マンションは値引きできるの?ー新築マンション編ー

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今回は触れにくい内容『値引き』についてです。

マンマニは新築マンションを4回購入していますが値引き購入をしたのは2回です。それぞれの値引き率と値引き販売の事情についてですが、

定価の3割引き=竣工後も売れ残っており販売に苦戦していた。
定価の0.5割引き=竣工前ではあったがメニュープランが選べなくなっていた。

当然ですが値引きをするには理由があります。売れ行きが良いマンションでは値引きするはずもなく、売れ行きが悪いからといって値引きするとも限りません。もちろんデベロッパーの特性もありますが物件ごとの事情が大きく左右します。値引きをするにあたり考えつく理由としては

・竣工後も大幅に売れ残っておりあきらかに当初の価格設定が間違っていた
・売れ行きは良いが竣工間際に数戸残ってしまい早く完売させたい
・竣工前完売が会社の方針
・営業さんを次の物件のために確保したい
・棟内モデルルームは避けたい
・モデルルームを早くクローズしたい

一例としてはこんな感じでしょうか。残り2、3戸のために1、2ヶ月モデルルームを運営するのであれば数%値引いて完売させた方が効率が良いですからね。

一つ理解してほしいのは

値引き販売は悪ではない

ということです。マンション販売においては金額が大きいだけにエンドユーザーは値引きを嫌いますし、デべ側も基本的にはこっそりとやることが多いですね。しかし値引きは『当たり前』なのではないでしょうか?食品、衣料、雑貨、家具、家電、車・・・世の中のほとんどの商品で値引きは存在します。マンションだって値引き販売があって当たり前なのです。


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値引き前に購入した人の気持ちを考えろ?

ん~わかります。でも定価購入者と値引き購入者では購入したときの条件が違いますよね?定価購入者は部屋も選べ、メニュープラン、カラーなども選べたのではないでしょうか?値引き購入者は少ない部屋から選び、メニュープランなどを選べていません。車だってマイナーチェンジ後はほぼ定価販売でしばらく経つと値引き幅が大きくなります。マンションだって竣工時入居と竣工後入居とでは値段が違っても当然なわけです。

値引き販売のせいで資産価値が下がった!

ご自身が納得して購入したわけですから売主に文句を言うのはどうなのでしょうか?定価で購入した洋服が1年後にアウトレットで3割引きで売られていてあなたは文句を言うのでしょうか?言わないですよね(笑)

マンマニは値引き販売を悪だとは思いません。しかし、読者様に『こんなはずじゃなかった』という思いはさせたくありません。4000万円で購入したマンションが数年後には3000万円の価値に・・・それをわかったうえで購入するのと知らずに購入するのではまったく違いますよね?価格がいくらであろうと納得して購入してそこで幸せになれるのであればそれでいいのですから。

マンマニは定価で購入したマンションが竣工後に売れ残り最大3割引きで販売していた経験があります。しかし、3年後に定価からほぼほぼ下がらずに売却することができました。しかも、なんと!まだ未入居の部屋が販売中のときにです(笑)売主から買えば3割引き、マンマニから買えば中古でほぼ定価。それなのになぜ売却できたのか?それは人気の間取り、列だったからです。マンマニの部屋は最上階、角部屋、百万ドルの夜景(言いすぎ?)と値引き販売の部屋とは大きく違ったからです。

値引き販売になりそうだけどもこのマンションどうしても欲しい・・・そう思ったら人気の間取り、列を選べば資産価値も守りやすいですよ!

次回は値引きの方法について記事にいたします。

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