「Shade Map」というサービスをご存じだろうか。
PCやスマホで、広域な地形レベルはもちろん、街区レベルでの日影シミュレーションが誰でも簡単に行えるサービス。しかも無料。
晴海フラッグを例に使い方をご紹介。
※有料版(年間495ドル)になると、より高品質なデータ処理が行われる。
日影シミュレーション
まずは、動画をご覧ください。冬至(12月21日)における建物の日影が移動する状況がわかる。
日影シミュレーション(晴海フラッグの例) – YouTube
画面下部にあるスライドバーを左右に動かすことで、影のできる時刻を変更することができる。
冬至以外の日も選択することができる。表示されている月日をクリックすると、スライドバーが時刻から月表示に切り替わるので、シミュレーションしたい月日になるようにドラッグすればいいのだ(次図)。
日照時間
画面右下にあるレイヤー・アイコンをクリックすると、選択表示ウィンドウが開くので「太陽の光を浴びる時間」を選択する(次図)。画面下部に表示されている月日をクリックすると、選択表示ウィンドウが開くので、表示させたい月日と時間帯を入力すれば、日照時間の分布図が表示される(次図)。
※冬至の例
年間日照時間
画面右下にあるレイヤー・アイコンをクリックすると、選択表示ウィンドウが開くので「年間日照時間」を選択する(次図)。地図上にピン表示のある地点における「日照時間(h)」「日照エネルギー(km/m2)」の分布図が表示される(次図)。
カーソルを動かすことで、知りたい月日・時刻の数値を表示することができる。
※冬至の例
建物を追加(SKY DUOの例)
ShadeMapにはSKY DUO2棟が描かれていない。そこで、建物を追加する方法を以下に示す。画面右上にある台形のアイコンをクリックすると、マウスポインターが「+」に変わる(次図)。
さらに、建物を追加したい位置に平面形状を描き、Enterを押すと、表示ウィンドウが開くので、建物高さを入力する(次図)。
画面右下の「3D」を押すと、地図上に追加した建物とその影が描かれる(次図)。
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