マンション相場形成の流れとして、
注目新築物件の供給→周辺相場の上昇
となります。
注目新築検討者の中で抽選に外れた方は周辺物件を検討しますが、
第一期 新築600万円 半径500m中古500万円 半径1km中古400万円
第二期 新築750万円 半径500m中古700万円 半径1km中古500万円
の様に新築を中心に円状に相場が上昇していきます。
第一期の新築の抽選に外れた方は近隣エリアでは第二期のタイミングでは新築が予算オーバーなので半径1km中古500万円を検討することになると言った流れになります。
新築物件までの距離が遠い程上昇までの速度が遅くなるのも特徴的です。
現在、湾岸エリアですと、勝どき(パークタワー勝どき)→豊洲→有明と相場上昇の流れが来ており、次は東雲に来ると予想されます。
この法則に基づいて人気駅の隣駅を購入すれば、
・比較的低い金額で購入可能
・相場上昇による資産性維持が期待できる
と考えられます。
それでは、具体的な人気駅の隣駅を見ていきましょう。
大塚
隣駅は池袋です。
池袋は西口が『池袋西口地区再開発計画』が2020年代後半から2030年代前半に完成を予定しております。
また、東口を中心に大規模タワーマンションが次々分譲され、今後も伸びしろが凄まじいエリアと言えます。
池袋:目安650万円/坪
大塚:目安480万円/坪
と結構大きな開きがあります。
住吉
住吉は豊住線の延伸が予定されており、注目が集まるエリアですが相場が低いのが特徴です。
特に住吉と東陽町の間に『仮称 千石駅』が新設されるので周辺の相場は化ける可能性があります。
隣駅は清澄白河です。
商店街が充実しており、お洒落な街としてインバウンドを含む観光客が非常に多く認知が高い駅となります。
認知度の高さと半蔵門線、大江戸線というアクセスの良さから江東区を代表する人気駅となっております。
清澄白河:目安500万円/坪
住吉 :目安400万円/坪
豊住線開業後は住吉は3路線利用可能となるため交通の便では清澄白河より優位です。
高輪台
隣駅ではありませんが、白金高輪と比較して、まだ低い金額で取引されていると言えます。
高輪台 高台◎ 単線△
白金高輪 平地△ 複線◎
と甲乙付け難く、好みによるエリア優劣と言えます。
白金ザスカイと東急不動産による新築の計画により、白金高輪は麻布十番に準じる価格設定となっております。
白金高輪から南北線の延伸により品川へ直通、高輪台からは大通りの延伸により品川へのアクセスが大幅改善と明るいニュースも両駅あります。
白金高輪:目安900万円/坪
高輪台 :目安750万円/坪
高輪台は高輪ザレジデンスなど、クオリティの高い物件が多いため、近いうちにおそらく相場は近似値になると予想されます。
まとめ
マンション購入が非常に難しい時代になってきました。
皆さんが安全資産を購入できるように今後も研究、考察、発信をして参りますので、これからもスムログの記事を楽しみにされていて下さい。
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