日々マンション価格を確認しておりますが都市部のマンションの値上がりのスピードが早くて驚かされます。
20年不動産業に従事している中で、勿論初めての事態でございます。
今回は『価格上昇に付いていけない!』『物件を取り逃して、今めちゃくちゃ上がってた!』『与信ギリギリまで住宅ローンを組むのは怖い!』という方に、限られた予算で資産性が高いマンションを購入するコツをお届けいたします。
①広めの1LDKをリフォーム前提で狙う
現在の相場は同じ物件の中で、間取りによって異なります。
3LDK>2LDK>1LDK
となっており1LDKと3LDKの坪単価の差が100万円ということもあります。
そこで1LDK70㎡の様な物件を購入しご自身で3LDKに間取り変更するのも良いでしょう。
例えば、
3LDK相場700万円→70㎡ 14800万円
1LDK相場600万円→70㎡ 12700万円
であれば70㎡1LDKを購入しリフォームすれば低い金額で取得することができます。
リフォーム費用の目安は300~800万円程度で、変更に伴って施行される床や天井、クロスの面積によります。
また、
・形によっては洋室が4帖以下と小さくなることもある
・開口部(窓)の位置によって切り方が限られる
・給排水管の配置は変更しづらいのでキッチンの位置は変更できないことが多い
という点にご注意下さい。
②超都心から少し外れた駅のシンボルマンションを狙う
資産性維持の観点において、
・大規模
・駅近
・タワー
という点が重要ですが、各駅のシンボルとなるマンションは相場が崩れにくい傾向があります。
人気の駅は知名度が高い駅であり、人気物件は地域のランドマーク的な物件になります。
例えば、ブリリアタワー東京(錦糸町駅)やプラウドタワー亀戸クロス(亀戸)などです。
ただ、購入時には地域相場より割高になりますので注意が必要です。
③人気駅の隣駅を狙う
人気駅の物件が欲しい、と思ってもなかなか相場が高いという場合、隣の駅を見てみましょう。
豊洲:坪単価目安500万円→辰巳:坪単価目安400万円
清澄白河:坪単価目安500万円→住吉:坪単価目安350万円
田町(芝浦):坪単価目安600万円→品川(港南):坪単価目安500万円
と大きく相場が異なることが多いです。
住吉は半蔵門線と都営新宿線と複数路線で、更に有楽町線延伸の計画もあります。
品川は南北線延伸、リニア新幹線開業、高輪ゲートウェイシティの開業、北品川再開発とニュースだらけです。
まとめ
マンション購入において資産性は非常に重要です。
万が一の時に資金化できたり、ライフステージの変化によって転居しやすくなります。
そのため、お客様のために真剣に物件を探してくれる担当者との出会いで人生が左右されると言えます。
良い担当者に出会い、良い物件に出会えることを心からお祈りしております。
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