マンクラ格付けチェック!お正月スペシャルに向けて(ブラインドテイスティング第2回)絶対アカンやつも登場

タワマンワイン会シリーズです。忘年会・新年会シーズンを控え、パーティールーム利用を含むタワマンライフの楽しみ方のご提案記事であり物件情報はほぼないので興味のない方は購読をお控えください。
前回企画のエンディングより。

持ち寄りタワマンパーティーに慣れてきたら?ブラインドテイスティングで盛り上がり必至!


さてブラインド企画、いかがだったでしょう。書いたように自分が参加するつもりがなかったのですが、いざやってみたら全員で味わうドキドキ感もでて非常に盛り上がりました。素案からの企画の流れもよく、皆さん是非またやりましょう!と誓って解散しました。

2回目が開催はされたのですが、ワインでもないのに記事を熟成しすぎ、次の芸能人格付けチェックお正月スペシャルが見えてきてしまったので遅ればせながらリリース。

パーティールーム片付け問題

前回メンバー+1の9名が約束の地パークコート渋谷 ザ タワーへに集結。いい加減、物件の新規情報はないのですが、最近パーティールームの利用で話題になりましたね(元は某勝どき物件の炎上からの流れ)。


はるぶーさんに続き私もパークコート渋谷 ザ タワーネタで呼応。(正直、自分のマンションよりワイン会で利用させていただいています)


記事から引用:

パーティールームは食器洗いやゴミ捨て不要というさすがパークコートなシステム(片づけ・掃除ってけっこう面倒なんですよね)。

終了時間終了30分前くらいになるとソワソワしてきて、最後でガーっと片付けるのが一般的ですが、酔っているのでグラス割ってしまいバタバタ、というのがあるあるです。結果、入居時はリーデルとまで言わなくても薄く軽かったパーティールーム備え付けワイングラスが、100円ショップ品ですか?という残念な感じに置き換わるまでがセットですね。中間的な、ゴミは片付けるけど食器は食洗機にセットすればOK、というパーティールームもありますが、コストはかかるのでしょうがパークコート渋谷 ザ タワー方式がやはりもっともスマートです。写真が12人並べるパーティールーム超ロングテーブル。

パーティールーム


ワンテーブルとしてはプーチン・マクロン会談並み?(AFPBBより引用) 別の話にはなりますが、専有部のダイニングテーブルもホムパするなら可能な限り大きめが吉ですね。

プーチンのロングテーブル

基本ルール

さて、本題のテイスティングに。本家格付けチェックのワイン部門と同じくルールはシンプル、ブラインドでテイスティングし「高いやつ」を当てることです。イメージとしては、世界の裁判所にある天秤と剣を手にし目隠しをした”Statue of Lady Justice“ですね。

Statue of Lady Justice


ん、左手に天秤、右手に剣を持つ女子…どこかで見たような?


上記公式Xより画像引用:

断頭台のアウラ ©山田鐘人・アベツカサ/小学館


マンクラ(管理クラスタ限定?)大好き、葬送のフリーレンの人気キャラ、断頭台のアウラですね。


基本ルールは前回と同じですが、今回は本家にあわせすべてに「絶対アカン!」を入れることに。

  • ワイン3種類の銘柄は事前に参加者で共有し価格感含め知っている(実際のボトルを見ている)
  • 一人がラッピングで内容をわからなくし、別の一人が内容を知らないまま3種のグラス(A,B,C)に注ぐ
  • 参加者は、色・香り・味を総合的に判断し、値段が高いと思ったグラスを持ち上げ結果発表を待つ
  • 結果発表したらあとは楽しく飲む、を赤→泡→白で3回試行し、1問間違えるごとにひとつ格落ち
  • 絶対アカンを選ぶと2段階格落ち? 決めてないけど2度と呼ばれなそうな雰囲気

ワイン決定の流れ

今回、日程は決まっていたもののワインの話題があまり出ないのでブラインドはやらない?と思っていたら直前に盛り上がり。前回同様DMグループのリアルな発言内容より(ここからすでに心理戦がはじまっていて、これはこれで楽しい)。なお、例によってはるぶーさんのみ実名(実名ではない)。

HY「私はお気に入りの泡を持っていきます」
TR「ムルソーぽいイスラエルワインかなあ〜、気に入って何本か置いてある」
はるぶー「あ、イスラエルワインは、エルアル航空の機内…ビジネス以上…でも出てくる「ヤルデン」だと被るかもな…それっぽいワインとしてはおすすめなゴラン高原産ですが、 イスラエルの選定が他にもあるとは」
TR「それのカツリンのつもりだったので、ほぼ被るけど、敢えて比べる手も」
HY「あとこれも持っていこうと思ってます!モエのグランビンテージ2013 ドンペリと間違える味だそうですw」
HN「実家のセラーの私のワインから、この辺り持っていこうと思うんですけど希望ありますか?」
AK「3のオーパスワンで!ワイン仕入れたのでこのあと持ち込みます ヒント(今広尾をでます)」
HN「広尾がヒントになる?ケンゾーエステート?」
AK「配達完了しました」

rindo

rindo


さすがのHNさん正解! エノテカ広尾本店で購入したケンゾー・エステート rindo(紫鈴)! これはオーパス・ワン(2011)と対決の価値あり。サラッと実家セラーからオーパス・ワン2011出してくるHNさんといいなんなの。

HN「無理に赤・白 両方ブラインドしなくても赤だけでもいいかも? …といっても、赤のオーパスとrindoを飲み分ける自信は全くないですが。 新しいか古いかで判断かな?保存状態が悪くてブラインドにならなかったらごめんなさい!」

そこで私からネタ的に裏で調整していたご提案。

タビー「無理にはやらなくてもいいですが、WCさんお気に入りのムルソーっぽいRULLYを持ち込んでいただき、偽ムルソー対決は面白いのでは?ということに(カツリンと普通ヤルデンはさすがに簡単にわかってしまいそうなので)」
HY「やりたい!あれ以来ムルソー飲んでません、トラウマw」
タビー「なら、トラウマ掘り返すために僕がネタになるムルソー持ってきましょうか?(笑) コストコで買った確か5千円未満でカツリン、RULLYより安いやつ。」
HY「汚名返上不可避」
タビー「前回と同じルールだといちばんお高いやつを選ぶので、「絶対アカン」がまさかの本家ムルソーというネタ的展開。グラス足りるかな?」

結局、赤・泡・白オールブラインド決定。さらに当日のノリ(大事)で現地調達により3種すべてに「絶対アカン」を入れることに。

ウォームアップ

競技なので、いきなり全力出してケガしないよう、ウェルカムドリンク+乾杯でリラックス。

カルドーラ コレッツィオーネ チンクアンタ 2500円前後
ネグロアマーロ 50%、プリミティーヴォ 50%
旨安系、ワイナリー50周年を記念して造られ始めた特別なワイン

フレールジャン・フレール VV26 ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ 2万円前後(楽天では扱いなし)
シャルドネ100%
生産量が少ないRM(レコルタン・マニピュラン)、厳選された古樹から収穫し9年以上熟成

では、ブラインドスタート。

1回戦(赤:カリフォルニアフラッグシップ対決)

舌が鈍る前にいいワインからの鉄則で、いきなりオーパス・ワン 2011 vs rindo 2020からスタート。オーパス2011は他のヴィンテージに比べカベルネの比率が低いとのこと(知らんがな)。

オーパス ワン 2011 参考市場価格7万円前後(バックヴィンテージなので16万円とかも普通にあり)
カベルネ・ソーヴィニヨン71%、メルロー11%、プティ・ヴェルド9%、カベルネ・フラン8%、マルベック1%

紫鈴 rindo 2020 ケンゾー正規価格18,343円(税込み)
カベルネ・ソーヴィニヨン 52%、メルロ 23%、プティ・ヴェルド 12%、マルベック 7%、カベルネ・フラン 6%

そして絶対アカンはイオングループが全力でおすすめの爆安メルロー。これはある程度ワイン飲んでいないと安心できない?

プダ メルロー / アレスティ(PUDA Merlot)イオン価格657.80円(税込み)
絶対アカン:メルロー100%

赤対決


グラス3つはけっこう準備も大変。すでに前過ぎて記憶定かでないけど絶対アカン以外はどちらも素晴らしく、香りのニュアンスでもうこっちだろ!と選択。

結果発表、私と持ち込んだHNさん含め9人中5名正解。さすがにワイン好きが揃っているので絶対アカンはなし。

どちらもカリフォルニアの誰でも知っているワイン、かつアッサンブラージュ(ブレンド)しているボルドースタイル。HNさんによればオーパス・ワンは2011で枯れてピークを過ぎているのでは?とのことながら、これもう好みでしょ。はるぶーさん曰く、「答え聞いてから飲み比べ直してもやっぱり、リンドウの方が美味しく感じたからなぁ。KENZOエステート侮れず」

2回戦(泡:シャンパーニュ対決)

HYさんが持ち込んだシャンパーニュ2本+アスティ。

モエ グラン ヴィンテージ 2013 1万円前後
シャルドネ41%、ピノ・ノワール38%、ムニエ 21%
大手モエ・シャンドンがとりわけブドウの出来が良かった年にのみ醸造

ポワルヴェール ジャック ブリュット 3千円程度
ピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール30%、シャルドネ20%
老舗蔵が古木使用6年熟成、HYさんお気に入りのお得シャンパーニュ

コルドンヴェール カンティ アスティ イオン価格税込み1408円
絶対アカン:モスカート100%

泡対決


写真ではわかりにくいですが、右の2つはシャンパーニュ製法ならではの瓶内二次発酵による細かい泡が特徴的で、さらにアスティは製法上甘さが特徴でもあり、絶対アカンはすぐ特定。

HYさんは飲み慣れているだけに絶対の自信で選び、他方を選んだ私とHNさんはさすがにハズレか…と思っていたらまさかのHYさんが不正解!(前回から3連敗中だったTRさん初正解)。絶対アカンは今回もなし。

HYさんは相当なショックで、何度も「本当に?!」と確認し後日も「いまだに正解していたのでは?と疑うことで耐えています」とのこと。さらに、今回時間があいたため、私も乾杯であけたシャンパーニュ(VV26)と比べた?と勘違いし参加者に確認するレベル。

泡は、冷えていることもあり細かい違いがわかりにくく赤よりさらに難しいですね。シャンパーニュと同じ便内二次発酵のCAVAは、安くよいものが多いので、ちょっといいCAVA出されたらわからなそう。

ここまで2回ですでに連続正解は私とHNさんのみの波乱の展開。HNさんは前回から通算4回連続正解でマンクラ界のGACKT様状態(本家芸能人格付けチェックより引用)。

画像
 

3回戦(白:偽ムルソーを探せ対決)

冒頭に書いたように、前回のムルソー vs シャブリ対決が盛り上がった経緯で次の3種。(もちろんテイスティング時点ではブラインドなのでA/B/C)

A リュリー ラ・マルテル・ブラン 2019 購入時税込み5500円(執筆時エノテカブラックフライデー価格3850円!)
シャルドネ100%

B ゴラン・ハイツ・ワイナリー ヤルデン カツリン・シャルドネ [2019] 最安5720円(このサイトは現在在庫なし)
シャルドネ100%

C ジャフラン ムルソー 2020 (国内はコストコのみ扱い、5000円前後)
絶対アカン(相当):もちろんシャルドネ100%

現在の市況では普通に買うと一番高いムルソーをコストコで仕入れ、ともにムルソーっぽいとされるヤルデン・カツリンと、本家おフランスのRULLYで対決。我々の唯一のルール「お高い」だけだとカツリンが正解、ムルソーは「絶対アカン」になるというパラドックス状態。しかも終了後に価格をよく見たら絶対アカン入れても千円も差がない。

私はカツリンも、自分で提供したコストコムルソーも飲んだことがあるのでB、カツリン提供者のTRさんと、諸事情()でイスラエルには妙に詳しいはるぶーさんはB。その場ではBを正解としましたが、正直これは前回のシャブリ以上に難しかったかと。前回ムルソーを正解したHNさんはきっちり本物のムルソーであるC(でも絶対アカン 笑)を選んでいてむしろさすが。Aのリュリーを持ち込んだWCさんも、ちゃんとAではないCを選び、皆さんワインのお勉強すすんでいますね。

白対決は難易度高すぎであくまでネタということで、もう全員正解で格付け&連勝記録にはノーカンということに。

総合格付け結果

一流マンクラ:
〇〇B タビー(初回ムルソー以外は正解)
〇〇C HNさん(連勝中)
普通マンクラ:
✕〇B TRさん(連敗脱出)
✕〇C WCさん
〇✕C HYさん
〇✕A WDさん、WC妻さん
二流マンクラ:
✕✕B はるぶーさん(初回ムルソー以外3連敗)
✕✕A AKさん

分布を見てわかるとおり、前回同様に悩むよりサイコロ転がすのと変わらないという結果になりました。絶対アカン(白除く)を入れたことで、ドキドキしつつさらに盛り上がりましたね。

そして冒頭に書いたとおり、最後の片づけ楽々でパーティールームを退出。その後、若干のトラブルありましたがホストさん特定につながってしまうので略。

2回目のブラインド企画、新たなネタも出て引き続き盛り上がりました。年1回くらいやりたいですね。

その他のラインナップ

文字数5000超えないよう(結局超えてる)フードは省略していましたが、超大ぶりの大船渡湾「令和の怪物」をはじめこんな感じ(お約束のスタバなう御用達アロマおしぼり)。

令和の怪物


フード群


ワインは9人に対し12本あきましたが、ブラインドで盛り上がり一部残してしまい反省。背景にこちらもマンクラ大好き「推しの子」の「有馬かな」ぬいぐるみ。

フルラインナップ

ワインその1(有馬かなとともに)


ワインその2(12本)

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港区湾岸タワーマンションに在住の計算機技術者(でありたい)。 23区では同エリアしか居住経験がなく、いまも湾岸エリアで評判のMRは見に行っています。 自分の新築リノベーション経験を振り返りつつ、主に湾岸を中心に常に変化し続ける街の情報などを追うことで、次のリノベーションへのヒントを得ようという目論みです。

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