差出人: 子育て世代
誰に答えて欲しいですか?
全員, マンションマニア, のらえもん, ふじふじ太, 稲垣ヨシクニ
メッセージ本文:
こんにちは。いつも楽しくブログ拝見させて頂いております。
さて、今回は世帯年収と子供の人数と、マンションの購入予算の関係について質問させてください。
私は現在34歳子供一人、共働き、子供1人(1歳半)、世帯年収約1,800万なのですが
子供がいないDINKs、子ども1~2人、3~4人の世帯において同じ年収世帯の中でどれほど
家にかける予算が変わるかについてアドバイス頂きたいです。
というのも、最近よく新築マンションのMR訪問や中古マンションの内覧に行くのですが
ネットでは同じ年代・世帯年収帯で1.2億のマンションを購入していたり、はたまた7,8千万程度に収めていたり(これでも世間一般としては高いのですが)色々だなと実感しており、
私としても目安として『普通』の基準はどの辺なのだろうと疑問に思う日々です。
私としては、車は持たず、70m2で子供1-2人くらいの暮らしができればと思っているのですが
昨今の新築マンションはどこも高すぎて手が出ず、諦めて中古に行く方がよいのか思案中です。
迷える子羊に何かアドバイス頂けると幸いです。
34歳で、世帯年収1,800万円!すごく立派です!日本全国で考えると上位3%・平均年収が高い東京23区ですら上位15%に入る水準となります。ですから、ペンネーム「子育て世代」さんは普通とは言いづらい水準ですね。分布図は若干わかりづらいのですが、こちらの記事に載っていますので参考にどうぞ。
「半数は年収1000万円超」東京23区で激増した子育て世帯の懐事情 「豊かになった」と歓迎できない理由
東京新聞 2023年12月14日 06時00分
東京23区に住む30歳代子育て世帯の世帯年収が2017年から22年にかけて2割以上も上昇し、半数近くの48.6%が1000万円を超えていることが大和総研の是枝俊悟氏の分析で分かった。世帯年収を順番に並べた真ん中の値を意味する中央値は986万円。待機児童問題の改善などにより、夫婦ともに正社員の共働きが増えたことが背景だとみられる。
これくらい立派な年収の方が「車は持たず、70m2で子供1-2人くらいの暮らしができれば…」と悩みながらスムログにお便りを寄せるというのは、親の資産背景がない夫婦にとっては、生きづらい残念な世の中になってしまったのかもしれません。世を憂いてもしょうがないので、そのうえではっきりいわせていただくと、これが「普通の水準」、というものはありません。
お金というものは、人生でやりたいことを叶える手段でしかありません。
・都心で利便性の高い、シンボリックなタワーに住みたい
・広い家に住みたい、自分の書斎がほしい
・美味しいものを予算を気にせず食べたい
・子どもに色んな体験をさせてあげたい、教育投資もしてあげたい
・子どもは2人、いや3人がいい。全員中学校からは私立に行かせてあげたい
・年1回は海外旅行を楽しみたい
・車が欲しい、子どもを色んなところに連れて行ってあげたい
・世の中を動かす仕事がしたい、年収の高い業界に移ってレベルの高い人達と切磋琢磨したい
話してみるとみなさんそれぞれ、したいことが全く違うのです。
のらえもんですか?「一緒にいて楽しい人と、週に2回、せめて1回くらいは予算をそこまで気にせずに飲みに行きたい」以上にそこまで興味がないです。最近個人的には欲しいものが全くなくなってしまいました。車も、子どもへの教育投資も、地下鉄直結タワマンも、時計も、海外旅行もさほど興味がありません。
最初にマンションの購入を考えたときは、本でも書きましたが「眺望がひらけている部屋を買いたい」というところから始まっています。
さて話を戻すと、子育て世代さんにとって「これからの人生やりたいこと」がまず先で、その後に住宅購入予算やどこに住むかエリアの選定に入るのはいかがでしょうか。
年収◯◯万円なら、このエリアorこのマンション!と機械的に弾くことはできますが、それでは芯を食ったアドバイスにはなりません。
夫900万・妻900万で考えても、50:50の住宅ローンを組むのであれば余裕で1.2億円以上組むことができます。23区都心部の新築は手が届かなくても、他ならギリギリ…手が届く水準でしょう。ただ、予算を上げると周りの年収レベルも上がるので無理をすると、周辺の教育熱心さが煩わしくなったり妬ましくなることもあります。
一度夫婦で話し合ってみるのはいかがでしょうか。
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