値上がりタイミングの違いを活かした購入戦略

今年に入ってマンションの値上がりには遅効性があります。

昨年まで一律に上昇していたマンション価格が今年に入って築年数が新しい順に値上がりするようになってきました。

2023年 パークタワー勝どき坪750万程度 勝どきザタワー坪480万程度 ザトウキョウタワーズ坪450万程度

現在  パークタワー勝どき坪900万程度(+150万程度) 勝どきザタワー坪600万程度(+120万程度)  ザトウキョウタワーズ坪500万程度(+50万程度)

と相場に乖離が生じてきました。

今回はマンションの値上がりの遅効性を活かした購入戦略についてお話します。

 

マンション毎の値上がり速度の違いについて

 

先ほどお話した勝どきの事例はですが、

パークタワー勝どきへの人気の一極集中が原因と言えます。

2024年に入って、

・豊海タワーマリン&スカイのモデルルームの予約が殺到しサーバーがダウン

グランドシティタワー月島の第二期の相場が大幅上昇

というニュースが立て続けに起こったためより新築に近いパークタワー勝どきの注目度が上がりました。

現に今年に入って当社のお客様でパークタワー勝どきの検討者様が激増しております。

マンション購入は3か月以上と長い検討期間を要するため、2023年にパークタワー勝どきを検討していた方は今年に入り予算オーバーとなります。

必然的に近隣で勝どきザタワーを検討することになります。

 

エリア毎の値上がり速度の違いについて

 

このお話はエリアでも同様となります。

晴海フラッグとパークタワー勝どきによって勝どき周辺の検討者が極端に増えました。

抽選倍率を見れば火を見るより明らかです。

それにより、

2023年は勝どきの値上がりの影響豊洲へ、2024年は豊洲の値上がりの影響が有明へと伝播しました。

有明ではシティタワーズ東京ベイの住友不動産の未入居住居が坪580万程度で販売されるなど、以前の相場では考えられない価格設定となりました。

2024年後半は有明から東雲に移行すると考えられます。

現に東雲ナンバーワン物件、パークタワー東雲は現在坪500万程度まで上昇しております。

 

まとめ

 

新築の販売が開始して徐々に周辺相場が上昇はしますが、先述した通り引渡し以降に相場の大幅上昇が見込まれます。

来年はワールドタワーレジデンス周辺、今後はリビオタワー品川周辺などまだまだ先行で購入しておくと資産性に期待がもてるエリアは多くあります。

現在は成約事例が追い付かずミクロでタイムリーは物件分析が求められます。

是非エリアに本当に詳しいエージェントにご依頼してみて下さい。

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東京都心マンションソムリエ稲垣ヨシクニです。 東京都心部マンションの物件紹介、エリア紹介、購入基礎知識などを発信していきます。 よろしくお願いいたします。

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