こんにちは!
ふじふじ太です!
本日は「東雲エリアのマンション最新相場比較」というテーマで、東雲エリアでマンション購入をご検討されている方に向けて、最新相場のキャッチアップをしてもらえればと思います。
昨今のタワーマンションの価格高騰の背景がありますが、東雲エリアについては比較的まだ検討しやすいタワーマンションが多いです。
成約価格と募集価格の差が他の湾岸エリアほど乖離しておらず、海外投資家の波が押し寄せてきている感じでもなく、ある程度広さを確保しつつ湾岸エリアに住みたいファミリー層の方に特におすすめしやすいエリアです。
私事で恐縮ですが、私もはじめてマンションを買ったのは東雲エリアでしたので、非常に思い入れが深い特別なエリアでもあります。
東雲エリアはかつて三菱精鋼の工場跡地だった場所で、2000年頃から東雲キャナルコートを筆頭に再開発が始まった場所です。
24時間営業のイオンをはじめ、閑静で落ち着いた雰囲気や、子育て世代に優しい環境が整っている点も魅力です。
東雲エリアのタワーマンションは、非常に個性が強いという特徴があります。
リゾートがコンセプトのマンション、全室温泉が出るマンション、ミュージック&アートがテーマのマンション、美術館のようなマンション、ドッグランが高層階にあるマンション、本格的なイタリアンレストランがあるマンションなどなど。
東雲エリアの主な価格帯としては、70㎡換算で約8,000万円〜12,000万円程度となります。
相場を見ると、東雲エリアのタワーマンションはざっくり3グループに分かれているように見えます。
70㎡換算で「8,000万円前後のレンジ」、「9,000万円前後のレンジ」、「1億オーバーのレンジ」の3グループです。
詳しくは以下グラフをご覧ください。
※東雲エリアで湾岸マンションアナリティクスの調査対象となっているマンション限定で比較いたします。
※上記グラフは成約価格をお約束するものではなく、あくまで直近の成約事例を元に換算した数値です。
それぞれの特色と価格を知り、ご自身のライフスタイルに合ったマンションを見つけてもらえればと思います!
東雲エリアは資産性低いんですよね?的な質問もよくされるのですが、決してそんなことはありません。
確かに東雲エリア自体では大きな大規模再開発が控えている訳ではありませんが、今後豊洲、有明の発展と共に東雲の価値も引き上げられていくでしょう。
現にすでに歴史が証明しています。
豊洲、有明の価格が上がり、東雲だけが取り残されるということはまず考えにくいです。
周辺の発展に引き上げられる形で価格もじわじわ上昇していく可能性が高いとみております。
また、YouTubeで街ロケ企画で「東雲エリア」を取り上げさせていただき、東雲の街を散策しながらマンション紹介やお店の紹介もしておりますのでぜひご覧ください!
↑↑↑【街ロケ企画】東雲エリアを散策!!話題のタワーマンションを徹底解説!!「前編」
↑↑↑【街ロケ企画】東雲キャナルCODANを散策!!人気のあのお店にも突撃訪問!?
以下からは、各マンションの紹介の簡単な紹介となりますので、ご参考にしてください。
アップルタワー東京キャナルコート(2007年築):7,800万円【坪単価370万円】


全住戸に天然温泉が付いている非常に珍しいタワーマンションです。
ゲストルームや共用部にスパやサウナがあるマンションや、湾岸エリアではないですが熱海などに温泉付きのマンションという企画はちらほらありますが、タワマンで全住戸ひとつひとつから温泉が出る設計になっているのはアップルタワー唯一ではないでしょうか!
※もし他に同じようなマンションがあったらコメントで教えてください。
豆知識ですが、温泉の成分はナトリウムと塩化物強塩温泉とのことで、効能としては、神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復・健康増進・五十肩・慢性皮膚病等に効くそうです。
分譲会社は湾岸エリア唯一のアパグループ!
分譲会社も特徴的ですね。
ホテルならではのホスピタリティの高さから生まれた発想なのでしょう。
分譲ガレージ(分譲駐車場)もあるという点も珍しいですね。
キャナルファーストタワー(2008年築): 7,800万円【坪単価370万円】





丸紅分譲の美術館のようなロビーが特徴のタワーマンションです。
ロビーに入った瞬間の開放感や光の感じがすごく好きです。
1階にはカフェ「BREEZE」があり、居住者の憩いの場となっています。
屋上のスカイデッキに出ることも可能です。
キャナルファーストは駐車場料金が1万円前後で借りられて、かつアップルタワー東京同様に物件価格自体も買いやすい価格である点もGoodです。
タワーマンションですが、良い意味でギラギラ感がなく、非常に落ち着いたファミリー色の強いマンションというイメージです。
※あくまで個人の感想です。
Wコンフォートタワーズ(2004年・2005年): 8000万円【坪単価380万円】

新築時のテーマは「シティ&リゾート」で、広い敷地とリゾート感あふれる雰囲気が特徴的です。
100㎡近いお部屋など特に広い部屋が多く、ファミリー層にも人気が高いです。
元祖東雲タワマンといえば、このダブコンですね!
築年数がそれなりに経過してきたこともあり、安く買って室内を自由にリフォームして住むというのも居住満足度という点ではおすすめです。
築年数の割にランニングコストが安いという点も特徴です。
ジム、パーティールーム、ゴルフレンジ、スカイラウンジなどの共用施設も充実しており、イーストとウエストで共用施設を共有することもできます。
東雲キャナルコート内で最も有楽町線辰巳駅に近く、かつ最も南側に立地しているという点で、立地重視の方にもおすすめしやすいマンションです。
ザ・湾岸タワーレックスガーデン(2012年築): 8,900万円【坪単価420万円】



東雲エリアで唯一の内廊下設計のタワーマンションです。
プロパスト企画ということで、内廊下だけでなく、逆梁りアウトフレーム構造、ダイレクトウインドウ、免震構造と非常に建物への強いこだわりを感じます。
そしてデザイン性も高いです。
東雲駅徒歩3分という好立地も特徴です。
また、月々のランニングコストが他のタワーマンションと比べて安いという特徴もあり、ずばり湾岸エリアのタワーマンションの中で最も安い水準です。
その理由としてはタワーマンションでは珍しく、各階にごみ置き場がないということで管理人の人件費が安く抑えられていることと、目立った共用部がないという理由が挙げられます。
レックス周辺は深川車庫などバス便も充実しているという点もおすすめポイントですね。
ビーコンタワーレジデンス(2009年築): 8,900万円【坪単価420万円】



東雲キャナルコート内でも特に目を惹くブラックを基調とした高級感のある外観デザインが特徴的。
良い意味で湾岸っぽくないというか、まるで都心部にあるようなデザイン性の高さです。
そもそも、ファミリー層向けというよりは高級志向のディンクス向けにデザインされたマンションです。
新築時のコンセプトが「ファッション・ミュージック・アート」で、なんだか感性に響かせるものがあります。
そのデザイン性の高さから、ドラマの撮影にも複数回使用されており、名物であるビーコンカフェにいくと、有名人のサインを拝むことができるそうです。
「生活の遊び場」というコンセプトは今も受け継がれており、共用部を活かしたアートや音楽をテーマにしたイベントが展開されている点も魅力で、住んだら楽しいマンションですね!
最近は成約相場が安定しておらず、高層階では坪単価500万円近くで決まっているものも出てきました。
プラウドシティ東雲キャナルマークス(2020年築):10,100万円【坪単価480万円】



東雲エリアで最も築浅で、野村不動産の高級ブランド「プラウド」を冠するオーバル型マンション!
東雲アドレスですが最寄り駅は豊洲駅ですので、豊洲の利便性と東雲の閑静な住環境を両取りできる欲張りマンションですね!
敷地中央には4,000㎡を超える広大な面積を誇る「オーバルガーデン」も斬新で、1階に集約された多数の共用施設と繋がることで、タワーマンションでは感じにくい一体感と安心感と特別感を感じることができるでしょう。
イオン東雲店が道路を挟んで隣で、豊洲駅から帰る途中にはライフ豊洲店もあり、買い物には困らない立地です。
豊洲駅に徒歩10分という水準は、豊洲6丁目のスカイズ・ベイズとほぼ同じですので、価格差を考えると、まだまだ伸び代があるような気がしてなりません。
プラウドタワー東雲キャナルコート(2012年築):10,600万円【坪単価500万円】



東雲キャナルコート内最後のタワーマンション!
※パークタワー東雲は東雲キャナルコート内ではございません。
1階には2021年に再スタートしたマンション住民専用カフェがあり、マンション内カフェとは思えない本格的なイタリアンの雰囲気と料理のクオリティの高さに定評があります。
マンション内で本格イタリアンが食べられるなんてすごい!
また、個人的にお気に入りなのはジムです。
ダンベルやバーベルなども追加導入し、本格的なフィットネス機器が揃っている点も嬉しいですね。
管理組合さんの積極的な取組みもよく耳にします。
財政健全化はもちろんのこと、マンション内のコミュニティ活動も多く、定期的にイベントが開催されていたり、毎週マルシェが開催されていたりと、居住者満足度を高めるための様々な取り組みが行われております。
最近は募集事例も成約事例も少なく、相場が非常に読みにくくなっております。
一時期はパークタワー東雲とさほど成約単価が大きく変わらない時代もありましたので、パークタワー東雲に引っ張られる形で価格が上昇する可能性が高いです。
直近では高層階の角部屋が坪500万円台後半で申し込みが入ったようです。
パークタワー東雲(2014年築): 11,800万円【坪単価560万円】



東雲エリアナンバーワンマンションといえば、こちらパークタワー東雲です!
何がナンバーワンかというと、成約単価がナンバーワンです。
つまり、東雲エリアで一番高いということです。
平均成約単価は550万円〜600万円程度と、東雲エリアで圧倒的に高い水準です。
なぜそれほどまでに人気が高いのか。
それはパークタワーという安心感、2014年築とまだ築浅でグレード感が高く、共用部のバリエーションも一番で、何より「東雲ナンバーワン」というブランドを勝ち取ったことが大きいように思います。
特徴的な共用施設としては、28階のドッグランですね。
その他にも、お茶室、敷地内の住民専用の公園、スカイラウンジ、バーベキュー場、ミニショップなど、これぞザ・タワーマンション!という豊富な共用施設が揃っております。
また、ノーマルルーフなら駐車場も空いているという点も大きなポイントですね。
上記、湾岸エリア、東雲エリアで物件を探されている方にとってご参考になれば幸いです。
本日は以上となります。
ご講読頂きありがとうございました!
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