デフレ脳からインフレ脳に切り替えろ!

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@ibuyohesquash

現実は厳しい。#ドラマ #コント #コネクリ延岡 #connectandcreatenobeoka #宮崎 #延岡

♬ オリジナル楽曲 – いぶよへスカッシュ – いぶよへスカッシュ


先日インフレすぎてレジで発狂するお客さんを大げさに表現した劇団のコントがバズっていましたが、最近スーパーに買い出しに行くとこれに近い衝撃を受けませんか?思ってた額の1.4倍から1.6倍が請求されてしまいます。別に贅沢したり高い物買ってるわけではないのに。ラーメン5袋が298円だったのが500円になってたり。しかも値上げをわかりにくくするためなのか税抜きの価格だったり。
値上がったのは日用品だけではありません。リフォームや建築費もそうです。リフォームはコロナ前の2倍に達するんじゃないかという値上がりです。おまけにどこも立て込んでいてなかなか工事に入れない。デフレ時代であれば高い高いとわめいたり、相見積もりかまして安く請け負ってもらうこともできましたが、今それをやると誰も受けてくれませんし、受けてくれない間にさらに値上がりが進んで、結局自分が大損をするだけです。時間がたてばたつほどお金の価値が下がり、物の値段が上がる、それがインフレの時代。時間がたてばたつほどお金の価値が上がり、物の値段が下がるデフレ時代とは根本的に違います。

牛すき鍋膳(吉野家)


外食産業などでもインフレに対応しようとする動きが見られます。今吉野家やマクドナルドに行けば客単価1000円を基準にメニューを作っていることがわかります。牛すき鍋膳、期間限定バーガーセット。牛丼280円とかバリューセット500円では高騰する人件費や原価に対応できない、薄利多売はデフレ時代には最強の戦略でしたがインフレ時代では倒産一直線の施策です。デフレ時代には安さが売りだった店も値段の改定や高価格メニューを出していかないと生き残れない時代になっています。結局材料も人件費も光熱費も何もかも上がっているのですから、値段をいつ上げるかという話であって、前の価格のままやり続ければ赤字を出し続けるボランティアをするのと同じなので、勇気をもって値上げしましょう。それで客が減るかもしれないですが、仕方ありません。どうせ死ぬなら前のめりで死にましょう。僕のところにも税理士、リゾート会員権の管理費、楽待等々から値上げのお知らせが来ています。これは運命なので受け入れざるを得ません。

さて、バブル崩壊以来約30年続いたデフレの時代はもはや終わったと言っていいでしょう。モノの価格は落ち続ける、人件費も材料も安いから薄利多売が正義!発注側が強いから相見積もりや値下げ交渉しないやつはバカ!そういうデフレ時代に最適化した考え方をデフレ脳と呼ぶことにしましょう。ところがデフレ脳はインフレ状況下では陸に出た魚と同じで死ぬだけです。陸地でも活躍できるズゴックはアスラン機だけです。インフレ時代には昼食は1000円を見積り、買わせていただく、発注させていただくという気持ちでやっていくインフレ脳に切り替えないと早晩爆発して死んでしまいます。

1.原価が上がる(円安やコロナのバラマキで)

2.モノの値段が上がる

3.企業の売上・利益が伸びる

4.給与が上がる

5.消費が活発化する

6.モノの値段が上がる
(以下略)

だいたいこんな流れですが今2とか3の段階にあるので、4がくればやっと苦しい状況から抜け出せますね。余談ですが3と4のタイムラグが資本家と労働者の格差をさらに広げる要因でもあります。(経営者は労働者よりも先に恩恵を享受することになります)

こう書くとこの記事のコメント欄に「マンションと関係ないことを書くな」とかいうありがたいご意見をいただけるのですが、マンションと無関係ではありません。
まずは管理の問題です。長期修繕計画を積立金均等化で是正したマンションがありますが。これは見直しを迫られるでしょう。なぜなら大規模修繕実施時の工事費は当初の想定より上がっているので不足分を徴収する必要が出てきます。これからこの額で積立金は上がらないと均等化を導入してきた組合は難しいかじ取りを迫られることになります。定期借地権物件の解体準備金も同じですね。(これはかなり先なので解体時にはインフレでなくなっている可能性もありますが)
マンション購入にしてもインフレの影響は受けます。新築マンションの引き渡しが数年後であれば、同じ1億円でもこのインフレ状況が続けば数年後の1億円は今で言うところの8000万円くらいの価値ということもあるでしょう。しかしながらそのマンションが8000万円でしか売れないかと言うとそうではなくて、インフレが続いている状況だとモノの値段は上がり、労働者の給与も増えているわけですから1億円では到底買えず、さらに高値が付くことになります。数年先の新築マンションの購入は今後の市況がインフレかデフレか、それを考えるだけと思っています。インフレなら値上がり、デフレなら値下がり、それだけです。数年後引渡の新築と現在の中古を比べるのもナンセンスです。インフレ下においては新築は数年後にダンピングした価値で買い、上がった値段で売ることになりますが、中古の場合は今の貨幣価値で買うので前半部分がありません。完全に異なる競技の話です。

ということで、皆様におかれましては一刻も早くデフレ脳を脱却し、インフレ脳に切り替えて、インフレ下での最適な動き方をしてくださるよう望みます。デフレが30年続いたので、前のインフレ時代に現役だった人はほとんど残っていないので、インフレ脳にいち早く切り替えられればトップランナーに躍り出ることも可能ではないでしょうか。

追記:インフレ対応でいくら丼やうに丼で客単価をゴリゴリ上げてきたなか卯はノリノリで勝機を見つけようとしてるなと思いました。

うにいくら丼(なか卯)

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マンションコミュニティの皆々様方、ごきげんよう。不動産業界に身を置くDJあかいと申します。 この度、スムログという多くの人の目に触れる晴れの舞台をいただきましたので、普段のブログと一味違った学びのある記事を発信していきたいと思います。

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DJあかいのマンション総研

3 件のコメント

  • 実需層以上に儲かってる投資家 より:

    ここ変にコネてるだけで根本的には(少なくとも読者や消費者が見ている購入価格と将来価格の観点では)むしろ同じだよね。

    >>数年後引渡の新築と現在の中古を比べるのもナンセンスです。インフレ下においては新築は数年後にダンピングした価値で買い、上がった値段で売ることになりますが、中古の場合は今の貨幣価値で買うので前半部分がありません。完全に異なる競技の話です。

  • 月島スポーツプラザファン より:

    欧米では商業用不動産の不振が伝えられていますが、日本の不動産への影響はどのように考えておられますか?

    HSBC、商業用不動産エクスポージャーを世界的に削減-需要が減退
    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-21/S97FKWDWX2PS00

  • eマンションさん より:

    ???
    全体的によく分からなかったです。

    >>しかしながらそのマンションが8000万円でしか売れないかと言うとそうではなくて、インフレが続いている状況だとモノの値段は上がり、労働者の給与も増えているわけですから1億円では到底買えず、さらに高値が付くことになります。

    →インフレが起こると貨幣価値の減少と物価の上昇で二重にダメージがあるような書き方はミスリードでは?
    上記の例ではインフレが25%ということでしょうから、単にマンション価格が25%上がるというだけです。

    >>数年後引渡の新築と現在の中古を比べるのもナンセンスです。インフレ下においては新築は数年後にダンピングした価値で買い、上がった値段で売ることになりますが、中古の場合は今の貨幣価値で買うので前半部分がありません。完全に異なる競技の話です。
    →買うといっても基本的にはローンで買う方が多いと思いますので貨幣価値うんぬんの差異が出るのはローン初期の1、2年分だけでは?中古も新築同様に価格は上がるはずです。

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