ＤＭやコメント欄で質問をくださる読者様ですが、『資産価値』『リセール』『買替前提』という言葉を連呼してくる方が増えてきました。少し家探しの考え方見直してみませんか？第一に資産価値で第二に住み心地や家族の幸せになってしまっている方があきらかに増えていますね。

そもそも家を買うということは何なのでしょうか？第一に資産価値という気持ちもわからなくないのですが、相性が合う中から資産価値第一という考えでないと失敗する可能性が高いと思っています。

マンマニはその家に住んだらどんな楽しい生活が送れるのか？そのご家族にとってその家は合っているのか？街の雰囲気に合わせてアドバイスするのがモットーです。

それでも資産価値を気にしないということはダメです。自分の住む家が将来いくらくらいの価値になるのかは売るつもりがなくても知っておく必要はあります。人生のイベントはいつ起こるかわかりませんから『こんなはずじゃなかった』だけは避けたいのです。

５０００万円で購入したマンションが１０年後には３０００万円の価値に・・・それでも最初からわかって購入していたのなら『仕方ない』と思えても、何も知らずに査定してその金額を聞いたらどうでしょうか？ましてやそれがマンマニが紹介したマンションであれば『なんだよ！』と思いますよね。もちろんそんなことを言われても責任は取れませんが、記事内では周辺築浅中古の相場を掲載することも多々ありますし、ポータルサイトで周辺の中古マンションの価格を見ればある程度は予測できますから買う前にご確認ください。

『資産価値』『リセール』『買替前提』で家を探すにしても、ここに住んだらどんな生活が送れるのかを家族みんなで楽しく話して家探しを家族の絆を深めるものにしてほしいと願っています。その中でいくつかの物件を決めて資産価値を気にしつつ決定することは良いことでしょう。最初から資産価値だけにこだわるとろくな目に合わないかも？いくら年収が高い男と結婚したからって相性が合わなければ幸せになれるとは限らないのと同じです。ちょっと年収が低くても相性の合う男と結婚したほうがよくないですか？

それと夫婦で買う場合は奥さんが妥協する点を限りなく０に近づけてくださいね(笑)何かあるたびに『ここに住まなきゃよかった』と言われかねません！女性の恨みは怖いです！？

もちろん考え方は人それぞれで、資産価値を第一に考える方を否定するつもりは一切ございません。

資産価値第一に考えて相談してくれた方にマンマニ論を説明して『家探しの考え方変わりました』と言われるのは本当に嬉しいことです。大切な相談者様だからこそ間違った方向に進んでほしくないと願っています。

また、最後に少々辛いことを言います。マンマニが得意地域とする近郊郊外で『今から』住宅探しをする方は気の毒だなぁ～と思います。

価格が高い！仕様が低い！

しかし、デベロッパーだって営利企業です。

売れるマンションを売れる価格

で供給しなければなりません。

相談ＤＭで『営業さんは建築費が・・・と言っていますが本当ですか？』と聞かれることがありますが本当です！建築費高騰の影響で悲鳴をあげているのはエンドユーザーだけでなくデベロッパーも同じです。近郊郊外ではやっていけない！ということで三菱地所レジデンス、フージャースも都市型コンパクトマンションのブランド立ち上げを発表しました。

マンションの仕様にもよりますがちゃんと造ろうとなると坪１５０かかるといっても大げさではなくなっています。７０㎡で約３０００万円・・・もちろんこの数字は仕様が良い場合の例ですが昔のように戸当たり１５００万円で建築できる時代は終わりました。となると近郊郊外では事業が成り立ちません。デベロッパーが売れる都心部、コンパクトマンションへシフトするのも理解できます。

では近郊郊外では新築マンションを購入してはダメなのか？

いや、新築プレミアムにお金を払う価値があると感じるならＧＯしていいのではないでしょうか？新築だからこそ味わえることはたくさんあります。どうしても値下がりを避けたいのであれば中古にしましょう。相談にのりますのでお問い合わせください。

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