるなら年収の8倍・9倍と与信を最大限に活かした借入額の設定にしても良いですが、自己資金が少ないなら月々の返済額は余裕を持つべきです。
今のマンション価格高騰時代においては尚更です。
今後将来的にどちらかが仕事を辞めるかもしれませんし、お子様ができれば育児休暇も必要になり年収も下がりますし、金利も上がって月々の支払額が上がり、物件価格が下落するかもしれません。
買うということは賃貸に比べて背負うリスクが高まりますので、上記リスクにある程度耐え得る資金的な余裕が必要だと考えます。
ロッテマニアさんの状況的には、私の感覚ですが、自己資金的にも予算感的にもかなり無理をしているように感じるので、そこまでギリギリの状況で無理して買う必要もないかなと思います。
一方で賃料が無駄ということには同意なので、どうしても今すぐ買いたいということなら予算を下げて探された方が無難かと考えます。
今後奥様が育休に入ることを考えると、奥様の年収を半分に換算して、世帯年収900万円の6倍で5400万円程度のご予算であれば、まだ安心感がありそうです。
それでも自己資金が足りないという課題はクリアしていないので、物件購入を検討する前に、まずは自己資金を増やせるアテがあるかを探りましょう。
例えば、親からの贈与などです。
当然ながら消費者金融から借りることは個信に影響するのでやめてください。
また、可能な限りご自身でも自己資金を貯める努力も重要です。
ライフスタイルを見直すきっかけだと思いますので、無駄な浪費などがあれば節約するなど工夫をしてみましょう。
ある程度自己資金の積み増しの目処が立った段階で、その自己資金の額とご自身のリスク許容度と相談をしながら、借入額をいくらにするかをご検討されるとよろしいかと思います。
その予算の中で最適なマンション探しをするようにすれば、おのずと選択肢が絞られてくると思います。
上記、参考になれば幸いです。
ロッテマニアさんが素敵なお住まいをご購入できることを祈っております!
本日は以上となります。
ご講読頂き有難う御座いました。
ふじふじ太
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